計画的に勉強するコツ&スケジュールの立て方を教えて!

※2018年時点での情報です

日々の勉強を計画的にできていますか? 志望校に合格するためにも、限りある時間のなかで効率的に勉強するためにも、計画を立てることは大切です。今回は、スタディサプリのコーチがおすすめする「計画の立て方」やコツをご紹介いたします。

勉強のスケジュールは「時間」ではなく「内容」で立てる

勉強の計画を立てようと思った時、「毎日5時間勉強する」のように、時間を基準にしたスケジュールを組んでいる方も多いかもしれません。時間はわかりやすい基準ですが、必ずしも効率的な勉強の尺度にはなりません。なぜなら、時間を基準にすると、その時間を過ごすことが目的になってしまいがちだからです。漫然と机の前で時間を過ごしていただけで、勉強したような気になってしまった経験はありませんか?

勉強で大切なのは、「何時間勉強したか(時間)」よりも「なにをどれだけ勉強したか(内容)」です。その日の勉強時間のなかで、「今日は英単語100個暗記と長文読解1問をやる」といったように、具体的にやることを決めていくとよいでしょう。

勉強の内容を決める時は、最終目標から逆算して「いつまでになにをやるか」を具体的に考えてスケジュールに当てはめていきます。

志望校合格を最終目標として、中期目標に模擬試験の結果や参考書の完了を設定し、そこから短期目標として1週間にすべき勉強を決めていました。

たとえば、最終目標が「志望校合格」なら、志望校に合格するために「半年後はどうなっていたいか」「そのために3ヵ月後、1ヵ月後はどうなっているべきか」というように、大きな目標から小さな目標に分けて考えていき、「今、なにをするべきか」に落とし込んでいきます。つまり、計画のスタートは「最終目標を決めること」です。そこから中期目標、短期目標を設定していきましょう。

目標を設定する際、コーチ陣は以下のことも意識していたようです。 「勉強内容から考え、そのあと日付に合わせて調節しました。計画を立てる際は、甘えが出るので一人では立てず、先生と一緒にやりました。

目標を決めたら、次に大切なのは現状を把握することです。たとえば、「志望校合格」のための中期目標が「英語の得点力を上げること」なら、「どの単元に苦手があるのか」「理解が足りていない文法はどれか」といった原因を探す必要があります。構文が弱いのか、長文読解が弱いのか、英作文が弱いのかといった自分の弱点が見えてきたら、それを日々の勉強の計画に組み込んでいきましょう。模擬試験や過去問で間違えた箇所など自分の現状を知るヒントになります。過去の試験問題を見直したり、解き直しをしたりすることで、弱点を見つけていきましょう。

自分が1日にできる勉強量を知り、実現可能な計画を立てる

計画を立てる時に知っておきたいのが、「自分が1日でできる勉強量」です。立派な計画を立てても、実行できなければ意味はありません。目標やノルマが高すぎると、計画倒れになってしまうおそれがあります。

たとえば、「平日5時間勉強する」と思っていても、学校から帰ってきてから5時間分の勉強時間を確保するのはかなりハードルの高いことです。時間を確保するために夜遅くまで勉強してしまうと、勉強に集中できなかったり、疲れがとれなかったり、寝不足になってしまうおそれがあります。

とにかく低くハードルを設定し、必ずクリアできるものに最初はしました。それがクリアできたら、ハードルをどんどん上げるようにしていました。

実際に、コーチもまずは低い目標を設定し、最終目標達成まで段階を経てステップアップしていったそうです。目標をクリアできたという成功体験は、「また次もがんばろう」という気持ちにつながり、勉強のモチベーションが維持しやすくなります。すこしずつレベルアップしていけば、着実に力がついていくのが感じられ、「やればできる」という自信につながっていくでしょう。

日々のスケジュール管理には、スケジュール帳やスケジュール管理アプリなどを使うと便利です。その日にやるべき内容が一目でわかると勉強を始めやすくなります。また、予定を可視化することで、勉強内容の抜け漏れや、教科ごとの勉強量のかたよりなどのチェックもできます。自分のやったことが目に見えるかたちで残せるので、「これだけがんばったんだ」ということがわかり、モチベーションの維持にも有効ですね。

平日は、学校があって家での勉強時間が少ないので、やることを1つにしぼっていました。休日は、午前は問題演習(計算系)、午後は読解、夜は暗記ものと決めていました。脳科学的にこの順番がよいと聞いたからです。

ほかにも、毎日その日にやることを書き出して、できたものから消していく「To Doリスト」でタスク管理をするやり方もあります。

1日の初めにその日やるべきことをリストアップしていました。全部終わらせると、だいたい1日が終わるように設定していたので、時間ごとの予定などは立てていませんでした。

コーチのアドバイスをもとに、自分にあった計画を立ててスケジュールを管理していきましょう。

計画のスタートは「最終目標」を見定めること。そこから逆算して、「今日やること」を決めていくのがおすすめです。日々の計画は、自分の力に合わせて、無理なく継続できる内容にすることでより効率よく勉強することができます。すこしずつレベルアップして、着実に目標に近づいていきましょう。そのためにも、いろいろな方法を試しながら、自分に合った勉強量やスケジュール管理のしかたを見つけてください。