甲南大学

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経済学部

兵庫

経済・社会問題を的確にとらえ、自らの力で解決策を示すことのできる人材に

募集人数:345

初年度納入金:118.6 万円(入学金25万円を含む)

※初年度納入金には、教材費など消費税のかかる金額が含まれる場合があります。 前年度実績で記載されている場合、含まれる税率が異なることがありますので、 正確な金額については各学校にご確認ください。

学科・コース名 募集人数
経済学科 345

甲南大学 経済学部の特長

学科内容

「経済=お金の流れ」と思われがちですが、経済学はお金のことだけを学ぶ学問ではありません。この社会で生きている人々が幸せかどうかを考え、「どうしたらいっそう幸せになれるのか」を考える学問です。経済学の魅力は、身近な教育や医療の問題から国際貿易、地球温暖化の問題まで、扱う分野がとても広いところにあり、私たちの暮らしに関する幅広い知識を身につけることができます。甲南大学で経済学を学び、人々が幸せに暮らせる社会のあり方を考えてみませんか。

基礎から中級・上級へと段階的に学ぶカリキュラム

経済学部では、経済学の原理と成り立ちからお金の流れ、税・社会保障制度のあり方、雇用社会や医療保険のしくみ、企業間取引の構造、そしてグローバリゼーションの影響など、6つの領域(「理論・情報」、「財政・金融」、「公共経済」、「国際経済」、「産業・企業」、「歴史・思想」)をバランスよく学び、広い視野から経済問題を理解できるようになっています。各領域において基礎科目→中級科目→上級科目の順に高度な内容を学ぶことができ、段階的な学習を促します。また、1年次の「経済入門I・II」や「入門ミクロ経済学」、「入門マクロ経済学」では、中規模教室で行われる講義と1クラス約20名の演習が連動して、1年次の学習をサポートしている点も、特色のひとつです。

主体的に学習する少人数のゼミ活動

経済学部の特色は、少人数の「ゼミ」が多いことです。1年次から、教員と密なコミュニケーションの中でじっくりと学べるよう、1クラス約20名の様々なゼミを提供。論理的な文章を書く力やプレゼンテーション力を養うための「基礎ゼミII」や将来の就職等に必要な知識を身につける「キャリアゼミ」など、基礎力を高めるゼミのほか、より専門的な知識を身につけるための「ゼミI・II・III」があります。バラエティに富んだ教員が、「財政・金融」から「地域」、「情報通信」に至るまで、様々な経済社会問題について、学生とともに調査・研究を行っています。毎年12月には、ゼミ単位でテーマに基づいた研究成果を発表する「インナーゼミナール大会」を開催。働き方改革や年金制度、金融危機、さらにはeスポーツの可能性まで、経済学という学問の幅広さを物語る多様なテーマで発表がおこなわれる、経済学部生にとって最大のイベントです。

2022年度インナーゼミナール大会で発表された研究テーマ(一例)
・人の為に行動すると自分は幸せになるのか
・新型コロナウイルス感染症が宿泊業に及ぼした経済的な影響に関する実証分析
・なぜ人は働かなければならないのか
・日本株式市場の実証分析・バリュー/グロース効果の予測可能性
・児童の教育格差の分析
・外食産業のフードロスを減らすための政策提言
・仮想空間メタバースの実態とは
・エンターテインメント市場で顧客を取り入れるためには

現実の課題解決に取り組むプロジェクト型授業「プロジェクトゼミ」「地域政策ワークショップ」

中級科目の「プロジェクトゼミ」では、甲南大学の卒業生であり、社会の第一線で活躍する経営者から提示される課題に対して、学生が自ら考えた解決策を提案します。授業は、グループワークが中心です。この授業では、教員は、論点を整理したり、考えを深めたりすることを学生に促す役割に徹します。「教えてもらう授業」ではなく、「自分たちで考える授業」です。企業経営者の方々に講師をご担当いただき、2023年度は象印マホービン株式会社代表取締役社長執行役員の市川典男氏(1981年卒)、2022年度はコクヨ株式会社代表取締役社長の黒田英邦氏(1998年卒)、2021年度はサントリーホールディングス株式会社代表取締役副会長の鳥井信吾氏(1975年卒)にテーマを提供いただきました。
上級科目の「地域政策ワークショップA・B」は、地域の将来を担う人材の育成を目指し、2021年度に一新された科目です。行政・企業からのヒアリングによって抽出した地域課題について、中級科目の「地域政策」で学んだ地域経済のメカニズムを土台として、統計データ等を用いてその解決策を検討していきます。

取得できる資格

中学校教諭一種免許状(社会)[国]、高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民)[国]

ダブルディグリープログラム

2020年度入学生より、米国ウイーバー州立大学との間で「ダブルディグリープログラム」を開始(2023年11月現在、経済学部生限定)。1・2年次は甲南大学で学び、3年次の8月からウイーバー州立大学に2年間留学し、所定のプログラムを修了し卒業要件を満たせば、最短4年半で甲南大学の学士(経済学)とウイーバー州立大学のBachelor of Science in International Economicsの両学位を取得できます。

甲南大学経済学会

経済学部の学生と教員からなる評議員が一緒に運営する経済学会。経済学部生がよりよい大学生活を過ごせるよう、新入生歓迎の行事や講演会、インナーゼミナール大会の開催等、さまざまなサポートを行っています。

甲南大学 経済学部の入試情報

甲南大学 経済学部の問合せ先

甲南大学 経済学部に関するお問い合わせはこちらへ

〒658-8501 兵庫県神戸市東灘区岡本8-9-1
078-435-2319

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