同志社女子大学

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薬学部

京都

臨床能力・研究能力・医療倫理観を備えた薬剤師、医薬品開発研究者に

初年度納入金:225.7 万円

※初年度納入金には、教材費など消費税のかかる金額が含まれる場合があります。 前年度実績で記載されている場合、含まれる税率が異なることがありますので、 正確な金額については各学校にご確認ください。

学科・コース名 募集人数
医療薬学科 125

同志社女子大学 薬学部の特長

臨床薬学と実務実習

臨床薬学教育や実務実習を充実させ、基礎薬学と臨床薬学のバランスのとれたカリキュラムを展開します。また、薬剤師には「化合物」としての医薬品の理解とともに「人」への深い理解が必要と考え、学部を越えた学びを用意。他学部の約600科目が受講可能で、他学部学生や教員との交流を通して、幅広い知識と豊かな人間性を育みます。

【臨床系-薬物動態学研究室】薬が効く過程にある、ブラックボックスを解明

飲むと熱や咳が収まったり、よく眠れたり。薬が「効いた」という結果は明らかでも、「どう効いているのか」という過程は目に見えないもの。薬がどう吸収され、体のどの部位に働きかけ、排出されるのか。これらの仕組みを明らかにする研究は、「薬物動態学」と呼ばれ、医療の発展に大きな影響を与えています。薬物動態学研究室では、動物実験などを通して、薬の効き方を日々分析。得られたデータは、薬による副作用を抑えたり、より素早く効く薬や特定の臓器にだけ効く薬を開発することに役立てられます。担当の喜里山准教授が指導に当たって大切にするのは「学生との対話」です。実験がうまくいかなかったのはなぜなのか、どう改善するべきか。そういった道筋を「一歩探ること」で、学生の考え抜く力を伸ばします。

【臨床系-臨床薬剤学研究室】患者さん一人ひとりに合った薬物投与法を提供

研究開発の段階で有効性や安全性が確認された薬であっても、実際に市販され、患者さんに使ってみると、思わぬ副作用が現れたり、十分に効かなかったりすることが少なくありません。臨床薬剤学研究室では、個々の患者さんにとって投与薬剤が適切な用法用量であるかを評価する臨床研究を展開しています。研究室に配属された学生は、全国各地の医療機関から送られてくる患者さんの血液や組織検体の薬物濃度を解析。その結果を臨床現場の医師に向けて、フィードバックする研究に携わります。自分が取り扱う検体や解析するデータの向こう側には、患者さんの存在や命がある。こういった意識を常に持つことで、薬剤師としてのマインドを培っていきます。

【化学系-創薬有機化学研究室】何度でも化学に挑み、新たな分子を創造

世界中のあらゆる物質は、分子でできており、その分子はさらに小さな原子で構成されています。あらゆる化学反応を駆使して、原子同士を結合させることで、新たな医薬品の素材となるような分子を生み出す。これが創薬有機化学研究室の目標です。研究室では「原子を結同して何をつくるか」「原子をどう結合させるか」という2大テーマで研究を進めており、学生はテーマごとにチームに分かれ、化学的難題に挑みます。研究を進めるためには、実験が必須。しかし極小の対象物を扱うため、計画通りに作業が進まないことも頻繁にあります。そんなとき学生を指導する山本准教授は、安易に答えを提示することは避けるのだとか。トライ&エラーを繰り返す中で、学生たちは自分自身で壁を超えていく問題解決能力と、高度な実験手技を身につけます。

【生物系-生化学研究室】細胞レベルの分析で、生命の根幹を紐解く

人間や動物など、ほとんどの生物は、体内の酸性・アルカリ性のバランスをとることで、生命活動を行っています。生化学研究室がテーマとして掲げるのは、細胞の中にある「酸性オルガネラ」について。生物の体は何兆個にも及ぶ細胞でできており、その細胞一つひとつが正常に活動することで健康な体が維持されています。つまり裏を返すと、細胞の働きに異常をきたせば、さまざまな病気が誘発されるのです。生物が生きていくために必要な「細胞の正常な活動」。これを支える器官のひとつが、酸性オルガネラです。酸性オルガネラの機能を明らかにして、さまざまな疾病の治療・予防薬の基礎となるデータを得ることが、研究室の目標。学生たちは遺伝子組換マウスを使った実験や、分子レベルの高度な解析を通じて、生命活動の根幹にあるメカニズムを紐解きます。

受験資格が得られるもの

薬剤師<国>

国家試験サポート

薬剤師国家試験の合格をめざして、国家試験対策室に専門の指導員を配置。年間を通して国家試験対策を実施しています。全科目・全範囲の重要なポイントを解説、あらゆる質問や相談に対応しています。
薬剤師国家試験対策講座では、出題が予想される内容を簡潔にまとめ、ポイントをおさえた効率の良い勉強法を指導しています。第108回(2023年2月実施)薬剤師国家試験では、本学科新卒および既卒の150人が受験し、112人が合格、合格率は74.67%でした。現在では、本学科全卒業生1,642人のうち、95.6%にあたる1,570人が薬剤師免許を取得して社会で活躍しています。

憩水館

地上6階・地下1階、全7フロアの薬学部実験実習棟「憩水館」。高度な専門知識・技術を修得するための最新設備はもちろん、実践的かつ最先端の研究に必要な機器が備わっています。たとえば、1階には模擬薬局、2~4階の各フロアには研究室や実習室を備え、5・6階には共同機器室や模擬病室を設置。また、キャンパス内に、薬用植物園もあります。

同志社女子大学 薬学部の問合せ先

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〒610-0395 京都府京田辺市興戸
0774-65-8712

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