英語 分詞構文の基本と応用と熟語

高1スタンダードレベル英語<文法・読解編>

分詞構文

現在分詞や過去分詞の導く句が主節のSVにつくと、接続詞+SVのような働きをします。
分詞構文の基本形として、3つのパターンを紹介します。
①文頭型
 (Doing ~), S V
 (P.P. ~), S V

②文中型
 S, (doing~), V
 S, (p.p.~), V

③文末型
 S V~, (doing ~).
 S V~, (p.p. ~).

●分詞構文の作り方
分詞構文を理解するために、接続詞+SVの内容を分詞構文を使って表現してみましょう。

(If you turn to the left), you’ll see the building.
分詞構文で表現できるのは( )でくくられた接続詞+SVのパーツですから、( )の中を見てください。

1) 接続詞“If” を消去します。
2) 主節と主語が一致するとき、主語を消去します。主節を見れば主語がわかるからです。
3) 意味上の主語との関係が能動関係の場合は動詞を現在分詞“~ing” に
実際に上掲文を手順にそって書き換えると、
Turning to the left, you’ll see the building.
となります。

● 分詞構文の否定は直前にnot
分詞構文の否定は次のように、分詞の直前にnotを置きます。
Not knowing what to say, I kept silent.(なんと言えばよいのかわからず、私は黙ったままだった)

●分詞構文で主節より前の時制を表す場合ははhaving+p.p.
分詞構文の内容が主節よりも前の時制を表す場合、分詞構文はhaving+p.p.の形となります。
Having finished my homework, I watched TV.(宿題を終えたので、私はTVを見た)

●受動態の分詞構文は過去分詞で始める
受動態で表す内容を分詞構文で表現する場合は、現在分詞ではなく過去分詞で始まる分詞構文となります。

When the earth is seen from space, it looks round.
→Seen from space, the earth looks round.

●分詞構文の意味上の主語が主節と異なる場合は、分詞の前に残す(独立分詞構文)
分詞構文の意味上の主語が主節と主語が一致しない場合、これを独立分詞構文と呼びます。このとき、分詞構文の意味上の主語を分詞の前にそのまま残します。

As it was very cold, we stayed at home.
→It being very cold, we stayed at home.

●〜を考慮して
・All things considered すべてのことを考慮して
・Considering~ 〜を考慮して
・Given ~ 〜を考慮して
ここで注意するのは、“consider” が過去分詞になるか、現在分詞になるか、です。
“All things” は分詞構文の意味上の主語として分詞の前に残されています。
「“All things”=考慮される」という受動関係なので、過去分詞を使われ、直訳だと「すべてのことが考慮されると」という意味になります。
二番目の文では、能動的に考慮するので、現在分詞になると理解しましょう。
二番目の文は実は独立分詞構文で、不特定の主語(peopleなど)が省略されていることに注意します。
“Given~” も同じように使われます。「所与」という言葉にあるように、前提条件として与えられる感じ、と考えるとわかりやすいと思います。

その他によく使われるものを挙げていきます。
●Compared with~ 〜と比較されると
⇒主節の主語が比較されるのですから、過去分詞の形を使います。

● ~(副詞)speaking
“~speaking” は応用の効く表現です。代表的なものとして、たとえば
・Generally speaking 一般的にいうと
・Strictly speaking  厳密にいうと
・Frankly speaking  率直にいうと
という表現があります。

●Weather permitting
「天気がよければ」という熟語です。独立分詞構文で、主語と動詞が能動関係であることに気をつけましょう。
●Judging from~
「〜から判断して」という意味です。“Considering~” の場合と同じく、判断の主体が省略されています。

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