早稲田大学文学部・文化構想学部の現役大学生 スタディサプリコーチに聞く!入試対策とキャンパスライフ

小説家、詩人、俳人、ジャーナリスト、映画監督、漫画家、演劇人、アナウンサーなど、多彩な人材を多く輩出している早稲田大学文学部・文化構想学部。「文学部に行くなら早稲田」と思っている受験生も多いのではないでしょうか。そこで、今回は早稲田大学文学部に進学したスタディサプリコーチたちに、入試対策やキャンパスライフについて教えてもらいました。

早稲田大学文学部・文化構想学部の入試対策

早稲田大学の文学部・文化構想学部は、2007年に第一文学部と第二文学部を統合・再編することによって誕生した学部です。両学部の伝統を受け継ぎながらも現代の世相にあったかたちで学部再編がなされたことでさらに人気が高まり、国内でも有数の人文科学全般にわたる教育・研究拠点として国内外から注目を集めています。文学部は従来の人文科学の学問領域を踏襲した学部で「哲学コース」「東洋哲学コース」「心理学コース」「社会学コース」「教育学コース」「日本語日本文学コース」「中国語中国文学コース」「英文学コース」「フランス語フランス文学コース」「ドイツ語ドイツ文学コース」「ロシア語ロシア文学コース」「演劇映像コース」「美術史コース」「日本史コース」「アジア史コース」「西洋史コース」「考古学コース」「中東・イスラーム研究コース」の18コースがあります。 文化構想学部は、従来の学問領域にとらわれず、文化、歴史、メディアなどを、より横断的に学ぶ学部で「多元文化論系」「複合文化論系」「表象・メディア論系」「文芸・ジャーナリズム論系」「現代人間論系」「社会構築論系」という6つの学融合的な論系があります。両学部には「ブリッジ科目」というカリキュラムによって外国語科目と講義科目が共通化されており、人文科学、文化科学の古典から新領域まで約700の科目群によって構成されているので、多種多様な科目選択が可能であるのも魅力のひとつです。一般入試の偏差値は文学部、文化構想学部共に67.5になります。

最初に文学部に入学したコーチたちに、入試対策や受験後の感想について聞いてみましょう。

【受験対策として力を入れた点】

長文の並び替え問題が苦手だったため、くり返し解いて練習しました。

英語は大問の数が多かったので、時間配分を徹底的に練習しました。国語は文学史が毎年出題されるので、主要なものは抑えておきました。日本史は文化史が出題されることが多いため、図表を見ながらスタディサプリの映像を見て勉強しました。

【実際に受験した感想】

国語のレベルが高いですね。

英作文の形態が今までと大幅に変わっていて焦りました。日本史は見たこともないような大量の難問と、読めるけど書けないような用語の記述が多かったです。国語は問題用紙がほかの大学と違って、縦に開くタイプだったので手こずりました。

早稲田大学は国語の難度が非常に高い大学のひとつですので、必然的に国語の対策も重要になってきます。文学部は現代文2題、古文1題、漢文1題、文化構想学部は現代文2題、古漢融合問題1題といった出題が定着しています。古漢融合問題といっても、古文・漢文共に大問同様のボリュームになります。よって、文化構想学部も文学部と同様の対策が必要です。英語に関しては大半が長文読解問題で、出題形式も空所補充問題・内容一致問題・会話文など多岐にわたります。特に最後の設問である長文を要約する英作文は特色が強いので、十分な対策が必要です。文学部・文化構想学部共に出題形式に共通の部分が多いので、両方の学部の過去問を解くことで、学部の傾向をとらえることができるでしょう。

早稲田大学文学部・文化構想学部のいい点・魅力を教えて

次にコーチたちに早稲田大学文学部の魅力について語ってもらいました。

【文学部を選んだ理由】

人文社会系の学問に興味があったからです。

心理学コースに入りたかったからです。

【文学部を選んでよかった点・魅力】

映像を見る系統の授業が多いです。例外もありますが、出席数が重要な授業が多く、きちんとテストを受けたり、レポートを提出することが必要です。必修以外の授業は文化構想学部生と合同で受けられるのも魅力です。また、四技能入試が去年から導入されて、英検®二級でも出願できるのが良かったです。
※「英検®」は公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

早稲田大学文学部にはさまざまなコースがあり、文学、哲学、歴史学、心理学といった文学部共通の学問領域のみならず、文芸、美術史、映像・演劇学など芸術に関連した学問領域についても専門的に学べるのはメリットのひとつです。コメントからも伝わってくるように、カリキュラムの豊富さが魅力のようです。

早稲田大学文学部・文化構想学部のキャンパスライフ

文学部・文化構想学部のある戸山キャンパスのキャンパスライフや授業の雰囲気についてもコーチたちに聞いてみました。

【文学部の授業の雰囲気・キャンパスライフ】

文学部のある戸山キャンパスはのどかで、(文化構想学部生の可能性もありますが)おしゃれな人が多いです。その一方で、いろんな意味で変わり者が多いのもおもしろい点ですね。文学部志願者にとっては、最高の環境です。キャンパスも駅から近いので便利です。ただ、戸山カフェテリアは野外スペースが多いため、夏は暑く冬は寒いのがたまにキズです。

女子学生の多さから、早稲田大学のなかでは華やかなイメージがあるようです。一方で、映像・演劇、文芸、美術史といった文化的な学問領域が学べるコースや論系があるためか、芸術系の大学のような独特の雰囲気も見受けられるようです。これは、第一文学部・第二文学部が存在したころからの伝統だそうです。

早稲田大学の文学部を志望する理由のひとつとして、各界に数多くの人材を排出していることがあげられます。その独特な学風に魅力を感じている人も少なくないからということでしょう。文学部・文化構想学部共にさまざまな専門領域を内包し、現役の作家やジャーナリストなど各学問領域で第一人者として活躍する魅力的な教員が教鞭をとっているのも心惹かれます。就職のためではなく、自分の好きなことを学ぶために大学に行きたい受験生にとっては最高の学部かもしれません。