英語 時制の分かりやすい解説

高1スタンダードレベル英語<文法・読解編>

時制

■現在形の本質   = 過去・現在・未来と反復される
■現在進行形の本質 = 「~している最中」という一時性

< 例題 >

次の(  )には、現在形・現在進行形のどちらを使うでしょうか ?

「彼女はいつもは一人でギターを弾いているが,今日だけ友人とギターを弾いている」
She ( always plays / is always playing ) the guitar alone, but today she (plays / is playing ) with her friends.
英語で「~している」と表現しようと考えたとき、現在形、現在進行形の二つが考えられます。
まず現在形の本質とは何でしょうか。以下の3つの文を見てみましょう。

① 不変の真理
An apple a day keeps the doctor away.
(1日1個のリンゴで医者いらず)

② 現在の習慣
I always walk to the station.
(私はいつも駅まで歩いていく)

③ 現在の状態
He likes riding a bike.
(彼は自転車に乗るのが好きだ)

これらは学校で現在形の用法として習うものですが、共通のイメージがありませんか?
現在形が表すのは現在のことだけではありません。
昨日、今日、明日と反復し繰り返されるイメージこそが現在形の本質なのです。

では、現在進行形はどうでしょうか。
進行形は「~している最中」と言った意味、すなわち一時的な状態を表すときに使います。

では例題に戻ってみましょう。

最初の「弾いている」という動作はまさしく「昨日も今日も明日も」習慣として弾いていることを表すわけですから、always playsとなります。
しかし続く「弾いている」という動詞は「今日だけ」「一時的に」ギターを弾いていることを表しているわけです。
このような「一時的な現在の状態」を表すのに用いられるのが現在進行形です。
よって現在進行形のis playingとなるわけです。

■過去形の本質 = 現在と切り離されている過去のある一点を表す
■現在完了形  = 過去と現在をつなぐ時間の幅を表す

< 例題 >

次の(  )には、過去形・現在完了形のどちらを使うでしょうか ?

「私は道に迷った」
I ( have lost / lost ) my way.

英語で「~した」と表現しようと考えたとき、過去形、現在完了形の二つが考えられます。
まず過去形の本質とは何でしょうか。以下の文を見てみましょう。

I lost my key yesterday.
(私は昨日鍵をなくした)

過去形が表すのは、現在と切り離されている過去の一点です。
そのため、yesterdayや~agoといった過去の一点を示す副詞とともに主に用いられます。
一方で、現在完了形はどうでしょうか。
現在完了形は、過去と現在をつなぐ幅のある時制のことです。

I have lost my key.

このように現在完了形を使うと、過去に鍵をなくし、現在もその状態が続いているという意味になります。

では例題に戻ってみましょう。

実はこの問題、have lostもlostも正解としてあり得るのです。
二つの違い、もうわかるでしょうか。
過去形は「現在と切り離されている過去のある一点」を表しますから、「道に迷った(今は迷っていない)」という意味です。
それに対し、現在完了形は「過去と現在をつなぐ時間の幅」を表しますから、「道に迷った(今も迷っている)」という意味ですね。
日本語にとらわれずに、どんな状況を表しているのかをよく考えることが、英語の時制を学ぶ上での重要なポイントです。

時・条件の副詞節のルール=時・条件の副詞節の中では、未来のことも現在形で表す!!

「時・条件の副詞節の中では、未来のことも現在形で表す」という重要なルールがあります。
まず時・条件の副詞節とはなんでしょうか。
時を表すWhen~のカタマリや条件を表すIf~のカタマリが、メインのSV(主節)にくっつく副詞の役割をする場合に、これを時・条件の副詞節と呼びます。

たとえば、
1 (If it is fine tomorrow,) we will have a picnic.
2 (When she comes,) I will tell her so.

この2つの文では、それぞれ下線の引かれたメインのSV(主節)を修飾する副詞の役割として、When~のカタマリやIf~のカタマリがくっついています。
これが時・条件の副詞節です。

まず1番について考えてみましょう。
if節の中の文章はtomorrowを使った未来を表す文章ですが、現在形isが使われています。
2番も同様に、when節の中の「彼女が来る」というのは未来の出来事ですが、現在形comesで表されています。

時・条件の副詞節を作る接続詞としては他にはbeforeやafter等が挙げられます。

ではなぜこのようなルールが存在するのでしょうか。

実はwillは必ず~するといった100%の強い未来を示しています。
その一方で時・条件を表すif, whenはその中に含む内容が起こったり起こらなかったりする、いうなれば100%ではない未来を表すものです。
willが示す100%の未来とifなどが示す50%の未来がひとつの節に混在してしまうと、文章が不自然になってしまいます。
すなわちifなどとwillの相性が悪いのです。
これが時と条件の副詞節において未来形が用いられない理由なのです。

■現在完了形  = 過去と現在をつなぐ時間の幅を表す
■完了形の用法 = 主に ①継続 ②経験 ③完了 の3つの用法
現在完了形は、「have+動詞の過去分詞形(p.p.)」によって表されます。
以下の3つの文で、完了形の基本的な用法を確認してみましょう。

① 継続用法
I have lived here for three years.
(私は 3 年間ここに住んでいる)

② 経験用法
I have been to America three times.
(私はアメリカに 3 回行ったことがある)

③ 完了用法
We have just finished the meeting.
(私達は丁度会議を終えたところだ)

これらは学校で現在完了形の用法として習うものですが、やはりこれらにも共通のイメージがありませんか?
現在完了形の本質は「過去と現在をつなぐ時間の幅」でしたね。
② は継続用法で、過去から現在まで続いていることを示します。
②は経験用法で、過去から現在に至るまで経験してきたことを表します。
③は完了用法で、過去から続いてきたことが今、完了したことを示します。

以上のように、いずれの用法も過去と現在をつなぐ幅のある時制として使われていますね。
このイメージさえつかめれば、未来完了形(will have p.p.)や過去完了形(had p.p.)もきっと攻略できることでしょう。

志望校合格に役立つ全機能が月額1,980円(税抜)!!

いかがでしたか?
正直なところ解説を読んだだけではスッキリよく分からない方もいるかもしれません。
そういう方もまったく悩む必要はありません。

数学は基礎の積み重ねです。
「理解」した上で1つ1つ積み重ねていけば、学力は向上していきます。

1つ1つの積み重ねを着実に実行していくには、解き方の丸暗記ではなく、しっかり理解した上で問題を解き,自信のない場合は繰り返したり、もう一つ基礎に戻る、といった反復が必要です。
スタディサプリでは、「授業を聞いて理解」した上で問題を解くことができるようになります。
また、巻き戻しもできますし同じ授業を何回でも見れるので、理解できないまま置いていかれるということはありません。ぜひお試しください。
また学年別に、基礎/ 応用 / 発展の3レベルの講義動画をラインナップしていますので、分からなければ基礎に戻る、理解を深めたければ応用や発展に進む、ということがいつでも可能です。
それぞれの目標や目的に最適なレベルが選択できますので、つまづきや苦手克服を解消でき、確実に実力がアップしていきます!

志望校合格に役立つ全機能が月額1,980円(税抜)!!