文学部
岡山
人間の作り出した文化や人間の社会について学び、さらに「人間」についての考察を深めます
初年度納入金：123.76 万円(入学金20万円、授業料、諸経費を含む)
※初年度納入金には、教材費など消費税のかかる金額が含まれる場合があります。 前年度実績で記載されている場合、含まれる税率が異なることがありますので、 正確な金額については各学校にご確認ください。
ノートルダム清心女子大学 文学部の特長
【英語英文学科】英米文学をはじめ英語学など多彩な領域を学び、真の国際教養人を育成
国際共通語である英語を自在に使える技能を修得するとともに、英語圏諸国の文化に対する理解を深め、広い視野をもつ国際教養人の育成を目指します。文法、講読、音声学などの授業は日本人の専任教員が指導し、英語の基礎力の確実な定着を図ります。4技能を養い、英語のコミュニケーション能力を高めるためのActive English, Communicative Englishは、英語圏出身の外国人教員が担当する“日本語禁止”の授業で実践力を身に付けます。3年次進級時には実践性と専門性をさらに高める3履修コース制で、専門科目を通じて全人的教育を行います。
【日本語日本文学科】古代より培われてきた日本文化を探究し、確かな日本語の運用能力を修得
古代から現代までの文学を研究する「日本文学」をはじめ、日本語全般を探究する「日本語学」、書道などの「言語文化」を学び、表現力を高めます。これら3分野の専攻科目から自由に履修することで、幅広い視点を保ちながら専門性を深め、自ら考え表現する力を育みます。個性を活かす表現の場として、小説や児童文学などを創作する「文学創作論」、音声表現番組を制作する「日本語表現法」など楽しみながら自己表現を学べる環境が整っています。2022年度からは分野横断的な科目「総合探究」を開講。学生の興味や関心に対応する学びがさらに拡充されました。
【現代社会学科】社会学と歴史学、地域学を柱に、現代を複眼的かつ批判的に見つめる力を養成
過去から現代に至る幅広い領域をカバーするカリキュラムで社会を考察する力を身に付けます。2024年度からは3コース制となり、3年次以降は3つの履修コース「社会学」「歴史学」「地域学」のいずれかを選択し、少人数制のゼミに所属しながら専門的な研鑽を積んでいきます。社会学コースには「家族社会学」「社会心理学」などのゼミ、歴史学コースには「日本社会史」「アジア社会史」「ヨーロッパ社会史」をはじめ歴史学に隣接する「考古学」のゼミなどが設置されています。地域学コースには「地域社会学」「人文地理学」などのゼミが設置されます。
【現代社会学科】地元生産者と協働し、荒廃茶園の復活プロジェクトに取り組んでいます
現代社会学科では、岡山県高梁市の「百姓のわざ伝承グループ」と協働し、耕作放棄地となっていた茶園の復活プロジェクトに関わって「高梁紅茶」のオリジナル商品プロデュースを進めています。取り組みでは、文献による調査はもちろん積極的なフィールドワークによってデータを収集。現状と課題を肌で感じながら把握することを重視し、自ら考え行動する力や地域の課題を解決する力、さまざまな人とコミュニケーションを図る力を育みます。「高梁紅茶」のプロジェクトの目的は、地域の課題解決。活動の一環として、今後はパッケージデザイン考案やオリジナルのフレーバーティの完成を目指しています。
4年間の学生生活の集大成として、学生一人ひとりが全力で卒業論文に取り組みます
【英語英文学科】英米文学（ヨーロッパ文学を含む）、英語学・言語学、国際コミュニケーションの分野において、3年次終了までに修得した専門分野の基礎的な知識を基にし、各自で実現可能な意義のあるテーマを選択し、設定した課題に向けて自律的研究を発展させていくことを目的としています。
【日本語日本文学科】卒業論文の研究対象となる作品は『源氏物語』などの古典作品から現代の作家の最新作、古語の成り立ちや方言、SNS上の言葉、国語科教育、書道まで多岐にわたります。
【現代社会学科】1年次の基礎科目、2年次以降の専門科目、3年次の演習などの授業を通して、本学科の学生は、総合的・専門的な知識、史資料・データの収集や分析の技能、分析結果を考察し表現する力、調査や研究発表を通して人々と主体的に協働する力を、身に付けていきます。その総仕上げとして取り組むのが卒業論文です。
「好きなことを仕事にするために、考古学を学べる環境を選びました」（山口 莉歩さん）
歴史好きの父の影響もあり、子どもの頃から博物館へ足を運んでいました。謎めいたものへの興味や好奇心、実物を見るからこそ得られる情報や、本物を見て湧き出る感情に魅了され考古学を学びたいと考えるようになりました。考古学は過去の歴史を研究するだけでなく、戦争や自然災害、環境変動など過去の研究を、未来の人類のために活かす学問です。ノートルダム清心女子大学は少人数制で一人ひとりに手厚い学び場。日々の学びに加えて、学園祭の実行委員として多くの人と関わったこと、学芸員の学外実習で訪れた博物館で大規模な展示入れ替えを体験できたことなど、すべての経験が糧となって今の私がいると実感しています。（（公財）愛媛県埋蔵文化財センター勤務／2017年卒）
ノートルダム清心女子大学 文学部の問合せ先
ノートルダム清心女子大学 文学部に関するお問い合わせはこちらへ
〒700-8516 岡山市北区伊福町2-16-9
TEL：086-255-5585