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偏差値がわかるだけじゃない!大学受験における模擬試験の活用法

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偏差値がわかるだけじゃない!大学受験における模擬試験の活用法

※2018年時点での情報です

あなたは模擬試験を受けたあと、結果や偏差値に一喜一憂して終わりになっていませんか? 大学受験をひかえた受験生のほとんどが受ける模擬試験には、マーク式や記述式などいろいろなタイプがあります。今回は、模擬試験を受けるメリットや活用法を、スタディサプリのコーチたちの経験談から考えます。模擬試験を最大限に活用して、志望校合格を目指しましょう。

マーク式模試と記述式模試、それぞれの活用法

模擬試験には大きく分けてマークシートで解答する「マーク式模試」と、記述で解答する「記述式模試」があります。それぞれの模擬試験をコーチたちはどのように活用していたのかを聞いてみました。

【マーク式模試の活用法】

あるコーチが「やはり、センターの対策としての意味が大きいと思います」と答えてくれたように、マーク式模試はセンター試験の対策として使われることが多い模擬試験です。

センターと同じ形式なので時間配分やマークミスの確認など本番を意識して使いました。

センター試験はマークシート方式で解答するのが大きな特徴のひとつです。万が一、1列ずれてマークしてしまったりすると致命的なミスにつながります。こうしたマークミスを減らすためにも、「どんなマークミスをしがちかを把握する」ことを意識して、マーク式模試を受けたという意見が多く挙げられました。

またセンター試験は問題量が多いのも特徴です。問題量の多さに慣れていないとすべての問題に目を通す前に制限時間になってしまうおそれもあります。

センター本番で問題をどの順番で解くのか、英語のリスニングはどう解くのが効率的か、など本番を想定していろいろ試した。

センター試験で高得点をねらうなら、コーチたちのように問題を解く順番や効率よく解答する工夫を考えながら解答することで、本番での時間配分の練習を積んでおくのがおすすめです。

自分は私立志望だったので正解の選び方を見つけるだけではなく、間違っている理由までしっかり復習するようにして自分の苦手なところを分析していました。

センター試験では高校で学んだ基礎的な内容が中心に出題されます。よりセンター試験に近いマーク式模試の結果を見直すことで、自分の苦手なところを見つけやすいというメリットも。マーク式模試で間違えた問題を復習することで、しっかりと苦手を克服していきましょう。

【記述式模試の活用法】

ほとんどの大学の個別試験は記述で解答することになりますから、記述式模試はより2次試験対策の意味合いが強い模擬試験です。

大学ごとに傾向が違うので、2次試験の対策としては使っていませんでした。あくまでも今の受験生のなかでどのくらいの位置にいるのか知るために使っていました。

全国の受験生の中で自分がどのレベルにいるのかを把握するためには、模擬試験は大切な判断材料になります。本番までに複数回模擬試験を受けて、志望校のレベルまで自分の学力を上げることが必須です。

東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学などの最難関大学の2次試験の出題傾向に沿った内容の大学別模試もあります。志望校の入試傾向をつかむためにも機会があればぜひ受けておきましょう。

幅広い分野からの出題なので、苦手分野の発掘に役立った」という意見もありました。マーク式模試と同様に記述式模試も間違ったところの見直しをすることが大切です。

模範解答のほかに、友だちと、どんな回答を書き、それで何点減点されているのかなどを見せ合っていました。こうすることでその問題でなにを書かせたいのか理解できたと思います。何回もくり返し行い、記述問題に慣れました。

模試の解答を見直して自分の伝えたいことがしっかり伝わっているかどうか確認するようにしていました。減点されていたらどんな表現であればよかったか、足りない要素はなんなのかを先生や信頼できる友だちに相談していました。

記述式の解答では減点のポイントがわかりにくい場合もあります。そんな時はコーチたちのように、友だちの解答と見比べたり、学校の先生や塾の講師に相談したりするのも確実に復習できる方法かもしれません。

模試の結果をどう活用する?

模擬試験を受けたら、やはり気になるのが偏差値や判定といった結果ですね。しかし、意外にもコーチたちからは「模試の結果は気にしない」という意見が多く出ました。

模試で判定が出ても出なくても当日に点数が取れなくては意味がないので、結果はあまり気にしませんでした。

あくまで目安ですが、志望者のなかの順位が出る模試は参考になりました。とは言え、「直前まで伸びるからまだ関係ない」とも思っていました。

満点でない限り、直せるところがあると思うので結果がよくてもわるくても、間違えた問題についてなぜ間違えたのかなどを考えるようにしていました。模試は自分のできなかったところをなくすいい機会になると考えていました。

模擬試験の結果はひとつの目安として考え、どこを間違えて減点されたのか、どんな対策をしたら成績が伸びるのかと、模擬試験の結果を見直すことのほうに力を入れていたコーチが多かったようです。

いい結果が出た時は「判定や偏差値が出ればうれしいので、モチベーション管理に使っていました」というコーチの声もありましたし、反対に「結果がわるければわるいほど自分の弱点がわかってやる気が出た」というコーチもいました。

偏差値や判定といったデータに一喜一憂して答案は放りっぱなし、ということのないようにしたいですね。

毎年、数多くの模擬試験が実施されています。その形式や出題傾向はもちろん規模もさまざま。なるべく志望校の入試に合った模擬試験を探すことも必要ですが、結果はあくまでも目安です。答案を見直すことで自分の苦手な教科や分野を見つけ、成績を伸ばすための対策を考え実践していくことを大切にしましょう。模擬試験をうまく活用し、志望校合格に向けてレベルアップを目指してください。

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