現役東大生が語る!東京大学文科一類・法学部の入試対策と魅力!

東京大学法学部は、1877年の大学設立時からある学部のひとつで、もともとは1872年に司法省が設置した「法学校」と、1873年に文部省が設置した「開成学校法学科」にルーツがあるとされています。

今回は東京大学文科一類・法学部に通う現役学生のコーチたちに、入試対策や学部の特徴について聞いてみました。

東京大学文科一類・法学部の入試対策を教えて

法学部には原則として、教養学部文科第一類の学生が進学することになっています(高い成績を必要とするが20名程度、他の科類からも進学することは可能)。

二次対策を中心にして、センターは12月からやりました。文一だから、という意識は特にしていませんでした。

数学が苦手だったので、解きやすい単元のもので確実に点がとれるように頑張りました。

東京大学は、文系は皆同じ問題を解くため、文科一類の合格者最低点は必然的に高くなります。なので、余裕を持って合格できるよう実力をつけました。数学と英語は、特に差がつきやすいので頑張りました。

大きな特徴はありません。全ての科目を満遍なく学ぶ必要があります。

東京大学文科一類は、文系受験のなかで最難関ということもあり、回答を見る限り、これといったわかりやすい対策方法はないようです。苦手科目をなくし、得意科目をいかに完璧な状態にもっていけるか、そのための長期的なスケジューリングや1日の勉強時間における科目ごとの配分が重要になってくると言えるでしょう。

東京大学文科一類・法学部の特徴や魅力を教えて!

法学部には、かつて第1類(私法コース)、第2類(公法コース)第3類(政治コース)の3つの類が置かれていましたが、2017年から新しいカリキュラムが施行され、新第1類(法学総合コース)、新第2類(法律プロフェッションコース)新第3類(政治コース)に改編されています。

東大文科一類・法学部を選択した理由

法律について学びたかったという理由もあるが、東京大学はたくさんの権威ある先生方のお話を聞けるからです。

法律の勉強に興味があって、学力と試験内容的に東大が合っていたからです。

官僚になりたければ、実質東大法学部以外に選択肢はないと思いました。法律に興味がある人ならば、教授の見解=起草者見解であったりする点、メジャーな教科書の著者から直接学ぶことができる点などに価値があると思います。

やはり法曹や官僚といった職業を目指している、または法律という学問に興味のあるコーチが多いようですね。東京大学法学部には、各界で著名な教授陣がそろっているのが魅力のひとつです。学部について情報収集する中で、具体的にこの先生の授業を受けたいという気持ちも芽生えてくるのかもしれませんね。

特徴と魅力について

講義内容が深いです。普通の参考書とは異なるオリジナルのアプローチで構成されているのも面白いし、過去に権威だった先生への批判を交えるなど教授自身の考えを講義に織り込んでいるので、参考書では体得できない深い理解を得られる気がします。

様々な実定法科目はもちろん、政治学や政治史なども学べます。必修そのものは多くないので選択必修から自分の興味があるものを選んでいきます。法律が好きな人だったら楽しいと思います!

文科一類というか前期教養学部では自分の興味のあることについて文理問わず幅広く学べます。法学部では、法律全般から、政治や、法制史、社会学、外国の法律などを学びます。

文科一類は社会科学全般を学べるので、そうした学問領域が好きな人にとっては、最高の教育環境がそろっているでしょう。高校の科目でいうと地理歴史や公民が好き、または得意である人は、より深く専門性の高い教育を受けられます。

東京大学文科一類・法学部の進路と就職状況

卒業後の進路や就職状況について、回答してもらいました。

官僚、法曹を目指す人が多い気もしますが、民間企業に就職する人もかなりいます。官僚と民間企業を並行志望している人も多いです。院に行くのは法曹志望が多いように感じます。

官僚志望者が多い印象です。でも海外に関わる仕事に興味を持っている人もたくさんいます。

官僚、法曹、一般企業が多いと思います

就職が半分以上で残りは法曹と官僚で半々というイメージです。

東京大学法学部は、カリキュラムが厳しく、なおかつ法曹に進みたければ基本的にロースクール(法科大学院)へ進学する必要があります。そのため、受験生からは他の学部よりもハードルが高いイメージがあるようです。しかしながら、東京大学文科一類は、日本の文系入試のなかでも最難関であり、法学部も政界、官僚界、法曹界へ優秀な人材を数多く輩出しています。日本の将来を担う人物に成長したいのであれば、志望校の選択肢として考えてみる価値は十分にあると言えそうです。