英語 形容詞の使い方・順番、副詞との違い

高1スタンダードレベル英語<文法・読解編>

形容詞

形容詞とは、名詞の性質や状態を説明する語のことを言います。
形容詞の役割には、次の2つがあります。

● 名詞を直接修飾する限定用法

前からかかる:a tall boy(背の高い少年)

後ろからかかる:a basket full of oranges(オレンジでいっぱいのカゴ)

※名詞にかかる形容詞がほかの語句をともなって2語以上になる場合は、後ろからかかります。

● 補語(C)になる

SVC:The book is interesting.(その本はおもしろい)

SVOC:He found the book interesting.(彼はその本がおもしろいと思った

形容詞のなかには、補語としてしか使えないものが存在します。特にa-から始まる次の形容詞(awake, alike, asleep, alive, afraid, ashamed, aloneなど)は、補語にしかならないと覚えておきましょう。

・眠っている赤ん坊:a sleeping baby〔○〕/an asleep baby〔×〕
→ここでは名詞に直接かかっているので、補語にしかならないasleepは使えません。

・Too much coffee will keep you awake.(多量のコーヒーは、私を目覚めさせておくだろう)
→ここでは、<keep O C>という文型が使われています。補語Cの部分には、補語でしか使えない形容詞awakeを置きます。

「人が~できる」という意味を持つ表現には、主に、able〔unable〕, capable〔incapable〕, possible〔impossible〕を用いた以下の3つがあります。それぞれ使い方が異なるので注意しましょう。

① be able〔unable〕to do
 He is able〔unable〕 to do the work.
② be capable〔incapable〕of ~ing
 He is capable〔incapable〕 of doing the work.
③ It is possible〔impossible〕for 人 to do
 It is possible〔impossible〕 for him to do the work.

特に②は頻出です。to doではなく、of+動名詞を使うことに注意して覚えておきましょう。
また、③にはIt is possible for 人 to doの表現が使われています。
この表現では、He is possible~のように人を主語にして言い換えることはできないので注意しましょう。
このように、人を主語にしない形容詞がいくつかあります。 (im)possible, necessary, convenientなど、代表的なものは覚えておきましょう。
これらはすべて、It is 形容詞 for 人 to doという使い方をします。

●-ableは「受動」、それ以外(-fulや-ive)は能動と覚えておこう
形容詞のなかには、似ているけれど持っている意味が違うものがたくさんあります。ただ暗記するだけでは忘れてしまうので、根本からしっかりと理解しておきましょう。

①respectからの派生形容詞
respectが名詞で使われるときには、意味が2つあるため、そこから派生した形容詞も、大まかにわけて2種類の意味をもちます。
・ 点→ respective「それぞれの」
・ 尊敬・敬意→ respectful「丁寧な」、respectable「立派な」

②imagineからの派生形容詞
imagineは、「想像する」という意味をもつので、同じような意味を持つ形容詞が存在します。

想像する
→imaginary「想像上の、架空の」
→imaginable「想像できる」
→imaginative「想像力に富んだ」

③senseからの派生形容詞
senseは、「感じる」という意味をもつので、同じような意味を持つ形容詞が存在します。

感じる
→sensitive「敏感な、繊細な」
→sensible「分別のある、賢明な」

● よく似た形容詞の区別のコツ
ここで、尊敬・敬意の意味をもつrespectfulとrespectableに注目してみましょう。この2つは、意味が似ているように見えるので、混乱してしまいがちです。そういうときは、接尾語に注目してみるとヒントが得られます。
-ableは「受動」、それ以外(-fulや-ive)は能動
respectfulの-fulは、能動の意味を持ちます。つまり、「人に敬意を表す→丁寧な」という意味になります。一方、respectableの-ableは、受動の意味を持ちます。したがって、「人から尊敬される→立派な」という意味になります。

例題

次の( )から適切な形容詞を選びなさい。

(1) We should be ( respectful / respectable ) toward our elders.
→「我々は自分より目上の人に(    )べきだ」となっていますので、もちろん「敬意を払うべき」ですね。能動的に「敬意を払う」状態をあらわすので、respectfulを使います。

(2) She became a ( respectful / respectable ) woman.
→「彼女は(   )な女性になった」となっています。特に尊敬の対象は書かれていませんので、この文例の場合、sheは、「尊敬される」ような女性ですね。したがって、respectable(立派な)を使います。

(3) He is a very( imatinative / imaginable )writer.
→「彼はとても(   )な作家だ」という文になっています。作家はいろいろなことを「想像する」人ですから、答えはimaginative(想像力に富んだ)を使います。
ちなみに、imaginableに使われている -ableは受動というより可能(can)と同じ意味を持つととらえましょう。

数や量を表す形容詞を数量形容詞といいます。区別がややこしいものがありますが、基本から理解していけば正確に覚えられます。

●many, few, much, littleを使ったさまざまな表現
まず、many, few, much, littleの基本的な使い方をおさらいしておきましょう。

  数を表す(可算名詞につく) 量を表す(不可算名詞につく)
多い many books(= a lot of books) much money(= a lot of money)
少しはある a few books a little money
ほとんどない few books little money

many, few→可算名詞(数えられる名詞)につき、数の多い少ないを表す。
much, little→不可算名詞(数えられない名詞)につき、量の多い少ないを表す。

これらの数量形容詞は、少し違うだけで意味が変わります。例えば、
a little, a few→「少しある」
little, few→「ほとんど~ない」
aがついたら肯定表現、と覚えておきましょう。little, fewは、何もついていないので、否定表現になります。

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