高1スタンダードレベル英語<文法・読解編>

分詞

分詞は,形容詞と同様に、①名詞を修飾する働きと,②文の補語(C)となる働きがあります。まず,分詞の種類と役割を見てみましょう。

●分詞の種類
分詞は以下の2種類があります。
①現在分詞(~ing) 能動「~する,~している」
②過去分詞(p.p.) 受動「~される,~られる」完了「~してしまった」

●分詞の役割
①名詞を直接修飾する
1語で修飾する場合は名詞の前に、2語以上で修飾する場合は名詞の後ろに置きます。

<現在分詞>

・I put the egg in the boiling water. (私は沸騰している水の中にたまごを入れた)
・I know the man sitting over there. (あそこに座っている男性を知っている)

<過去分詞>

・I was shocked at the broken vase. (私は割れた花瓶にショックを受けた)
・Do you know the language spoken in Norway? (ノルウェーで話される言語を知っていますか)

②文の補語(C)となる
第2文型(S V C)と第5文型(S V O C)において、分詞が文中で補語として用いられることがあります。SVCであればS = Cですから、主語が「~している」のか「~されている」のかで分詞を選択します。SVOCであればO = Cですから、目的語が「~している」のか「~されている」のかで分詞を選択します。

<SVCの場合>
・The dog ran barking toward me. (その犬は吠えながら私の方に向かって走ってきた)
S(犬)=C(私の方に向かって吠えている)

・The teacher sat surrounded by his students. (先生は生徒に囲まれて座っていた)
S(先生)=C(生徒に囲まれている)

<SVOCの場合>
・He watched the dog jumping. (彼は犬がジャンプしているのを見た)
O(犬)=C(ジャンプしている)

・We kept the window closed. (窓を閉めたままにしておいた)
O(窓)=C(閉じられている)

●感情動詞とは
感情動詞と聞いて思い浮かぶ単語は何がありますか。例えば,「驚く」「興奮する」「喜ぶ」などが思い浮かぶかもしれません。日本語では「~する」と能動の意味で表現されていますが,英語でこれに相当する表現をする場合、「驚かせる」「興奮させる」「喜ばせる」という単語を受動態で用います。英語では、感情は何かが起こった結果湧いてくるのであり,ひとりでに湧いてくるものではないと考えるからです。

例)
日本語:私はその事実に驚いた。

英語:I was surprised at the fact.(直訳:私はその事実に驚かされた)

●感情動詞の一覧
surprise 「驚かせる」shock「ショックを与える」excite「興奮させる」please「喜ばせる」disappoint「失望させる」interest「興味をもたせる」bore「退屈させる」tire「疲れさせる」satisfy「満足させる」などがあります。

●感情動詞の使い方
ポイントは2つです。
①分詞の対応する名詞を特定する。
②その名詞が感情原因となっている。→現在分詞
 その名詞が感情の主体となっている。→過去分詞

それでは詳しくみてみましょう。
He was disappointed.
→SVCの文型ですから、S=Cの関係を考えましょう。S(彼)=C(失望させられた)状態なので、感情の主体ですから過去分詞を用います。

The game was disappointing.
→こでもSVCの文型です。S(試合)=C(失望させる)ものだったので、感情原因ですから現在分詞を用います。

感情動詞のポイントは日本語と英語との表現の違いです。よって日本語に引っ張られないように注意することです。

主節のS + Vが、with + O + Cをともなうことがあり、「O=Cの状態で」の意味になります。 ポイントは,ここでもCの位置に分詞が使われることがある、ということです。Oが「~する」ならば,現在分詞であり,Oが「~される」ならば,過去分詞となります。Cの部分が分詞以外にも形容詞,副詞,前置詞句がくることもあります。この場合は「Oを~して」の意味になることが多いです。

I stood on the stage with my arms folded. (私は腕を組んでステージに立っていた)
→O(腕)=C(組まれる)

The woman ran with her hair waving. (その女性は髪をなびかせながら走った)
→O(髪)=C(なびいている)

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いかがでしたか?
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