京都大学(京大)の入試の特徴と、偏差値を上げるための対策法をご紹介!

※2018年時点での情報です

京都大学は、京都府京都市左京区に本部を置く国立大学です。日本で2番目の大学として1897年に創設され、今も昔も東京大学と並び称されるトップクラスの難関校です。そしてイギリスの教育情報誌『タイムズハイアーエデュケーション』や、イギリスの大学評価機関クアクアレリ・シモンズ社(QS)などが公表している世界ランキングでは、つねに上位にランクイン。国内でも、東大に次いで第2位となっている名門大学です。また、政治、経済、文学、農業、医学、人間科学、教育、理学、工学など多方面の分野で著名なOB・OGを多数輩出しており、さらにノーベル賞受賞者を多数輩出していることからもわかる通り、日本屈指の研究拠点として国際的な知名度も高い大学です。

主要キャンパスには、吉田キャンパス、宇治キャンパス、桂キャンパスがあり、一部の研究所を除き、すべてのキャンパスが京都府内に所在しています。そのため、京大生は、古都京都の伝統的な町並みに囲まれながら学生時代を送ることになります。そして、学生の自主性を重んじる「自由の学風」が大学の基本理念であることも、よく知られています。

今回はそんな京都大学の入試の特徴と受験対策について、京都大学に在籍するスタディサプリのコーチたちに語ってもらいました。

京都大学入試の特徴を教えて

まず、京大入試の特徴についてコーチたちに回答してもらいました。

英語が特に京大らしい科目だと思います。難解な文章をじっくりと読み込む力が必要です。長文になれておく必要があると思います。(薬学部)

阪大や東大に比べて、英語が特徴的かと思います。(医学部)

特に理科で顕著でしたが「一見初めて見る問題や実験が出題されているように見えて、実はよく読めばヒントがあるなど、結局は基本事項の組み合わせ」というパターンがとても多いように思います。私は基本から応用まで、一通り網羅した問題集をとにかく完璧にしてから、過去問や模試の演習で考え方を身につけていきました。また、生物や化学など、問題文の読解スピードを早めることを意識していました。(医学部医学科)

東京大学の入試問題と同様に、基本的な事項を理解していれば解くことができる、良く錬られた良問が出題されています。そのなかでも、英語と理科に京大独特の特徴があるようなので、過去問を解いて傾向を読み取り、その出題形式に慣れておきましょう!

京都大学入試対策として実践した勉強法を教えて

次に、京都大学の入試対策としてどのような受験勉強をしていたのか、コーチたちに聞いてみました。

理系科目を中心に弱点のないようにしました。試験時間はわりと余裕があるので、早い処理能力よりは問題を深く理解し表面上の解答にとどまらないような勉強をしました。(薬学部)

数学は好きだったということもあって、とにかく難しい問題をやっていました。英語は長文&英作をやっていました。単語が多少分からなくても何とかなるように出来る限り多くの長文を読むようにしました。英作は、構文と読み変えが命なので、それを中心にやりました。理科は普通に化学(新演習)と物理(難系)レベルまではやりました。それ以外の教科は配点も低いので、必要最小限の勉強時間で済ませました。(医学部)

国立大学は、受験に必要な科目数が多く、現状の得意科目・不得意科目を見極めて、自身の欠点を埋めていく必要があります。京都大学は、学部・学科ごとに科目の配点が異なっていますので、志願する学部がどの教科に重点をおいているのかということも把握した上で、受験勉強の時間配分も行っていくといいでしょう。

京都大学志願者へのアドバイス

最後に、コーチたちから、京都大学を目指している現役の受験生にアドバイスや応援の一言をもらいました。

自由の風が吹き荒れる京大は、好きなことに徹底的に打ち込むことに最適な場所と言えます。京都の古風な町並みや独特の雰囲気は、ここでしか味わえません。ぜひ受験をのりこえ、自分の学術的探究心を満たしに来てください。(薬学部)

京大楽しいです!ぜひ後輩に!(医学部)

京大は決して難しい問題ばかりではありませんし、また高得点をとらなければならないわけでもありません。基礎基本をおろそかにせず、こつこつ取り組めば合格は見えてきます!頑張ってください!(医学部医学科)

京都大学の入試シーズンの風物詩といえば「折田先生像」のオブジェです。これは、京都大学の前身のひとつである旧制第三高等学校の初代校長の折田彦市像が相次ぐいたずらや落書きのため撤去され、そのあと銅像の旧設置場所にアニメキャラクターやCMキャラクターなどのオブジェを「折田先生像」と称し入試シーズンに設置するという、京都大学らしいユーモア溢れる伝統です。こんないたずらにも学生の反骨精神が見え隠れする「自由な学風」こそ、京都大学の魅力のひとつです。実際に入学した後にみる「折田先生像」のオブジェ像は、どのように見えるのか、想像してみるのもいいかもしれません。もしかしたら、あなたがオブジェ制作者になっているかもしれませんね。