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地震のゆれとその伝わり方

1 地震とゆれの伝わり方

(1)震源と震央

  • ①震源…地震の発生した場所。
  • ②震央…震源の真上の地表の地点。
  • 震源距離と震央距離

    (ⅰ)震源距離…震源と観測地点までの距離。

    (ⅱ)震央距離…震央と観測地点までの距離。

震源と震央

(2)地震のゆれについて

 地震が発生するとき,速さの異なる2つの波が震源で同時に発生して周りに伝わっていきます。この波が伝わることでゆれが伝わっていきます。

  • ①初期微動…はじめに伝わってくる小さなゆれのこと。速い波(P波)によって起こります。
  • ②主要動…あとからくる大きなゆれのこと。遅い波(S波)によって起こります。
  • ※P波…Primary wave の略

      S波…Secondary wave の略

  • ③初期微動継続時間…P波が届いてからS波が届くまでの時間。
  • ④地震のゆれの測定…地震計で記録します。
  • 地震のゆれについて

(3)地震のゆれの伝わり方

 震源で発生したゆれは,ほぼ一定の速さであらゆる方向に同心円状に広がっていきます。

※等発震時曲線…ゆれはじめの時刻が等しい地点を結んだ線のこと。震源が深いほど間かくが広くなります。

震のゆれの伝わり方

2 地震の2種類のゆれの調べ方

(1)ゆれの伝わる速さ

  • ①P波…約6~8km/秒の速い波です。
  • 縦波です。

  • ②S波…約3~5km/秒の遅い波です。
  • 横波です。

ゆれの伝わる速さ=震源距離(km)÷伝わるのにかかった時間(秒)

ゆれの伝わる速さ

(2)震源からの距離とゆれの大きさ

 ふつうは震源距離が近い地点ほど地震のゆれは大きくて,震源距離が遠い地点ほどゆれは小さくなります。

(3)震源距離と初期微動継続時間

 震源距離と初期微動継続時間は比例の関係になります。すなわち,震源距離が遠いほど初期微動継続時間は長くなります。

異なる地震であっても震源距離が同じであれば,初期微動継続時間はほぼ同じとなり ます。

震源からの距離とゆれ・初期微動継続時間(兵庫県南部地震)

上の各地点における詳しいデータは次のようになります。

  震源距離 ゆれ P波が到着した時刻 S波が到着した時刻 初期微動継続時間
神戸 23km 5時46分56秒 5時47分00秒 短い 4秒
彦根 134km
5時47分14秒 5時47分31秒
17秒
福井 195km 5時47分23秒 5時47分47秒 長い 24秒

 グラフより地震の発生時刻は5時46分52秒と推定できます。
 このことから,福井でのデータを用いると
 初期微動の速さは195km÷(5時47分23秒−5時46分52秒)
 =195km÷31秒≒6.3km/秒
 主要動の速さは195km÷(5時47分47秒−5時46分52秒)
 =195km÷55秒≒3.5km/秒
となります。

 各地点の初期微動継続時間を計算すると
 神戸:5時47分00秒−5時46分56秒=4秒間
 彦根:5時47分31秒−5時47分14秒=17秒間
 福井:5時47分47秒−5時47分23秒=24秒間
 この結果をグラフにすると次のようになり,震源距離と初期微動継続時間はほぼ比例することがわかります。

●震源からの距離と初期微動継続時間

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