英語 受動態の分かりやすい解説

高1スタンダードレベル英語<文法・読解編>

受動態

●受動態とは
「AがBを~する」という、動作を「する側」を主語とした文を、能動態といいます。一方、「BがAに~される」という、動作を「される側」を主語にした文を、受動態といいます。受動態の基本の形は、

①能動態の目的語(される側)を主語にする
②動詞はとする
③能動態の主語(する側)は動作主としてby~の形で文末に置く
という手順で完成します。

例えば、
Kevin washes his car.
という文を受動態にしたいとき、まず、この文の目的語his carを主語にし、動詞washesを<be動詞+過去分詞>の形is washedにします。最後に主語Kevinを、動作主としてbyをつけて文末に置けば、受動態の文の完成です。
→His car is washed by Kevin.

●なぜ受動態にするのか
それでは、受動態はどのようなときに必要なのでしょうか?
① 動作主がわからないとき
My bag was stolen.
→「カバンを盗まれた」という意味の文ですが、この場合、カバンを盗んだ人物がだれかわかっていません。したがって、これを能動態の文章にしようとすると、(誰か) stole my bag.という文章になってしまいます。動作主が不明の文には、受動態が有効です。

② 動作主がわかりきっている、または隠したいとき
We can see many stars at night. (私たちは、夜多くの星を見ることができる。)
→この文でいう、Weとは誰のことでしょう?これは、一般総称とも呼ばれ、「私たち人間全体」をさすものとして使われることがあります。私たちが、夜に星を見ることができるのは当たり前のことで、主語Weがなくても意味が通じる場合は、受動態にして、省略することが可能です。
Many stars can be seen at night.
こちらの文のほうが、すっきりしていて、わかりやすいですね。このように、主語を置きたくないときにも、受動態は有効に使えます。

●進行形の受動態は、be +being+p.p.
なにかの動作を受けている最中ということを示したいときには、進行形を受動態にします。
(能動態)(Someone) is following us.
(受動態)We are being followed. (私たち、つけられているよ。)

進行形の受動態を作るには、まず進行形<be+-ing>と受動態<be+p.p.>を足し算します。その際、<be+-ing>+<be+p.p.> の下線部分を1つにまとめるとbeingとなり、<be+being+p.p.>の形が完成します。

●完了形の受動態は、have+been+p.p.
「~された(完了)」「~されたことがある(経験)」「~されてきた(継続)」のように、完了形を受動態にすることもできます。完了形を受動態にする方法も、進行形の時と同じように考えれば、簡単です。
(能動態)I have already done my homework.
(受動態)My work has already been done.
(仕事はもう終わったよ。)

完了形の受動態を作るには、まず完了形<have+p.p.>と受動態<be+p.p.>を足し算します。その際、<have+p.p.>+<be+p.p.> の下線部分を1つにまとめるとbeenとなり、<have+been+p.p.>の形が完成します。

●助動詞+V原形の受動態は、助動詞+be+p.p.
(能動態)We can see many stars at night.
(受動態)Many stars can be seen at night.(夜にはたくさんの星が見えます)

助動詞+V原形の受動態を作るには、まず<助動詞+V原形>と受動態<be+p.p.>を足し算します。その際、<助動詞+V原形>+<be+p.p.> の下線部分を1つにまとめるとbeとなり、<助動詞+be+p.p.>の形が完成します。

●使役・知覚動詞+O+原形の受動態は、原形不定詞をto不定詞に!
使役・知覚動詞+O+原形の文で受動態を作る場合は、注意が必要です。
(能動態)She saw him enter the room.
(受動態)He was seen to enter the room by her.
(彼は、部屋に入るところを彼女に見られた。)

→使役・知覚動詞+O+原形の文で受動態を作る場合は、原形不定詞の前にtoをつけて、to不定詞にします。

●be known to/for/as(~に知られている/~で知られている/~として知られている)

・Ichiro is known to every Major League Baseball fan.
(イチローは、すべての野球のメジャーリーグファンに知られている)
→toの後には「相手」が置かれます。

・Anne Frank is well known for the diary she kept.
(アンネ・フランクは、彼女がつけていた日記で知られている)
→forの後には「理由」が置かれます。

・She is known as a famous writer.(彼女は有名な作家として知られている)
→asの後には「地位など」が置かれます。

複数語で1つの動詞の役割を果たすものを群動詞といいます。群動詞はセットで1つの動詞とみなすため、受動態にする際もひとまとまりのセットとして扱います。

(能動態)A stranger spoke to me.
(受動態)I was spoken to by a stranger.
(私は見知らぬ人に話かけられた)

→I was spoken by a strangerとするのは、誤りです。この場合、speak toを一語の動詞つまり群動詞ととらえるので、セットで移動しなければなりません。

よく出てくる群動詞には、laugh at(~を笑う), look up to(~を尊敬する), speak ill of(~の悪口を言う)などがあります。

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