受験への不安を力に!不安の原因を知ることで解消方法が見えてくる

※2018年時点での情報です

大事な試験の前は、だれでも自信が揺らいだり、不安になったりするものです。ましてや人生を左右する「大学受験」ともなればなおさらです。とは言え弱気にばかりなってはいられません。漠然とした不安をそのまま抱えているのではなく、その原因を突きとめ、不安を力に変えていきましょう。今回は、スタディサプリのコーチたちに、受験の不安との向き合い方や克服法のアドバイスを教えてもらいました。

なぜ不安なのか、その原因を突きとめることがスタート

受験が近づくにつれ、「このままの勉強法でいいのか」「志望校に合格できるだろうか」「落ちたらどうしよう」など不安が大きくなってくると思います。自分だけがこんな気持ちなのではないかと考えると孤独を感じたり、弱気になってしまうかもしれません。しかし、不安なのはあなただけではありません。世の受験生はだれもが不安を抱えているものです。

大事なのは、その不安から目をそらさないこと、不安を見過ごさないことです。不安を感じるということは、きっとどこかに原因がはるはずです。まずはそれを突きとめましょう。原因がわかれば、対策を取ることもできます。

まず、あなたが不安になるのは、どんな時ですか? いつ、どんな場面で不安になったかを思い出してみてください。そこにヒントがあります。コーチたちに聞いたところ、主に3つのパターンがありました。1つ目は、「模擬試験や受験で手応えがなかった時に不安を感じることが多かった」との回答です。思うような結果が出せない時の焦りや絶望感は、多くの受験生が思い当るのではないでしょうか。

併願で受けた受験で予想よりぜんぜん解けなかった時は、塾の先生に電話して、泣きたいのに泣けず、「どうすればいいのかわからない。全部落ちてしまう」と弱音を吐いていました。

2つ目は、まわりと自分とを比べて不安になるケースです。受験はみんながライバルですから、「まわりより遅れを取っている」と感じると、このままでは負けてしまう気がして怖くなるのは自然なことかもしれません。

友だちに、「まだ○○してないの?」とか「おれは○○してるんだぜ」などと言われた時に動揺することが多かったです。

3つ目は、「自分がミスするのではないか」というものでした。

回答用紙に記名し忘れていないか、受験書類に不備があったらどうしようなど考えると、とても不安になりました。

いかがでしょうか。あなたの不安に近いものはありましたか? 不安の原因がわかったら、次は不安の内容に応じてそれぞれの解決策を探っていきましょう。

不安の3つのパターンごとの乗り越え方のヒント

では、それぞれの不安に対して、コーチがどんなふうに解決していったかを紹介します。まず、1つ目の「テストで手応えがなかった」時の不安解消法です。

日ごろから、人と話すことが僕にとっては不安を整理する方法です。なので、担任や塾の先生に不安をぶつけました。

「だれかに話す」という方法が多く挙げられました。自分の内側にモヤモヤを溜めこまないで、外に吐き出してスッキリすることも大切です。友だちが相手なら、同じ悩みを抱えていることがわかって気持ちが楽になるかもしれません。学校や塾の先生なら、きっといいアドバイスがもらえるはずです。ただ黙って聞いてもらうだけでも、気持ちの整理がつくこともよくあります。

2つ目の「人と自分を比べての不安」に対してです。

気にしてもしかたないことなので、まわりも同じだと考えるようにしていました。

勉強法は人それぞれで、成績が伸びるスピードも違います。他人と同じである必要はまったくありません。遅れを取るまいと焦って勉強しても、ただ時間だけが過ぎて上滑りになってしまわないとも限りません。他人に振り回されることなく、自分の勉強法とペースを確立し、コツコツと重ねていくことが大事です。

最後に、3つ目の「自分がミスするのではないか」という不安の対処法です。

解答用紙に名前を書いたか、書類に抜け漏れがないかを何度も確認しました。

「ケアレスミスがないようにチェックする」という意見が多かったです。「ミスするのでは」と不安になるということは、それだけ慎重であるとも言えます。これは決してわるいことではなりません。その慎重さを大事にして、念には念を入れて受験に臨みましょう。

不安から逃げても不安はなくなりません。むしろ逃げてしまったことで不安が大きくふくらんで、「受験に失敗するのでは」とマイナス思考になってしまう恐れもあります。不安な時は、その気持ちと向き合って原因を探り、適切な対策を考えましょう。不安は決してわるいものではありません。きちんと向き合えば、「将来にミスしないための予防」ができたり、「次のステップに踏み出すきっかけ」になります。