京都外国語大学

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外国語学部

京都

言語を身につけ、文化を知ると、可能性が広がる

募集人数:720

京都外国語大学 外国語学部の特長

外国語学部

国際化と多様化が進み、異なる文化的背景を持つ人々と共生するチカラが、日本のみならず世界中で求められています。外国語学部には、英米、スペイン、フランス、ドイツ、中国、ブラジルポルトガル、イタリア、ロシア語学科の8つの外国語専攻学科と日本語学科があります。外国語専攻の特徴は専攻言語技能の修得、言語圏の文化・社会の知識理解、身につけた技能と知識の応用という順で学びを深めるカリキュラム。日本語学科では日本文化・日本文学・日本語学・日本語教育から日本の魅力を体系的に学ぶことができます。言語の修得だけにとどまらない学びがあなたの将来への可能性を広げ、特に大学生活の後半2年間で全員が履修する「ゼミ」は学生一人ひとりが、その可能性を試す実践的な機会となります。

<第1ステージ>濃厚な専攻言語技能の修得、少人数クラス

教育課程の最初の2年間で、語学教授法を専門とする教授陣による専攻言語技能の修得を目指します。その特徴のひとつは、厳格な学習段階を踏むことです。とくに、初修外国語は「聞く、話す、読む、書く」の4技能に、発音、文法、語彙を加え、初級段階でバランス良く達成したことを確認した上で、中級段階に進むことになります。1週間に5~6コマの必修科目と1~2コマの選択科目により、濃厚な専攻言語技能の修得を目指し、1学期に履修できる最高単位数を設けることで、自分で学修できる時間を十分確保します。また、必修科目のクラスでは、教員1人に対して学生は15~20人。先生やクラスメイトとの距離も近く、アットホームな環境で学修することが可能です。プレゼンテーションやディスカッションによるアウトプットの機会が豊富で、世界中の人たちと共生するために必要な発信力や高度な言語運用能力を、全員参加型、発信型の授業で展開しています。

<第2ステージ>専攻言語圏の文化・風習・社会を「面白く」学ぶ

外国語学部は専攻語の言語技能を向上させるためだけの学部ではありません。その言語圏の文化・風習・社会についての知識を得ることも目的のひとつです。専攻言語を話す人々はどのような国民性を持っているのでしょうか。その背景には、独特の文化、風習、歴史があり、それらの知識を得ることは、異文化間の理解と、異文化摩擦を解消するために必然的なものとなります。また、日本とこれまでどのような交流を持ってきたのかも知ることで、ここで学ぶ一人ひとりが、友好の架け橋を担える人材になります。ここで得た知識と理解は3年次からはじまる「ゼミ」で、さらに深めていきます。

<第3ステージ>学修した技能、知識をどう応用するか

言語と文化を専門的に学べば、あとはそれを何に応用するべきかという段階に入ります。大学生活の後半2年間、全員履修の「ゼミ」では、学生一人ひとりが、その可能性を試す実践的な機会となります。就職先はさまざま。言語教育、社会貢献、ビジネス、サービス、生活環境、公共政策、エンターテインメント……あらゆる分野において日本と世界がつながっており、直接的にも間接的にもその間に入って技能・知識を生かすことができます。ゼミでは、思考力、判断力、行動力が必要で、教員が近距離で学生をサポートし、言語を修得することが最終目標ではなく、その先の応用力を言語を通して身につけます。あなたが社会の入り口に立ったとき、それこそが可能性へのパスポートとなるのです。

「京都・日本」を学べる授業は30科目以上

京都にある外国語大学だからこそ学べる授業が充実。京都で活躍中の各分野の文化人や企業家、知識人から学べる「京都文化論」や京都のフィールドワークで得た知識を応用につなげることができる「京都モノ・コト探究」など、京都の学びを肌で体験することができます。また、京都に関連する科目を30科目以上から選択可能。自身のニーズに合わせて、授業を履修することができます。教室内での学びはもちろん、教室外でもしっかりと京都の学びを深めることができる機会にあふれています。
さらに、京都の神社仏閣や観光地に簡単にアクセスできるため、フィールドワークやボランティア活動のほか、外国人観光客をガイドする学生団体など、京都を舞台にした活動が充実しています。「古都」で「世界」を学ぶ。今と昔が混在する京都で、異文化理解に必要な自己理解、異文化への寛容さという基礎を磨いてみませんか。

専門分野を支える基礎的知識 ―リベラル・アーツ(教養教育)―

幅広いリベラル・アーツ(教養教育)が2学部に跨がって用意され、専門の学びを支えます。人々が多様性を受け入れ共生していくためには何が必要か、現在社会や経済界で何が起こっているのか、何が地域・国家間の摩擦となり解決するべき課題なのか、どのようなアクションが必要なのか、人工知能では解決できない人の気持ちをくみ取ることや創造性豊かな発想力はどのように身につけられるか、専門分野で得た知識・技能・態度を何に応用して世の中に貢献できる人材になるか、そのヒントを与えてくれるものがリベラル・アーツ(教養教育)なのです。

2言語同時学習

英語を基軸にもう一つの外国語を同時に学ぶ「2言語同時学習」は、7言語で開講され、京都外大ならではのマルチリンガル教育です。例えば英語とフランス語の授業では、ハリウッド映画を題材に、英語版とフランス語版の両方から、ことばの比較はもちろん、その背景にある文化の差異まで浮き彫りにします。授業には留学生も参加。ネイティブ・スピーカーならではの意見が聞けるため、日本で習う外国語と実際に使われる外国語との違いも知ることができ、同じ年代の留学生との会話を楽しむこともできます。日本語を客観的に観察することもでき、実際には3言語を同時に学修することで「言語の目覚め」活動となります。このような教育の背景に、言語話者間の仲介者(mediator)となる「平和活動としての言語教育」という理念が存在します。

教員を目指すなら「京都外大」

外国語学部では中学校・高校の教職課程を履修できます。教育現場で実践を積んだ専任教員の教員採用試験対策や教員採用試験を受験した4年次生による指導など、教員を志望する学生を全面的にバックアップしてくれます。また、佛教大学通信教育課程から提供される小学校教諭免許の取得に必要な科目を受講し、卒業時に小学校教諭一種免許状を取得することも可能です。さらに日本語学科では、外国人に日本語を教える日本語教師を目指すこともできます。
近年、日本に在留する外国人児童生徒、海外で幼少期を過ごした日本国籍の児童生徒、外国人労働者や留学生が増えており、世界中で日本語を学びたい人が拡大傾向に。実際に日本語の授業アシスタントやインターンシップなどの経験を積むことができ、卒業後は、日本のみならず世界中の日本語学校や大学、国際交流基金などでグローバルな活躍が期待できます。

最大3年間学費免除の「ダイヤモンドコース」

英米語学科では語学や文化に加えて経営学・経済学やデータ科学といった現代社会に必要な科目群、海外の有名大学への専門留学も必修化した「ダイヤモンドコース」を開設。2年次進級時に選抜される20名が対象となる「ダイヤモンドコース」履修者には最大で3年間の学費が全額免除(条件あり)、留学先大学の授業料免除、留学奨学金50万円を支給。卒業後はグローバル企業や官庁、国際機関への就職、国内外の大学院への進学を目指します。

外国語自律学習支援室NINJA

NINJAでは、外国語によるコミュニケーション能力を楽しみながら身につけることができます。外国人留学生との出会いも豊富で、留学生スタッフと気軽に会話を楽しめるセッションをはじめ、ランチタイムのアクティビティや季節ごとのイベントで気軽に国際交流を体験できます。また、上級生が下級生に勉強のコツを伝授するピア・チューター制度もあり、学生の目線で学習のつまずきを克服する方略を一緒に考えてくれます。その他、語学試験対策プログラムなど、外国語学習に関するイベントも開催。個人の学習に加え、グループ学習に利用できるスペースも設け、一人ひとりの学習をサポートしています。

京都外国語大学 外国語学部の入試情報

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