高1スタンダードレベル英語<文法・読解編>

否定

●「決して~ない」シリーズ

・far from~
→「〜から程遠い」という直訳から、否定の意味になります。

・by no means~
→「どんな手段によっても~ない」という直訳から、「決して〜ない」の意味になります。

・anything but~
→ここでの “but” は「〜以外」という意味の意味です。
したがって、「〜以外ならなんでもよい」という直訳から、「決して〜ない」という意味になります。

●その他
・not ~ in the least
→ “least” は “little” の最上級です。
“in” は程度をあらわします。したがって「ちっとも〜でない」という意味になります。

・the last person to do
→「〜する最後の人」という直訳から、「最も〜しそうにない人」という意味になります。

・free from~
→「〜がない」という意味になります。
“free of charge”(無料)のように、“free” の基本義として、「〜がない」という意味があります。自由ということは、制約がないということです。

・remain to be p.p(過去分詞)
→「まだ〜されるべく残っている」という直訳から、「まだ〜されない」という意味になります。
ここでの “to” には、義務のニュアンスが残っています。
“have yet to do” と同意です。

例題

She was (  ) but nice the only time I ever met.
① only ② something ③ not ④ anything
→こういった手がかりの少ない問題では、定型句が問われていることがほとんどです。
選択肢を見てみると、butを伴うものは④のみです。
「彼女は、一度だけ会ったが、決して親切ではなかった」という訳になります。

●部分否定
部分否定は例外を表現する文法です。部分否定の表現として次のようなものがあります。
・not all 「すべて〜というわけではない」
・not every 「すべて〜というわけではない」
・not always 「いつも〜というわけではない」
・not necessarily 「必ずしも〜というわけではない」
このように、部分否定になる場合には、「not+100%を表す語句」というパターンがあることがわかると思います。

●部分否定と全体否定
否定対象の個数、部分否定か全体否定によって使われる表現が変わります。

① 2つ(人)のことを否定する場合。
・部分否定 not both 「両方~というわけではない」
・全体否定 not either 「どちらも~ない」

② 3つ(人)以上のことを否定する場合。
・部分否定 not all (every) 「すべて~というわけではない」
・全体否定 not any 「どれも~ない」

例題

I haven’t read (  ) of his novels, but judging from the one I have read,I think he’s a very promising writer.
① any ② both ③ either ④ none

→後ろの文から、一冊読んだことがわかりますね。したがって、二つの部分否定である②を選びます。③とすると、一冊も読んでいないことになります。

●eitherの使い方
「〜も〜しない」という表現では、 “not~, either” を使います。

例題

If my sister doesn’t go to the movie, I won’t (  ).
① either ② neither ③ also ④ too

→④を選ばないように注意しましょう。「わたしも行かない」のですから、①をいれましょう。②をいれると、二重否定になってしまいます。

●二重否定
・never fail to do
→「〜しないことはない」という直訳から、「必ず〜する」という意味になります。

・never (cannot) A without B
→「Bせずには、Aでない(できない)」という直訳から、「Aするとき必ずBする」というセットで起こることを表す表現になります。

例題

彼女は外出すれば,必ず何か買い物をする。
She (  )(  )(  )(  )(  )(  ).
① something ② goes ③ without ④ never ⑤buying ⑥ out

→③と④のつながりに気づいたでしょうか。“never ~ without buying something” というかたまりが見えることが大切です。
答えは、④②⑥③⑤①となります。

●準否定語
準否定語は、完全に否定はしないものの、ほぼ否定の意味を持った言葉です。
代表例として、次の単語があります。
・seldom / rarely 「めったに〜ない」
・hardly / scarcely  「ほとんど〜ない」

例題

She notices hardly (  ) differences in their pronunciation.
① any ② not ③ few ④ no

→②〜④にはそれ自身、否定のニュアンスがあることに気づいたでしょうか。“hardly” はそれ自身が否定語に相当する準否定語で、anyと呼応します。したがって、①が正答です。

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