コーチがおすすめする一橋大学の英語攻略法

※2018年時点での情報です

東京の国立大学の名門校である一橋大学は、社会学部、法学部、経済学部、商学部の4つの学部から成り立っています。どの学部も偏差値に大きな差はなく、偏差値のレベルは東京大学やや京都大学と肩をならべます。一橋大学はほかの大学と比べて学科が少ないため、入学できる学生の数は限られています。そんな狭き門とされている一橋大学を突破するには英語がとても重要なのですが、一橋大学の英語の入試問題は非常に難しいと言われています。今回は、そんな一橋大学の「英語」を攻略するヒントをコーチから教えてもらいました。

一橋大学英語が受験で求める英語能力とは?

具体的にどんな内容のものが出題されるのでしょうか。一橋大学に合格をしたコーチに聞いてみました!

奇をてらう、というよりは非常にまっとうな問題が出題されます。読解力はもちろんですが、得られた情報を短い字数で的確にまとめるという解答力が求められます。

超難関と言われる一橋大学。実は、受験での英語の配点基準が一番高くなっています。全体的に単語のレベルが高く、なんとなくでは解けない問題ばかりです。問題数こそ少ないですが、一橋大学の英語は1問1問が超難解と言われています。

読めている気がしているのに点数に結びつかない問題が多々あり、そこが一橋大学の英語の難しさだと思います。

長文問題は論文形式や、英作文で自分の意見を求められるような問題が多く見られます。文章を正しく読み取るだけでなく、正しく自分の考えを英語で表現する力が求められるでしょう。

コーチが実践した一橋大学の英語攻略法

一橋大学合格への道は、英語を攻略しなければいけないことがわかりました。では、具体的にどんな対策をしたらいいのでしょうか?
効果的だった一橋大学英語対策法をコーチに聞いてみました。

高校3年生になった4月に、まず1年分の英語の過去問に目を通しました。

読解、リスニング、英作文と、そこそこの分量がある上に、設問も難解で4月時点では歯が立ちませんでした。読解とリスニングは、一橋大学の過去問のほかに問題の系統が似ている東大の過去問を中心に演習を行いました。

早い段階から、一橋大学英語の入試イメージを頭に入れていきましょう。まずはどんな問題が出題されているか知ることが大切です。最初はまったく歯が立たたなくても、自分の実力を把握することで、勉強に対しての姿勢が変わってきます。

自分は早慶も併願していたので、早慶の英語もやっていました。長文に対する体力と集中力が養えたと思います。一方で記述式の解答力は東大、一橋大学の過去問が役立ちました。 なので、過去問は必要に応じて使い分けるといいでしょう。「解答力」なら、一橋や東大。「多読力」なら早慶の過去問も活用するといいと思います。

問題の傾向をつかめたら、必要な力を養っていきましょう。過去問を解く際は、時間配分も意識してください。どの問題にどのくらいの時間をかけるのかを日ごろの勉強のなかで調整しながらあらかじめ決めておくといいでしょう。

英語入試で高得点をねらう方法とは?長文問題・英語作文・リスニング

<長文問題>

入試で出題される長文問題の特徴は、文構造が複雑で読み解くのに時間がかかります。そのため、まずは基礎をしっかり身につけることが大切です。過去問や参考書で長文に慣れておきましょう。

長文に関しては、パラグラフリーディングの読み方を意識しました。それぞれの要旨を的確にとらえ、最終的に文章全体をまとめる練習をくり返しました。

<英作文>

英作文では、自分がどう感じたか、なにを思っているかを自由に英語で書ける力が求められます。

英作文は過去問を学校の先生に添削してもらい、「自分の主張はなにか⇒主張を裏づける理由2、3個を挙げる⇒再度自分の主張を述べる」という英作文を身につけました。過去問を使い切った後は、英検®1級の過去問を解いていました。本番で、非常によく似た問題が出題されたので落ち着いて書ききることができました。
※「英検®」は公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

<リスニング>

リスニングでは、英文を正しく聞き取ることはもちろん、問題や話の流れを予想する力が必要になってきます。コーチはどのような勉強をしていたのでしょうか。

リスニングは英単語に対する反応スピードの強化と、問題の先読みによる展開の予測が重要です。前者に関してはb "dog" と言われて「犬」と反応できるのと同じスピードで "realize" と言われたら「実現する・気づく」と反応できるように単語力を徹底します。
後者に関しては「慣れ」の部分も大きいのですが、設問や選択肢から「おそらくこういう話でこういうことが聞かれるだろう」と予測しながら問題を聞くようにしていました。音声より先まわりできるようになると、リスニングに余裕が持てます。

難関とされる一橋大学の英語。まずは過去問を解いて、今の自分に必要な力を知ることが大切です。コーチたちのアドバイスを参考に、しっかりとコツを押さえて試験に臨みましょう。