北九州市立大学

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法学部

福岡

社会に密着した「法」と「政策」を学び、少人数教育による密接なかかわりの中で社会の変化に対応できる人材を育成

募集人数:253

初年度納入金:81.78~95.88 万円(※その他諸費用14万円程度必要/詳細はお問い合わせください)

※初年度納入金には、教材費など消費税のかかる金額が含まれる場合があります。 前年度実績で記載されている場合、含まれる税率が異なることがありますので、 正確な金額については各学校にご確認ください。

学科・コース名 募集人数
法律学科 177
政策科学科 76

北九州市立大学 法学部の特長

■法律学科

多様な人びとが生活する私たちの社会では、さまざまな問題や利害の対立が発生します。そうした問題解決の頼みの綱となるのが、「ことばの説得力」です。
誰と誰のどのような利害が対立して問題が発生しているのか、社会の現実を冷静に見極めたうえで、論理的なことばのやりとりを積み重ねることでお互いの妥協点を見出し、問題を解決していきます。そのときに重要な「道具」となるのが法(法律)です。法という道具をうまく使いこなすことで、社会で起こっている問題を発見したり、今後起こりそうな問題を予測したりすることができます。このように、法を使って社会問題を解決するための力を、法律学科では身につけることができます。つまり、法とは何か?法の世界における「正しさ」とは?といった基礎理論から、法律や判例の読み方などの実践的能力、憲法、民法、刑法といったさまざまな法分野ごとの体系的・専門的な知識の習得などを通じて、論理的に考える力を徹底的に鍛えることができるのです。
法律学科では、法という道具を使いこなす「問題解決のプロフェッショナル」を育てます。

また、学生の自己決定を尊重した「科目群履修コース制」を採用し、主として卒業後の将来像を想定した3つの履修コースを設けています。
●法曹や裁判所職員などの法律専門職を目指す学生を想定した「総合法務」コース
●公務員を目指す学生を想定した「公共法務」コース
●民間企業への就職を希望する学生を想定した「企業法務」コース
法律学科の学生は、必ず、2年次の受講申告時に履修コースを選択してもらいますが、各年次の受講申告の際にコース変更が可能です。

■政策科学科

政策とは、広くは社会的な集団(国家、自治体、企業など)が抱える問題の、解決のための方針とその具体的手段を言います。政策科学科は、政策を立案し、実行するプロを育てるための学科です。
政策科学科では、まず次のこと学びます。
1.適切な政策とはどのようなものか
2.どのように政策が決定され、実行され、評価されるのか
3.国や地域が抱える政策の課題にはどのようなものがあるのか
そして最終的には、国や地域社会が世界とのかかわりの中で今後発展するために、どのような政策が必要とされるのかを、学生が自分の力で考えられるようになることを目指します。

また、企業などの社会的集団も、その集団が発展するための集団内部の政策を必要としています。ですから、「政策を構想し実行する能力」は、社会のどこに行っても役立ちます。
「政策を構想し実行する能力」を養うために、政策科学科では、まず政治と政策に関する理論をしっかり学び、その上で、現場での調査やフィールドワークを行います。具体的には、政治学、行政学、西洋政治史、福祉国家論、公共政策論、現代政治思想、アジア地域社会論、都市政策論、都市経営学、都市経済論などの科目を勉強します。また、外国語での研究に必要な能力を養う外国語文献研究の授業も用意されています。
政策科学科では、公務員として、会社員として、またその他の職業につく社会人として、十分に活躍するための「理論に強い頭脳と実践的な行動力」を養います。

一般教養から専門教育、さらに関連する社会科学領域まで幅広く網羅

法学部では、カリキュラム編成にあたり、幅広く一般教養を身につけることができるようにするとともに、法律・政策科学の専門教育科目を1年次から漸次受講できるようにしています。さらに、専門教育科目だけでなく、関連する経済学・経営学等の他の社会科学領域についても受講できるようにしています。

少人数教育の重視

法学部の特色は、なんといっても「少人数」教育です。少人数教育により教員と学生が密接にかかわり合い、お互いの信頼感・親近感を生みだすことによって、意欲ある学生は、何時でも、どんな質問でも教員にぶつけることができるという環境が整えられているということです。熱意ある、積極的に自分の目標に向かって努力することができる学生たちが、自分の能力を伸ばすために努力するのに対して、教員も熱意をもって真剣に協力・援助する、また、教員も自分にないものを学生から学ぶ、そういった関係のなかで視野を広げ、社会の変化に対応できる人材を育て、また育てられる。そういう法学部を目指しています。

法曹や公務員、企業、ジャーナリストなど、多彩な進路

1973年の設置以来、北九州市立大学法学部は、多様な人材を社会に輩出しています。法曹(裁判官・検察官・弁護士)や国会・地方議員、国家・地方公務員として、また世界・全国規模の大手企業や地域経済に貢献する中小企業で、先輩たちが活躍しています。
法律学科の学生の進路の特徴は、公務員(特に地方公務員)になる学生が多いことです。その他に、金融、サービス、製造などさまざまな民間企業にもバランスよく就職しています。また、法科大学院へ進学する学生も毎年輩出しています。
政策科学科の学生の進路の特徴は、公務員や、ジャーナリスト、議員など公共的な仕事が多いことがあげられますが、近年では会社員として活躍する学生もとても増えています。

公務員講座

北九大法学部では、公務員を目指す1・2年生を対象に「公務員講座」を開講しています。公務員試験に向けては、膨大な試験範囲を勉強しなければなりません。一般的には、3年生から試験勉強を始めるケースが多いですが、法学部では、1・2年生の早い段階から対策を始めることができます。
公務員講座では、近隣の公務員予備校から講師をお招きし、公務員試験での出題数が特に多い「数的処理」の講義を行います。「数的処理」は、数学的な知識や読解力・判断力を問う科目で、特に文系学生が苦手とする分野です。公務員講座では、このような公務員試験の重要科目の基礎固めをすることができます。その他、受験対策ガイダンスとして、公務員試験全般に関する情報提供も実施しています。

北九州市立大学 法学部の入試情報

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