1日をスケジュール通りに過ごして受験勉強の時間を確保する秘訣を教えて!

※2018年時点での情報です

高校に入学したばかりの時期は、受験に向けて勉強を何時間すればいいかわかりませんよね。しかし、わからないまま過ごしてしまうと、競争に乗り遅れてしまうこともあります。今回は、スタディサプリのコーチたちに、高校1・2年生時代の1日の勉強時間やスケジュール、高校3年生になってからの1日の勉強時間やスケジュールについて回答してもらいました。

高校1年生・2年生時代の1日の勉強時間とスケジュールを教えて

受験勉強を何時間やったかという情報の多くは、高校3年生のものが多いですよね。ここでは、高校1・2年生の頃、コーチたちがどれだけ勉強に時間を費やしていたのか、1日のタイムスケジュールはどのような感じだったのかを回答してもらいました。

勉強時間

【高校1年生】学校で1時間、塾で3時間、自宅で1時間。部活がある日は、学校で1時間、自宅で1時間。何もない時は、学校で4時間勉強していました。
【高校2年生】学校で1時間、塾で3時間、自宅で1時間。部活がある日は、学校で1時間、自宅で1時間。何もない時は、学校で1時間、塾で4時間勉強していました。

高1のころは授業の予習があったので1日1時間くらい勉強していました。高2のころは自習しようと思い始めた時期だったので2時間くらい勉強しました。自習しようと思い始めたころは学校の自習室で勉強していました。

野球部で毎日練習がキツかったので、毎朝15分勉強していました。

1日の過ごし方

起床4時→6時まで勉強〔国数英など思考系〕→8時まで身支度と登校→16時まで学校→18時30分まで部活→19時過ぎ帰宅→8時まで食事→風呂9時まで勉強〔理社など暗記系〕→就寝

起床6:00予習や宿題をする→学校到着7:00 部活の朝練をする→授業8:30-16:50→部活17:00-18:35→自由時間19:30〜

起床6:30→部活7:00-8:15→授業8:30-16:00→部活16:00-19:00→夜ご飯、風呂、余暇19:00-23:30→就寝

7時起床→7時半〜8時移動→8時〜16時頃授業→16時〜18時部活→18時〜18時半移動→19時前帰宅→〜21時夕食など→21時〜24時自由時間(ここで1時間ほど勉強。学校の課題の量に合わせて学習時間を変えていました。)24時就寝

高校1・2年生のころは、部活動で忙しい様子が多くの回答から伝わってきました。しかしながら、多くのコーチたちが部活動で忙しい時期でも勉強の時間をすこしでも確保しようと努力していたことも伝わってきます。部活動に関しては新しい動向も伝えられています。2018年3月に行われたスポーツ庁の有識者会議によって、中学・高校の運動部の部活動について週2日以上の休養日を設け、平日は2時間以内とするガイドラインがまとめられたのです(※)。こちらの指針は、運動部についてのみの内容になりますが、学校現場では文化部についても同じような対応がとられていくと予想されます。したがって、今後は勉強に費やす時間も全体的に増やすことができるかもしれませんね。

高校3年生時代の1日の勉強時間とスケジュールを教えて!

高校3年生になると部活動も引退し、いよいよ本格的に受験勉強に取り組むことになります。コーチたちは1日どれくらい勉強していたのか、また1日をどのようなスケジュールで過ごしていたのか聞いてみました。

勉強時間

高3夏まではだいたい5〜9時間、夏以降は平日3〜5時間、休日8〜11時間です。

塾で1.5時間、自宅(あるいは自習室)で約3時間。学校がない日は約8時間です。

受験生になってからはひたすら勉強していました。平日は自宅で2時間程度、学校がない日は少ない時期で6時間くらい、夏休みなどは12時間くらい勉強していました。

1日の過ごし方

【平日】起床〜通学(イヤホンで勉強)〜自習室〜授業〜塾〜帰宅〜家での勉強はほぼなし(あっても30分弱)
【休日】起床〜家で勉強〜塾(10時〜22時)〜帰宅〜家での勉強はほぼなし(あっても30分弱)

部活引退後の場合のスケジュール例です。7時起床、7時半〜8時移動(移動中も暗記モノなどをやる)、8時〜16時頃授業、16時〜20時学校の自習室で勉強(あるいは塾の授業)、21時前帰宅、〜23時夕食他、23時〜24時自由時間(勉強に充てることもあった)24時〜就寝

起床:4:00〜5:00(勉強)、学校:7:00〜8:30 (勉強)、9:00〜15:30 (授業)、勉強:17:00〜21:00、帰宅:21:30、休憩:21:30〜23:00 (食事、お風呂など)、勉強:23:00〜24:00、就寝:24:00

6時半起床、学校に早めに行って1時間弱自習、授業と放課後特講を終え帰宅。帰宅後も2時間ほど勉強時間をとって就寝。自由時間はほぼなし。たまに疲れたと感じたときにバラエティ番組を見るくらいでした。
夏ごろから食事中やお風呂に入りながら、ドライヤーをかけながらなどの隙間時間も勉強に充てるようになったので、そういったこまごまとした「ながら勉強」も時間に含めたら、かなり量やっていたと思います。

やはり高校1・2年生のころと比較すると、勉強に費やす時間がかなり増えているのがよくわかりますね。

1日をスケジュール通りに生活するために工夫していたこと

勉強する時間や、起床・就寝時間など、スケジュールをつくること自体は、それほど難しくありません。問題なのは、どうやってスケジュール通りに生活するのかということ。最後に、自分の決めた規則正しいスケジュールを、どのような工夫で実行していったのかコーチたちに回答してもらいました。

勉強を、いつも同じことをする"習慣"にしました。夜遅くまで起きるとリズムがすぐ崩れるので、マックスで起きていて良い時間は深夜1時までなど就寝時間を決めていた。

前日に次の日のおおまかな計画を決めておき、スケジュール帳に記入しました。達成できなかったところはチェックし次に持ち越しましたが、基本的に全部達成するように心がけました。

自分の勉強時間を記録できるアプリを使って、その時間を友だちと競い合っていました。いつも帰りが遅かったので、食事は用意してもらっていました。食事の時間が唯一の休憩時間だったので、親がちゃんと用意してくれるのが本当にありがたかったです。

習慣になるまで続ける、チェックリストをつくる、アプリを使用するなど、工夫の方法はさまざまですね。スケジュール通りに勉強時間を確保しようとすると、家族の協力も必要になってきます。また、家では集中できないので、塾の自習室で遅くまで勉強するという回答も複数ありました。

スケジュールの組み方は人によってさまざまです。分刻みで細かく行動を設定する必要はありません。最初は起床時間と就寝時間だけを決めておくといったプランでも、ある程度の期間続けていると、生活に規則正しいリズムが生まれてくると思います。また予定を詰めすぎずに、予定がずれた時に調整できるようなバッファゾーンをどこかで設定しておくこともひとつの工夫かもしれません。最後にだけ注意してほしいのは、勉強時間を増やしたいからと行って、極端に睡眠時間を削らないこと。睡眠不足が続くと勉強のパフォーマンスも落ちてしまいますので気をつけましょう!

(※)参考:スポーツ庁『運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン』