高1スタンダードレベル英語<文法・読解編>

動名詞

動名詞とは動詞を~ing形にすることで、名詞の役割を持たせたものです。よって「~すること」の意味になります。名詞の役割ですので、文中で主語(S),補語(C),目的語(O),前置詞の目的語の働きをします。

●主語になる場合
Watching TV too much〕 is not good for your eyes. (テレビの見すぎは目によくない)

●目的語になる場合
I started 〔studying English〕 when I was 3 years old. (私は3歳の時に英語の勉強を始めた)
※前置詞の目的語にもなります。

She is good at 〔playing the piano〕. (彼女はピアノを上手に弾きます)

前置詞の直後はplayingという動名詞の形になっています。では,次のような文は正しいでしょうか。
〔×〕She is good at to play the piano.
不定詞にも「~すること」の意味があります。しかし意味は同じでも,前置詞の目的語にすることはできません。

●補語になる場合
His favorite thing is 〔playing soccer〕. (彼の好きな事はサッカーをすることです)
「サッカーをすること」の意味になっていますので,動名詞であることがわかります。
これは英文の補語になっています。

●動名詞の主語は所有格か目的格を直前に置く
I am sure of passing the entrance exam. (わたしは入学試験に合格することを確信している)
(=I am sure that I will pass the entrance exam.)

まず,確信しているのは私です。そして入学試験に合格するのも私です。
I am sure of her passing the entrance exam. (私は彼女が入学試験に合格するのを確信している)
(=I am sure that she will pass the entrance exam.)

ここでは,確信しているのは私ですが,合格するのは彼女ですね。よってpassingの前に意味上の主語を付ける必要が起こるのです。動名詞の意味上の主語は所有格または目的格で表現し,動名詞の前に置きます。

●動名詞の否定形は直前にnot
Our teacher scolded us for not cleaning our classroom.
(先生は教室を掃除しなかったことに対して私たちを叱った)
動名詞の否定はnot ~ingの形で表します。

●主節の動詞より前の時制は完了動名詞(having+p.p.)
My father is proud of working at the famous company.
(私の父は有名な会社で働いていることに誇りをもっている)
(=My father is proud that he works at the famous company.)
この場合は私が誇りに思っているのと,父が働いているのは同じ時制です。では次の場合はどうなるでしょう。

My father is proud that he worked at the famous company.
(私は父が有名な企業で働いていたことに誇りをもっている)
誇りをもっているのは現在ですが,父が働いていたのは過去です。よってこれを動名詞を用いて表現すると次のようになります。
My father is proud of having worked at the famous company.
つまり,述語動詞の時制より前の時制である場合は,having +p.p.で表します。この形をみたら,時制が述語動詞と異なっていると判断することが大切です。

動名詞と不定詞はどちらも「~すること」という意味がありますが、likeのようにどちらを目的語にとってもほとんど同じ意味を表す動詞もあれば、どちらかしか目的語にとれない動詞、どちらを目的語にとるかで意味が変わる動詞があります。

●動名詞・不定詞(名詞的用法)双方を目的語にとる動詞
次の文は文法的には誤りではありません。しかし意味は異なっています。
ア) Don’t forget to mail this post card.
(忘れずにこのポストカードを投函してください)
イ)I forgot mailing this post card.
(私はこのポストカードを投函するのを忘れた)

ア) は不定詞でイ)は動名詞です。イ) 不定詞の場合はtoが「~に向かって」という意味があることから,「これからすること,まだ行っていないこと」の意味を表し,~ingは「(以前)したこと,(実際)している」ことを表しています。

 
この定義をしっかり押さえましょう。以下にあげているのは,動名詞・不定詞で意味が異なるものになります。
・ remember ~ing「~したことを覚えている」

remember to do「~することを覚えている/忘れずに~する」

・ try ~ing「(試しに)~する」

try to do 「~しようとする」

・ regret ~ing「~したことを後悔する」

regret to do「~するのを残念に思う/残念ながら~する」


●不定詞を目的語に取る動詞
不定詞が「これからすること」の意味を含む表現であるので,不定詞を目的語に取る動詞は「これからやること」の意味をもつ動詞になります。
・decide to do 「~することを決める」
・expect to do「~することを期待する」
・hope to do 「~することを望む」
・promise to do 「~することを約束する」
・refuse to do「~することを断る」
・want to do 「~したい」

●動名詞を目的語に取る動詞
この場合の動詞は,①反復,②中断といった意味のイメージをもつ動詞であることが多いです。

①反復⇒mind ~ing「~することを気にする」,enjoy ~ing「~することを楽しむ」
I don’t mind his smoking.(彼が喫煙することを私は気にしない)
Would you mind borrowing your bike?(あなたの自転車を貸してくれませんか)
I enjoy dancing with my friends.(私は友達とダンスをすることを楽しむ)

②中断⇒stop~ing「~するのをやめる」give up ~ing「~するのをやめる」
I stopped playing video game.(私はゲームをするのをやめた)
I gave up losing weight.(私は体重を減らすことをやめた)
この他に動名詞だけを目的語に取る動詞は以下のものがあります。

・ admit~ing「~することを認める」
・ avoid~ing「~することを避ける」
・ deny~ing「~することを否定する」
・ escape~ing「~することを逃れる」

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