岡山理科大学

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生物地球学部

岡山

地球は巨大な博物館。フィールドワークを重視し、環境や生物多様性などのテーマに取り組む

初年度納入金:153 万円(入学金22万円を含む)

※初年度納入金には、教材費など消費税のかかる金額が含まれる場合があります。 前年度実績で記載されている場合、含まれる税率が異なることがありますので、 正確な金額については各学校にご確認ください。

学科・コース名 募集人数
生物地球学科 120
恐竜学科(仮称)
2025年4月設置予定(構想中)
45

岡山理科大学 生物地球学部の特長

【生物地球学科 植物学コース】フィールドワークを通じ、野生植物などの生態と系統を学ぶ

細胞遺伝学、系統進化学、生態学、植生学など、植物について幅広く学習します。植物の生態や、系統分類の知識を、フィールドワークなどの野外調査から遺伝子解析まで、多彩な手法で修得。果樹園芸学では岡山の特産果樹である桃やブドウについて学び、その生態や特徴を追究します。

【生物地球学科 動物生態学コース】水生動物の生態や歴史、魚類に関する人間の営みを研究

生態学、行動学、系統分類学、生理学、環境動物学などについて広く学習します。研究対象は水生脊椎動物が中心となり、野外調査と室内実験の両面から研究を進めます。魚類やウミガメなどの水生生物について、環境との関係や生態学、行動学などの学習と研究に取り組みます。生きている動物や魚類化石など研究対象もさまざまです。

【生物地球学科 昆虫学コース】昆虫の生態について学ぶ

今、当たり前に生息している様々な昆虫の歴史や生態、環境との関わりや行動、進化などについて研究します。野外調査と室内実験の両面からアプローチ。地球上で最も種数の多い生物である昆虫が、どのようにして多様な環境に適応して生活しているのかを明らかにします。

【生物地球学科 人類考古学コース】理系の分析技術と文系知識を融合。古代の日本人形成を考察

自然環境の変化や、流通などの社会のしくみを地図化して分析する地理学と、旧石器時代から近代の遺跡を発掘して分析する考古学を軸に学習します。古墳時代から奈良時代にかけての渡来人の技術や文化に注目しながら行う日本人形成に関わる考古学的研究、地形・地質調査をもとに、当時のヒトの土地選択や生活様式の研究など、理系技術と文系知識とが融合したカリキュラムです。

【生物地球学科 地球災害学コース】地形地質や自然災害などを分析。自然災害のメカニズムを追究

フィールドワークを中心に、私たちを取り巻く地球環境の現在と過去を研究します。地形・地質のなりたちから洪水や地すべりといった自然災害の社会生活や環境に役立つ知識と技術を身につけます。地球深部についてのさまざまな分野をテーマに、人類に対する自然の脅威も含め、幅広く探究することができます。

【生物地球学科 天文気象学コース】地の利を活かした天体観測、地球科学と環境科学を追求

岡山の夜空は光害も少なく、天体観測に適した環境です。学内に備えた3つの天文台での観測実習に加え、各地の天文台などと協力体制をとって本格的な観測に取り組んでいます。天体物理学や天体力学、天文観測法などの講義と測光観測や分光観測などの観測実習を中心に、天体から地球に到達する光の情報を分析する手法を学びます。また、フィールドワークを中心に地球環境の変化から極地風やヒートアイランドなど生活に関わる気象・気候・洪水などの自然災害に関係する分野を学修。気象学についても知識・技術について身につけます。

【恐竜学科(仮称)】フィールドワークや実地体験を通じて、地質時代の化石や古環境を探究

化石発掘や野外調査などのフィールドワーク、岩石から化石を取り出すクリーニング作業やレプリカの作成などの化石プレパレーション、化石記載などの実地体験を通して研究を進めます。また、恐竜や植物などの本物の化石を観察・分析することが可能。実践的な環境のもと、生物学的な観点から、恐竜など脊椎動物の解剖学やその進化と生態を学び、地学的な観点から、地球の時間軸を重視した環境変遷や地層・化石の形成プロセスを学びます。

【生物地球学科】各分野への興味を育てる1年次から、積み上げ式で専門分野を選択・追究できる

「生物地球概論」や「エコ・ツーリズム技法」などの共通基礎科目を通じ、各分野の概要と基礎知識を修得する1年次。2年次は、興味のある分野の科目を選択して各分野の知識を深く学習し、3年次以降のコース選択へ向けて照準を定めます。地球環境について基礎を広く学び、時間をかけて自分の興味と進路を見極めることができる、積み上げ式のカリキュラムが特徴です。

【恐竜学科(仮称)】古生物学的視点で、生物多様性や地球表層環境の変化についての課題を解決

フィールドワークに基づく地質・古生物学的試料とデータの収集、および生命科学的分析を通した新たな古生物学の体系的な教育を行います。恐竜学と生命科学を融合させたカリキュラムをはじめ、モンゴル科学アカデミーとの連携による恐竜の発掘を体験。恐竜学を修得するため、広範で専門性の高い科目を用意しています。

「地球環境の専門家」として、幅広いフィールドで活躍できる

環境や地域、気象の専門知識を備えたプロフェッショナルとして、分野ごとに企業や自治体などでの活躍が期待されています。【生物地球学科】天文学分野では公共の天文台や、望遠鏡などを開発する光学機器会社、測量業など。植物学分野では、緑化施工業や造園業。地球災害・気象学分野では、環境アセスメントや地質・建設コンサルタントに。昆虫学分野では、農薬会社。地理・考古学分野では埋蔵文化財の調査員のほか、観光・旅行産業への関わりも想定できます。【恐竜学科(仮称)】博物館や資料館、地質コンサルタントなど。また、教員や博物館学芸員など、深い造詣を活かした職業をめざすことも可能です。

岡山理科大学 生物地球学部の入試情報

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