早稲田大学・教育学部の現役大学生 スタディサプリコーチに聞く!入試対策とキャンパスライフ

早稲田大学教育学部は、教育界のみならず、マスコミ、文壇、政財界などさまざまな分野に著名なOB・OGを輩出しています。全国に数多く存在する教育学部のなかでも、異彩を放った存在のように思います。そんな教育学部OB・OGにあこがれ、同学部を志願している受験生も多いと思います。そこで、今回は早稲田大学教育学部に入学したスタディサプリのコーチたちに、その入試対策やキャンパスライフについてお話を伺いました。

早稲田大学教育学部の入試対策

早稲田大学教育学部は、高等師範部を前身とし、戦後に私学初の教育学部として設立されました。教員免許の取得を卒業要件とせず、学校教員の養成のみを目的としない「開放性」の教育学部としての伝統を誇っています。現在、教育学部には教育学科(教育学専攻〔教育学専修・生涯教育専修・教育心理学専修〕・初等教育学専攻)、国語国文学科、英語英文学科、社会科(地理歴史専修・公共市民専修)、理学科(生物学専修・地球科学専修)、数学科、複合文化学科という文系・理系にわたって7学科から組織されており、さまざまな学問領域を専門的に学べる総合学部であることも特徴の一つです。一般入試の難度は学科によって異なり、偏差値でいうと60.0〜65.0の幅があります。

このように独自の理念を持った早稲田大学教育学部に入学したコーチたちに、受験対策と受験後の感想を教えてもらいました。

【受験対策として力を入れた点】

教育学部は記述式の回答部分がないため、ほかの学部に比べて時間配分もしやすいし、解くのが楽だと思います。過去問でしっかり形式に慣れておくのが一番大切です。

あまり難しいところまでは問われないので、とにかく復習して基礎力を完璧にし、得点すべきところで絶対に得点できる力を養いました。

早稲田レベルになると英語、日本史は差がつきにくいので、国語の勉強が重要だと思います。よく国語は得点にムラが出やすいと言われますが、それを言いわけにしてあまり勉強しない人も多いと感じます。それを逆手にとって、早めに英語、社会を仕上げ、あとは国語の精度を上げることで合格につながります。

英語は決して難しくないので、基本単語・文法を早く読み解けることが重要です。歴史も少ない難問に対応することより、基本問題や引っ掛けをねらってくる問題で間違えないことが合否を分けると思います。

【実際に受験した感想】

基礎が大事ということを痛感しました。確かに難しい問題も存在しますが基礎問題をすべて取ることによってスタートラインに立てます。そこから何問難しい問題が取れるかという感じです。

英語で点が取れるかどうかが重要だと思いました。

コメントに共通しているのは、難度については心配する必要はなく、基礎的な問題を取りこぼさないようにすることが大切であるという点です。もちろん、ここでいう難度は、早稲田大学の他学部に比べてという意味なので、教育学部の試験問題が簡単であるという意味ではありません。英語で扱われる文章は、文系・理系両方のジャンルから出題されるのも教育学部の特徴です。学科ごとの募集人数が少なく倍率も異なります。また志願者が急増した翌年は反動で志願者が減り、翌々年はその反動で再び倍率がアップするといった隔年現象が起こりやすいので注意が必要です。

早稲田大学教育学部のいい点・魅力を教えて!

教育学部といえば通常は教員志望者が入学するのが一般的ですが、早稲田大学教育学部は、その設立理念から他大の教育学部と異なる進路や学生の雰囲気があるようです。そこで、教育学部生に学部の魅力や入学してよかった点について回答してもらいました。

【教育学部を選んだ理由】

人文地理学を研究するのに最適な場所だと思ったからです。また、教員養成だけでなく、どんな職業でも使える「教育力」を養うという他大の教育学部とは違った教育方針に感銘を受けたのも理由のひとつです。

教師になるために私学最高クラスの大学に入りたかったからです。

【教育学部を選んでよかった点・魅力】

授業を受けてみて1番驚いたことは、碩学の教授陣がそろっていることです。こんなに博学で、それでいて専門性にも秀でている人の頭のなかはどうなっているのだろうと不思議に思ったくらいです。そんな先生たちのゼミに入って指導されながら研究できるというのは、最高な環境だなと思います。
また、早稲田の教育学部は教師になりたいという人以外にもおすすめできます。この学部は、広い意味での教育者・指導者の育成を目標としています。ここでは自分が上司になったり保護者になったり、グローバルな場面で活躍したりする際に必要であり重要な力を鍛えられます。実際に、卒業生で教師になるのは全体の8%程です。在学中は自分の研究したいことに打ち込み、卒業後も教育界に留まらず自分の進みたい道へ進める学部です。

学科が多くあり、さまざまな人と一緒に学べる点です。

教師になる人が全員ではないので、いろいろな人と仲良くなれる点です。

学校教育以外にも「教育学」に関する知識やスキルが必要な分野は数多くあります。職業教育、社会教育についても深く学ぶことができるのは、早稲田大学教育学部の伝統です。そこに魅力を感じている人が多いというのは、受験生も注目しておくべきポイントのひとつでしょう。

早稲田大学教育学部のキャンパスライフ

最後に、教育学部生のキャンパスライフについても教えてもらいました。

【教育学部の授業の雰囲気・キャンパスライフ】

教育学部には厳しい授業も緩い授業も豊富にあるので、自分で調節してサークルや部活動などと両立しやすいかと思います。そのためか、学生はさまざまなものに熱中しているので幅広くいろんな人がいます。
教育学部は、学食や庭園、そして早稲田駅から1番遠い所にありますが、1番馬場駅側にあるので馬場歩き民にはやさしいかなと思います。中央図書館や生協にも1番近いのでフラッと寄れますよ。そして建物自体は「とにかく古い」とよく言われますが、全くそのとおりで弁明のしようもありません。ラウンジは太古の歴史を感じさせるような香りがします。ただお手洗いはどこもきれいです!場所によって数は少ないです。肝心の教授は最高なので、ぜひ第1志望にしてください。

早稲田キャンパスの辺境の地にあり、「チベット」という蔑称がついています(笑)。おもしろい方向に走る学生も多いです。近くにアブラ學会というとても美味い(気絶するレベル)油そば屋があるので、ぜひ一度足を運んでみてください!

学科によって特徴が異なるので、大学のイベントには積極的に参加して、自分の希望する学科の先輩の話を聞くのがいいと思います。イベントによっては教育学部の人がいても、行く予定の学科の人がいないことがよくあるので、それだと話を聞いてもあまり参考にならないかもしれません。

他学部と共通の最新設備も利用できるので、施設面での不満を感じる学生も少ないようですね。早稲田大学の教育学部は卒業後の選択肢も幅広いので、教育学全般に関心を寄せる受験生にとって魅力的な学部であることは間違いありません。