法学部

東京

法学的素養・思考力を身につけ、社会で活躍する力を備えた人材を育成する

募集人数:340

学科・コース名 募集人数
法学科 340

立正大学 法学部の特長

法学科

法学部の学修では、単にリーガルナレッジ(法律の知識)だけでなく、それを正しく使うための論理性や客観性にもとづいた思考力・判断力を養います。このことを「リーガルマインド」といいます。
たとえば、「人権」について法律でどのように定義されているかを知識として学ぶだけでは、目の前で実際に誰かの(またはあなた自身の)人権が侵害されていても対応することができません。また、誰かの「人権」と他の誰かの「人権」がぶつかるような場面では、どちらの「人権」をどこまで優先させるべきか、最適な選択が必要になります。それぞれの立場に寄り添い、確かな知識と公平公正な思考力でよりよい解決策を導き判断する力は、どの分野のどのような仕事でも必ず求められます。
立正大学法学部では、いま社会で求められるこのような能力、すなわち課題を発見し、大学で得た学びを基礎に問題を適切に判断し、周囲を納得させながら自らの考えを表現できるリーガルマインドの涵養を目指します。

ステップアップ方式の法学学修

1年次には基本的な法律科目や多彩な教養・語学科目を学びます。2年次以降には、1年次の成果をふまえて、より専門的・発展的な法律科目を学びます。特に法律科目の授業は、初学者が無理なく学修を進められるように、入門講義で基礎的な理解を固め、専門講義で知識・理解を深めた後、演習・応用講義では学修した知識を用いて、実際に事例問題を解いたり、学生同士や教員とのディスカッションを重ねることで、社会で活躍するために有用な法的な実践力・応用力を身につけられるようなカリキュラムになっています。

丁寧な指導のための少人数教育・ゼミナール教育

学生ひとりひとりの学修サポートに配慮するため、少人数教育を実践しています。1年次に全員が履修する「基礎ゼミナール」では、1クラス約20名のクラスに分かれ、法学部での学修に必須のアカデミックスキル、例えば法律科目で求められるレポートの書き方やプレゼンテーションの技術、ディスカッションの作法などを学びます。さらに2年次からは、専門的な知識を深める「ゼミナール」が始まります。1つのゼミナールには約10~15名程度の学生が所属し、それぞれの研究分野の第一線で活躍する教員のもと、研究発表や学生同士・教員とのディスカッションを通じて、コミュニケーション能力と実践的な法律知識を深めます。

現場を知るフィールドワーク・実務演習

希望者を対象とする公的機関・民間企業等での現場体験(フィールドワーク)や、現役の実務家が講師を担当する実務演習では、座学の講義で身につけた法律知識が、社会で実際にどのように活用されているかをリアルに感じることができます。このような経験を通じて、卒業後の進路を考えるきっかけにしている学生も少なくありません。

将来の進路を見据えた3つのコース

2年次からは、将来の希望進路に沿った3つのコースに分かれます。各コースの特色に応じて必ず修得すべき科目が設定されていますが、いずれのコースに所属しても、法学部で開講されるほぼ全ての科目を履修することができますので、コースを選択した後に希望進路を変更しても柔軟に対応できるカリキュラムになっています。
●社会公共コース
国や地方自治体の運営において必要とされる法律知識を修得し、それを応用して公的なフィールドで活躍することを目標とする学生に向けたコースです。国家公務員、地方公務員、警察官、消防官などの公務員や、行政書士や税理士などの士業を志す学生に最適なコースです。また、このコースでは、中学校・高校の教員や NPO などの団体職員として必要となる知識も効率的に修得することができます。
●ビジネス法コース
契約、財産、会社や労働問題など、市民生活を営む上で不可欠な法的知識を修得し、それを応用して民間フィールドで活躍することを目標とする学生に向けたコースです。民間企業に就職することだけでなく、あるいは自ら事業経営を起ち上げることを志す学生に最適です。また、司法書士や社会保険労務士など、企業活動に関わる法律専門家に必要となる知識も効率的に修得することができます。
●特修コース
立正大学法学部の強みとする「教員と学生、学生と学生の距離の近さ」を最大限生かした、少人数・双方向のスタイルで実施される講義が集中しているコースです。特定の進路を意識したコースというよりは、その授業形式を特徴とするコースです。教員や学生同士のディスカッションなどを通し、多様な価値観やバランス感覚を修得できます。

法学に関する専門知識や各種資格を活かせる進路が望める

法律の知識を活かすフィールドは無限大です。法学部では、公務員、民間企業の各分野、教員、あるいは法律専門家への進路が望めます。
具体的には、公務員としては国家公務員(国税専門官、財務専門官、法務教官なども含む)、地方公務員(都道府県庁、市町村役所など)、裁判所事務官、家庭裁判所事務官、検察事務官などがあります。
民間企業では、金融、不動産、製造、流通、販売など、あらゆる分野が望めます。
法律専門家としては、卒業後に法科大学院へ進学することのほか、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士として活躍することが望めます。

各種資格試験の合格に不可欠な法的知識や中学校・高等学校の教員免許が得られる

多くの国家試験や公務員試験には法律に関する問題が出題されます。法学の知識や勉強方法は、これらの資格試験等に合格する上でも役立ちます。また、教職課程を履修することで、中学校の社会科教諭や高等学校の地歴・公民科教諭の免許を取得することもできます。

課外講座

難関国家試験や公務員試験の合格に向けて、資格試験予備校の講師をキャンパスに招き、予備校と同じ教材・クオリティの対策講座を開講しています。立正大学法学部専用の授業内容のため、法学部の正課講義を踏まえて効率よく学ぶことができます。
※予備校での通常受講料より大幅に低価格で受講可能です。

取得できる資格

中学校教諭一種免許状(社会)〈国〉
高等学校教諭一種免許状(地歴公民)〈国〉
司書、司書教諭〈国〉
学芸員〈国〉
社会福祉主事任用資格、社会教育主事任用資格

キャリアサポートセンター

2023年度から在学生の就職活動をサポートする新たな取り組みが始まります。
●就職活動時により実践的に活用しやすい学びを目指す「課題解決型インターンシップ」

このほか企業の担当者による「業界研究会」、就職活動に有利とされている各種資格の対策講座「スキル開発講座」なども充実しています。また本学には専門のキャリアカウンセラーが常駐しており、進路や就職について対面・オンラインいずれでも相談することが可能です。

品川キャンパスで学ぶ法学部の4年間

法学部法学科では、2018年度より学生を主体としたアクティブラーニングを取り入れた学びを提供しています。座学中心の法学学修だけでなく、インターンシップ・校外での実習を通じて“生きている法学”に触れながら、法学分野の専門知識と法的思考力を身につけた「モラリスト×エキスパート」を養成することを教育目標としています。
カリキュラムなどの教育体制はもちろん、学生と教員のアットホームな環境も強みのひとつです。学生が自由に法学部教員に相談できる「オフィスアワー」以外でも、学生と教員がキャンパス内で談笑している風景がよく見かけられますが、“ちょっとした不安や悩み”を共有でき、それに向き合う教員の存在が、学生の励みやモチベーション維持につながっています。
また、法学部がある品川キャンパスは、副都心として発展する大崎と、活気ある商業地区の五反田の両駅から徒歩5分という立地の都心型キャンパスです。多彩で幅広いカルチャーの中心地で、学問はもちろん人との出会い、様々な経験が得られるだけでなく、東京屈指のターミナル駅である品川に隣接することから通学のしやすさも好評です。
こうした環境のなかでの4年間の学修を通じて、ただ法律知識を詰め込むだけでなく、他者のことを考える想像力や弱者に寄り添う心を養い、真に広く社会に貢献できる人材として卒業生を輩出できるよう、すべての法学部教員が熱意をもって法学教育に取り組んでいます。

立正大学 法学部の問合せ先

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