熊本保健科学大学

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保健科学部

熊本

体験的な学びを重視し、さまざまな分野に触れる「共通教育」が、医療人・社会人としての根幹を鍛える

初年度納入金:155 万円(入学金20万円含む)

※初年度納入金には、教材費など消費税のかかる金額が含まれる場合があります。 前年度実績で記載されている場合、含まれる税率が異なることがありますので、 正確な金額については各学校にご確認ください。

学科・コース名 募集人数
医学検査学科 100
看護学科 100
リハビリテーション学科 140

熊本保健科学大学 保健科学部の特長

医療人、社会人としての素養を身につける「保健科学部共通教育」

学科や専攻ごとに特定分野の学びを深める「専門科目」に対し、医療人・社会人として、他者と豊かな関係を築いていけるよう、保健科学部すべての学科で「共通科目」を設置しています。「教養科目」と「保健科学基幹科目」で構成され、幅広い学問分野の学びを通して、さまざまな人と関わっていく上で必要となる思考力や感受性、コミュニケーション力などを磨きます。このように「共通科目」は、医療人としてのみならず、社会人としての素養を身につける、保健科学部全体の大切なカリキュラムとなっています。

基礎セミナー

学科混成の少人数セミナーです。1年生全員が12~13名のグループに分かれ各セミナーのテーマのもと、「新しい視点でものごとを考える」「資料を収集する」「討論をする」「他人の前で発表する」「レポートを作成する」などのスキルを磨きます。少人数編成の機動力を生かして、観察、実験、調査、発表、討論など体験的・実践的な学びを充実させ、学科を超えた交流を育む場としても重視しています。

保健医療概論

人々の健康を維持し患者を癒す専門職として、医療に従事する者が理解しておくべき医学・医療の基礎を身につけます。生命、健康、病気、予防、治療、生命倫理、そして死などについて知り、医療の基本的な概念を理解します。医療制度の仕組みやその問題点について日頃から関心を持ち、複数の視点からそれらを説明できる力を養います。

チーム医療演習

「チーム医療」教育の重要性を考慮し、必修科目として「チーム医療演習」を4年次に設けています。この授業の目的は、3学科(医学検査学科、看護学科、リハビリテーション学科)の学生がチームを組んで演習を行うことにより、専門領域を横断した形で相互理解を深め、臨床の場において「チーム医療」を行うことのできる資質を育んでいくことにあります。

(1)複数の模擬患者症例を作成し、そこに記載された臨床経過や検査データ(生化学的検査データ、画像検査データ、病理検査データなど)をもとに、3学科の学生がチームを組んで、個別に症例検討を行います(12名程度の学生でチームを形成)。各チームにおいて、患者が罹患している疾患についての病態を理解し、患者の症状や臨床的経過の推移および検査データとの関連性を明らかにします。
(2)さらに、その症例検討の過程で、各チームで特に興味を持った事項を抽出して自己学習を行います。この場合、専門分野の異なる学生同士がそれぞれの知識や考え方を発表したり、ディスカッションなどを実施。このような演習方法により、異なる立場にある相手の知識や考え方を深く理解させることが可能であり、「チーム医療」を行うために必要な資質を育むことができます。
(3)最終的には、それぞれのチームで興味を持った事項のうち一つを抽出し、まとめた結果を学生および教員全員の前でパワーポイントを使用して発表。ディスカッションを行います。
(4)発表終了後、発表のまとめをチームごとに提出。その際、他の各チームの発表に対する感想や評価もレポートとして提出します。
(5)教育体制として、総括責任者、各学科のリーダーおよび直接指導教員からなるチームを形成して指導を行います。

保健科学部で、こんな力を養います!

1.連携協働する力
円滑な人間関係を築く力、情報を正確に伝え合う力は、チーム医療においても重要です。本学では、異なる職種に就いた卒業生同士が医療の現場で共に働くことを念頭に置き、学科の枠を超えた講義やセミナーを通して、連携協働する力を育みます。
2.広い視野で考える力
人間が創造してきた文化、人間が織りなす関係としての社会、人間を含む自然の秩序など、多岐にわたる授業・さまざまな視点から人間の営みを見つめることにより、医療に従事する者としての立ち位置を広い視野から考えていきます。
3.グローバルな英語力
医療現場も国際化を迎えています。日本語を母語としない人々ともチーム医療を展開していくために、実践的な英語力を鍛えます。本学ではe-ラーニングによる英語学習システムを導入しており、自学自習が可能です。TOEIC(R)LISTENING AND READING TESTの受験もサポートします。
4.情報リテラシー
コンピュータは日常のあらゆる場面に浸透しており、これを道具として使いこなす力は今や必須となっています。一般的なアプリケーションソフトの操作のほか、文献検索や研究発表など、さまざまな用途にコンピュータを活用し実践的な力を身につけます。

諸外国の言葉や文化、最新の医療事情を学ぶ「国際交流」

昨今は、医療人にもインターナショナルな素養が求められている時代です。諸外国の最新の医療事情を学ぶため、国際交流を盛んに行っています。(2022年度はオンラインで実施)
<韓国・大邱>
2008年に交流協定を結んだ大邱保健大学は、韓国の大邱広域市の北部に位置し、約7000名の学生を擁する医療スタッフ養成大学です。高度な教育機器を揃えているため、韓国の全土から優秀な学生が入学しています。本学とは全学科専攻で交換研修の制度があり、また毎年大邱保健大学主催で将来の国際的なリーダーを育てるプログラム(アジアを中心に10ヵ国から参加)に学生を派遣しています。地理的に近く時差もないため、コミュニケーションもスムーズに行え、これからますます交流は深まっていくでしょう。
<タイ・コンケン>
コンケン大学は、タイ国東北部で最も古く、最も大きな国立総合大学で、約3万5000名が在学しています。英語が堪能な学生が多く、また日本語教育も盛んなので日本に高い関心を持つ学生も多くいます。本学とは交換研修の制度があり、現地のリハビリテーション施設の見学や授業を受けるなど、充実したプログラムを用意しています。

【海外留学奨学金制度】
アメリカに4週間滞在する「熊保大海外留学プログラム」を2017年に創設しました。現地で語学学習やホームステイ、病院訪問、現地学生との交流などの貴重な経験を積むことができるプログラムです。参加希望者には、留学費用の半額程度(30万円 ※)を大学が給付(返済不要)し、広い視野を持った医療人の育成をサポートします。
(※2019年度実績)

熊本保健科学大学 保健科学部の入試情報

熊本保健科学大学 保健科学部の問合せ先

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〒861-5598 熊本県熊本市北区和泉町325
096-275-2215(入試・広報課)

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