神戸薬科大学

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薬学部

兵庫

「医療人に相応しい人格」と「薬学の知識」を備え、「研究マインド」で高い志を持つ薬剤師を養成します。

初年度納入金:223.1 万円(入学金、授業料、その他諸経費を含む)

※初年度納入金には、教材費など消費税のかかる金額が含まれる場合があります。 前年度実績で記載されている場合、含まれる税率が異なることがありますので、 正確な金額については各学校にご確認ください。

学科・コース名 募集人数
薬学科 280

神戸薬科大学 薬学部の特長

「問題解決能力」と「研究マインド」を育む、6年間のカリキュラム

薬剤師や研究者といった、さまざまな「薬のプロフェッショナル」を育てるため、医療・薬学への導入から始まり、臨床での長期実習や卒業研究など、6年間をかけ段階的に学べるカリキュラムを構築しています。

〇アクティブ・ラボ(1年~3年)
低学年時から研究室に所属して、研究活動を経験することのできる「アクティブ・ラボ」。興味がある分野や将来の進路に合わせて研究分野や研究室を選択し、研究や実験の手伝いや、与えられたテーマを元に実際に研究に取り組みます。例年、多くの学生が参加を希望し、人気の研究室は定員を超えることも。早期に研究を体験することで、授業へのモチベーションに繋がると、学生からも好評です。

〇初期体験臨床実習(1年)
神戸大学医学部と連携し、医師や看護師、理学療法士などを目指す学生と合同で行う実習です。専攻の異なる学生の混成チームを編成し、医療の現場を訪問・見学します。医師や薬剤師、看護師など、さまざまな医療人と接しながら、混成チームの一員として意見を交わすことで「チーム医療」としての考え方を学び、薬学への興味や理解を深める、本学ならではの取り組みです。

〇アイソトープ演習(3年~4年)
医学、薬学、食品など、あらゆる分野で放射線、あるいは放射線を出す物質を利用した研究が行われています。放射性同位元素あるいは放射線発生装置を施設で使用するには、放射線取扱主任者の選任が必要です。「アイソトープ演習」は、放射線の種類や基本的メカニズムを理解し、物質にどのような影響をあたえるかなどを学ぶことで、「放射線取扱主任者(国)」の資格取得を目指せる選択性のカリキュラムです。将来研究職を目指す学生や、進路の幅を広げたい学生が多く受講しています。

〇総合薬学講座(6年)
6年次の「総合薬学講座」では 6年間学習した内容を総復習し薬剤師国家試験に向けて学習に取り組みます。前期には、薬剤師国家試験に関連する主要領域を総合的に復習。模擬試験や「夏季強化セミナー」「国家試験対策直前セミナー」を開講。学生一人ひとりが、自分自身の勉学の進捗状況を確認しながら学ぶことができ、成績に伸び悩む学生や、不安を抱える学生の補講、個別面談などのケアを行う体制も整えています。後期の「総合薬学講座」では、近年の出題傾向にある、領域間を関連づけた思考力を問われる問題などに取り組み、合格後を見据えた実践的な問題解決能力を修得します。

〇VR機器を用いた3D解剖体験
大型モニターやVRゴーグルを用いて解剖学の視覚的な理解の向上に向けた取り組みとして、2022年度より試験運用を開始。2024年度より実習や研究に利用する計画です。

神研プロジェクトを中心に展開する、研究マインドを育成するための取り組み

〇神研プロジェクト
2022年4月に創立90周年を迎えた本学では「神研プロジェクト」を掲げ、より高度な研究マインドを持った薬剤師の育成に力を入れています。本学の伝統である研究ベースの教育を発展させ、魅力的なカリキュラムを次々と展開。研究を通じ、学生の「考える力」を育むことで、複雑な要因が絡まり合う臨床や創薬の現場で自ら能動的に考え行動できる薬剤師を育成しています。

〇神戸大学との取り組み
神戸大学・神戸大学医学部附属病院と連携を図り、チーム医療実践に向けた最適な学びの環境を整備すると共に、創薬・育薬を担う医療人の育成を目指しています。
2019年度から、神戸大学大学院医学研究科との共同研究がスタート。「ストレス・うつ病の病態における脳内の糖鎖とエピゲノム制御の役割」「肝炎ウイルスの増殖を抑制する新規化合物の合成と活性評価に関する研究」といった、創造性、先進性のある研究が進められています。

【PICK UP】
2022年の「科学研究費採択率」は、薬系単科大学の中で全国1位※となりました。発展的な研究を通じて薬学に貢献することで、研究に必要な費用を国から獲得し日本トップクラスの研究環境を整えています。
※出典元:文部科学省

〇卒業研究
本学では、学生全員が研究室に所属し、4年次から6年次までの3年間研究を行い23単位を取得します。集中的に卒業研究に取り組み、研究室の教員がマンツーマン的に指導することで、研究活動に必要となる論文からの知識の習得方法や、課題への具体的な取り組み方や実験方法などを学び、思考力や問題発見力、問題解決力を伸ばします。また、卒業研究の内容を学会形式で全員が発表することで、論文作成やプレゼンテーション能力、研究を最後まで成し遂げるための研究マインドを醸成します。

【PICK UP】
研究内容を外部へと発表する機会も多く、2023年は8名の学生が外部の研究機関などから表彰されています。

講義や補講、模擬試験、講習などを実施、卒業後にも生かせる「知識」と「技能」を見据えた学び

本学の国家試験対策は、入学時からスタートする積み上げ式が特徴です。研究などで培うことのできる「考える力」、一つ一つの分野の知識を着実に修得し発展させることで「役立つ知識」を身に付けていきます。
1~3年次には薬学の基礎知識を着実に修得し、4年次から本格的な実習が始まります。5年次には長期実務実習(病院・薬局実習)を経験します。実習で経験する発展的な内容こそが、国家試験に多く出題されていることを意識し、知識と技能の両面から学んでいきます。
「総合薬学講座」では、6年間学習した内容を総復習し薬剤師国家試験に向けて学習に取り組みます。一人ひとりの学習進捗を把握しながら、講義や補講、模擬試験、講習などを行い、一人ひとりの学習を手厚くサポートし、合格へと導きます。

【PICK UP】
薬剤師国家試験新卒合格率は毎年、高いレベルを保っています。(※2023年度薬剤師国家試験 新卒受験者数264名   合格者数226名   合格率85.6%)

【POINT】
「総合教育研究センター」では、学生の学びを献身的にサポートしています。専門科目の科目担当教員が実施する少人数制の補講や、上級生が下級生を指導する相互学習制度、デジタル教材の活用などを通じて、勉学に対する目的意識を高め、勉学意欲の向上を図ります。

石畳の広がる街並が魅力的な岡本のキャンパス。神戸ならではのアクセスの良さも魅力です

キャンパスのある岡本は、石畳が敷かれた路地が広がり、オシャレなカフェやランチが楽しめる人気のスポットです。学生の街としても栄えており、通学や下宿にも安心です。
本学へは、阪急神戸線で大阪梅田から岡本駅までは20分。滋賀や京都からも乗り換えなしで通えるのも魅力です。最寄り駅である阪急岡本駅・ JR 神戸線(甲南山手もしくは摂津本山)から、本学までは徒歩で15分ほど。
そして、豊かな自然に囲まれた緑溢れるキャンパスでは、最新の設備を備えた各種実験室をはじめ、模擬薬局や調剤室などを備えた「総合教育研究センター」や、研究に利用するだけでなく、草木を通じて四季が楽しめる「薬用植物園」などの設備が充実しています。

神戸薬科大学 薬学部の問合せ先

神戸薬科大学 薬学部に関するお問い合わせはこちらへ

入試部入試課
〒658-8558 兵庫県神戸市東灘区本山北町4-19-1
TEL:078-441-7691(入試課直通)

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