東京大学の特徴と魅力とは?現役東大生に学部についても聞いてみた!

※2018年時点での情報です

国内の大学受験の最高峰と言えば、一番に名前が挙がる東京大学。歴史の長さはもちろん、研究・教育機関としても高いレベルを誇っています。勉強に自信のある人なら、一度は受験を考えたことがあるのではないでしょうか。今回は、現役の東大生でもあるスタディサプリのコーチたちの口コミから、東京大学の特徴と魅力に迫ります。

「理科一類」ってなんのこと?東京大学の課程と学部

東京大学の特徴の1つとして挙げられるのがリベラルアーツ教育です。東京大学の学部生はまず教養学部に所属して2年間の前期課程を履修し、広く深く一般教養を学びます。その後、各学部に分かれて後期課程を履修します。前期課程から後期課程に進む時にする手続きは2年生の秋に行われ、「進学振り分け」と呼ばれています。

教養学部前期課程の科類は文科一類、文科二類、文科三類、理科一類、理科二類、理科三類の6つ。東京大学を受験する際は、この6つの科類から1つを選んで出願することになります。

在学生であるコーチたちは受験の時、どのように科類を決めたのでしょうか?

教養学部の前期課程では文系で学ぶことは全部同じなので、進学振り分けの時に有利になるので文科一類を選びました。

農学部に行きたかったので、理科二類で出願しました。

例年、合格者最低点が理科一類よりも低いので理科二類で受験しました。入ってから勉強すればどの学部にも行けるので、合格できそうなほうを選びました。

コーチたちからは、「行きたい学部に進みやすい科類を選んだ」という意見と、「合格最低点などを参考に入りやすい科類を選んだ」という意見が多く挙げられました。

東京大学の学部は、法学部、医学部、理学部、文学部、工学部、農学部、経済学部、教養学部、教育学部、薬学部の10学部。前期課程の各科類からどの学部・学科に進めるかは募集要項(※1)でも確認することができるので、受験を考えている人はしっかりと確認しましょう。

コーチに聞いた!東大ってどんな大学?

東京大学は関東を中心に複数のキャンパスと多くの施設がありますが、学部生は基本的に、1・2年生は前期課程が行われる駒場キャンパスに、3年生以降は学部のある本郷キャンパスに通うことになります。

駒場キャンパスは渋谷と下北沢に近いので、若者の文化の中心に触れられてとても楽しいです。本郷キャンパスは上野や秋葉原に近いので、そちらに空きコマでお出かけするのも楽しいと思います。

都内にあるキャンパスですから、アクセスのよさに魅力を感じている学生が多いようです。「東大だけあって、パソコンや実験器具など設備は充実している」「図書館が最高」という意見もあり、施設や設備が充実している様子もうかがえました。

授業の様子は?という質問に対して多く意見が出たのは、理系ではALESS(Active Learning of English for Science Students)、文系ではALESA(Active Learning of English for Students of the Arts) と呼ばれる英語の授業についてでした。

1年生のころに英語で論文を書き、プレゼンするという大変な授業がありました。

ディスカッションやプレゼンテーションもすべて英語で行われるこの授業は1年生全員が受けるもので、慣れない英語に苦労する学生が多いそうです。中には「ALESSは最初大変に思うけど、意外に楽しい」という意見もあり、大変ながらも意義を感じられる授業であることがわかります。

1・2年のうちは進学振り分けのために点が欲しい人は点を稼ぐのに必死。学部が内定してからはみんな解き放たれ、自分の興味のままに自由に勉強している」と、東京大学ならではの進学振り分けの苦労の様子を語ってくれたコーチもいました。

偏差値など受験の難しさが取り上げられることが多い東京大学ですが、学生生活についてすこしでもイメージがわいたでしょうか? 東京大学を目指す受験生の努力の積み重ねは、間違いなく日本一と言えるでしょう。東京大学ではオープンスクールはもちろん、キャンパスツアー(※3)なども開催されています。モチベーションアップのためにもぜひ参加してみてください。