医療福祉を専門とする総合大学のパイオニア

1995年、日本初の医療福祉の総合大学として開学しました。2017年、成田キャンパスに医学部を、2018年には東京都港区に東京赤坂キャンパスを開設し、現在、6つのキャンパスに11学部26学科を設置しています。
国際医療福祉大学を卒業した先輩のお仕事
患者様に、安心してお薬を使っていただくことが仕事です

医療法人財団順和会 山王病院勤務
荻原 麻生さん
通常の調剤業務に加え、入院患者様への注射の取り揃えや、退院時には目薬の使い方の指導などを行っています。お薬をお渡しする際、患者様からは「冷蔵庫で保存したほうがいいのか」「点眼時には何滴が目安か」など、さまざまな質問をいただきます。吸引器のような使い方が特殊なお薬について、質問にお答えして患者様から感謝の言葉をいただいた時には嬉しく思いますし、答えられる質問が増えるたびにスキルアップしている実感があります。大使館が多い立地がら、外国人の患者様も多く来院されます。外国人の患者様にお薬をお出しする時には英語で説明・対応しています。
作業療法士というのは社会がどんなに進歩しても必要とされる仕事なんです

亀田総合病院勤務
王淵(おう・えん)さん
病気を発症した直後の患者様を専門的に治療する急性期病院に勤務し2年目になります。急患や救急車で運ばれてきたさまざまな症状の患者様が入院しています。私は現在「脳血管チーム」に所属し、脳梗塞や脳出血などの患者様のリハビリテーションを専門に担当しています。重症な患者様も多く、ベッドで寝ている状態から、座る、歩く、着替えるなどさまざまな日常生活動作の回復をめざして医師や看護師、理学療法士など多くの医療従事者と協力しながらサポートしています。患者様が徐々に回復し、笑顔で退院される姿をみると自分のことのように嬉しいですし、深い達成感を覚えます。そんな時に、作業療法士になって良かったとつくづく感じます。
子どもの頃から縁のある、地元の大切な総合病院の一員として働いています

国際医療福祉大学塩谷病院勤務
田村 桃子さん
病院の事務は、一日のなかでも色々な役割を担います。朝、病院が開いた直後は来院される患者様が多いので受付を手厚く、診察を終えた患者様が多い時間帯には、お待たせすることがないよう会計に集中し、さらに診療報酬の請求までを行います。患者様が受付にいらっしゃる際には、ご自身がどの診療科を受診すればいいのか不明な方も多いですので、患者様の言いたいことをくみ取る姿勢がとても大切になります。以前はわからないことを先輩に聞く立場でしたが、今は後輩からの質問に答える立場となりました。窓口業務をするなかで、元気になられた患者様からお礼の言葉をいただけることがやりがいとなっています。
数年後、数十年後の地域社会を見据えながら、日々の業務を丁寧に積み重ねています

社会福祉法人大田原市社会福祉協議会 地域福祉係勤務
小滝 典さん
昨年度までは、生活に困窮した方々の相談員をしてきました。支援の仕方は状況によってさまざまなのですが、専門機関をご紹介したり、一緒に病院に行ったり、ご自宅に伺って生活環境を整えたり、といったことをしてきました。自分が介入したことで状況が好転し、「あなたに相談してよかった。ありがとう」と言われると、報われた気がします。今年度からは福祉教育の主担当になりましたので、小中学校や高校に出向き、「福祉とはどういうことか」「みんなで支え合っていける地域を作るために」といったテーマで講話をしています。こちらの仕事では、子どもたちの意識がわずかでも変わってくるのを実感すると、喜びを感じますね。
幅広い興味が拓いた仕事への道。一人ひとりに合った健康生活を提案します

国際医療福祉大学熱海病院勤務
中戸川 穂波さん
人間ドックや健康診断の受診者様に結果をお伝えし、生活習慣病の予防にどう取り組むかを一緒に考えるのが私の仕事です。「単身赴任している」「仕事のつき合いで酒の席が多い」など、生活習慣を改善するうえでも受診者様一人ひとり事情は違います。健康診断で一人の受診者様とお話をする時間は長くても10分程度ですが、そのなかでも一人ひとりのお話を丁寧に聞き、それぞれの事情に沿った提案ができるよう心がけています。次回、人間ドックや健康診断にいらした際に、前回より数値が改善していたり、アドバイスを実践していただいたというお話を聞いたりした時にはやりがいを感じます。
一人ひとりの患者様と長い時間をかけてじっくりと信頼関係を築けることが嬉しいです

国際医療福祉大学熱海病院 リハビリテーション部 勤務
鴨狩 裕貴さん
現在は主に、ケガをされたり、手術直後、いわゆる「急性期」の患者様のリハビリテーションを担当しています。血圧を計ることや心電図等を見ることから始まり、「寝返る」「起き上がる」「歩く」など、基本的な動作の回復を促していきます。また、退院後に通院される患者様も担当しています。さまざまな医療職の中でも理学療法士をはじめとするリハビリ専門職は、患者様と関わる時間が長くなることが多いです。信頼関係を築きながら患者様の病気やケガが改善し、身体機能が向上していくことで感謝の言葉をいただけるというのが、この仕事の魅力です。
「視覚」という重要な感覚機能に関わる医療専門職として、充実した毎日を送っています

国際医療福祉大学病院 眼科勤務
佐竹 可子さん
「眼」に関するさまざまな検査や視機能回復の矯正訓練を、医師の指示のもとに専門的に行うのが視能訓練士。1年目の現在は、視力・眼圧検査、OCT(光干渉断層計)を使った眼底検査、白内障の術前検査、さらには、小児外来で斜視や弱視などの検査を主に担当しています。自分の行った検査が患者様の喜びや幸せにつながっていると実感できた時、視能訓練士としての誇りとやりがいを感じます。例えば、白内障の術前検査を担当した患者様が、術後に「よく見える!」と喜んでいる姿を見ると、まるで自分のことのように嬉しくなりますし、「ありがとう」と感謝の言葉をいただけたりすると、この仕事に就いて良かったと思います。
「聞こえ」の面から、人と人を繋ぐお手伝いができるのがこの仕事の魅力です!

埼玉医科大学病院・耳鼻咽喉科勤務
高山 渥也さん
1年目の現在は「聞こえ」に関するさまざまな検査と人工内耳や補聴器の調整を主に行っています。言葉や音を聞く機能に障害を持った方々が少しでも円滑に社会生活を送れるよう、コミュニケーションそのものについても深く考える日々です。とくに人工内耳を希望される患者様には、手術前の検査から手術後のリハビリや調整に至るまで長期にわたって関わっていくことになります。埋め込んだ人工内耳に音を入れることを「音入れ」というのですが、その瞬間に患者様の表情がはっきり変わるんです。感動して涙を流される方もいらっしゃいます。そんな現場に立ち会っている時に、この仕事に就いた喜びとやりがいをひしひしと実感します。
生涯にわたって成長できる仕事。お手本になる先輩に囲まれて充実しています!

聖マリアンナ医科大学病院勤務
真中 佑美さん
聖マリアンナ医科大学病院の画像センターには8つの部署があり、診療放射線技師は入職して1年間の研修期間を経て、半年ごとに部署を移動し、8年ほどかけてすべての部署をローテーションします。私は現在、血管撮影室にいます。血管撮影室は、血管造影を中心にさまざまな部位のIVR、心臓カテーテル検査、ペースメーカー埋め込み、非血管系IVR、腫瘍血管の塞栓術・化学療法、血管形成術、ステント留置、リザーバー留置などの各種治療手技を実施する部署です。医師をはじめさまざまな職種の方との協働が多い職場で、医師と対等な立場で話している先輩方の姿勢を見ると、私もより深い専門知識を身につけなくてはと日々励んでいます。
利用者様一人ひとりのことを何年もかけて理解していく、奥深い仕事です

社会福祉法人邦友会 特別養護老人ホーム/障害者支援施設 新宿けやき園勤務
手塚 望希さん
新宿けやき園では高齢者の方、障害のある方をそれぞれ支援しています。私は現在、障害のある方の生活支援を担当しています。トイレ、お風呂や食事のサポート、ご入居されている方には就寝の準備など、生活のさまざまな場面での支援が業務になりますが、そのすべてに共通して大切なことは、利用者様と「人として関わっていく」ことです。「昨日のテレビ、見た?」のような会話で和んでいただくにも、利用者様の興味のあることや性格、表情などを時間をかけて知っていくことが大切です。また長く接するうちに、身体の微細な変化に気がつくようにもなります。一人の利用者様を理解するのに何年もかかる、奥の深い仕事だと実感しています。
国際医療福祉大学の卒業後の進路データ(2019年3月卒業生実績)
卒業者数: 1,429名
就職希望者数: 1,350名
就職者数: 1,350名
就職率: 100%(就職者数/就職希望者数)
国際医療福祉大学の就職実績(2019年3月卒業生実績)
医療・福祉業界
国際医療福祉大学病院、国際医療福祉大学塩谷病院、国際医療福祉大学市川病院、国際医療福祉大学三田病院、国際医療福祉大学熱海病院、山王病院、高木病院、福岡山王病院、柳川リハビリテーション病院、国立がん研究センター中央病院、東京医科大学病院、 ほか
公務員業界
岩手県庁、福島県庁、茨城県庁、栃木県庁、大田原市役所、那須塩原市役所、宇都宮市役所、上三川町役場、宇都宮市社会福祉協議会 ほか
商社・小売業界
株式会社ツムラ、株式会社カワチ薬品、ウエルシア薬局株式会社、株式会社ツルハ、日本調剤株式会社、株式会社スギ薬局 ほか
金融業界
大田原信用金庫 ほか
国際医療福祉大学の資格取得
万全のサポート体制が生む、全国トップクラスの国家試験合格率
2019年3月卒業生の国家試験結果は、次の資格で合格率100%を達成しました。保健師(小田原保健医療学部・合格者数25人、福岡看護学部・合格者数19人)、理学療法士(小田原保健医療学部・合格者数49人)、作業療法士(福岡保健医療学部・合格者数43人)、視能訓練士(保健医療学部・合格者数43人)、介護福祉士(医療福祉学部・合格者数16人)。また、薬剤師の国家試験合格率は97.3%(薬学部・合格者数146人)で、全国2位(受験者数100人以上の大学)になりました。本学では、チューター制の導入や特別講義、模擬試験をはじめ、勉強法のアドバイスから個別指導までを徹底的に行い、万全のサポート体制で国家試験全員合格をめざします。
主な目標資格
医師〈国〉、看護師〈国〉、保健師〈国〉、理学療法士〈国〉、作業療法士〈国〉、言語聴覚士〈国〉、視能訓練士〈国〉、診療放射線技師〈国〉、薬剤師〈国〉、臨床検査技師〈国〉、社会福祉士〈国〉、精神保健福祉士〈国〉、介護福祉士〈国〉、公認心理師〈国〉、診療情報管理士
国際医療福祉大学の就職支援
学生一人ひとりが満足のいく就職ができるよう、「キャリア支援センター」を中心にバックアップ
本学は、就職支援およびキャリア支援を行う「キャリア支援センター」を設置しています。求人情報の提供や就職ガイダンスの実施などをはじめ、在学生および卒業生に対するキャリア支援プログラムの開発・提供を行っています。在学中はもちろん、卒業後も継続してさまざまなキャリア支援を受けることができます。現在、卒業生数は約25,000人にのぼり、医療福祉の現場などで活躍しています。毎年、全国から求人が寄せられますが、これは本学卒業生に対する信頼の証ともいえるでしょう。これらにより、就職率は毎年、全学部・学科で100%を実現しています。 *2019年3月卒業生実績:就職者数・就職希望者数とも1,350人
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