講師

URLコピー

講師紹介

この授業の
サンプルテキスト公開中!

※サンプルテキストは実際の講座と一部異なる場合がございます。無料体験でご確認の上、ご登録お願いいたします。

酸化と還元・化学変化と熱

1 酸化

(1)酸化

 物質が酸素と化合することを酸化といいます。

※酸化物…酸化によってできた物質のことを酸化物といいます。

酸化物

(2)さび

 金属が空気中などでゆっくりと酸化すると,さびができます。
 →10円硬貨(銅)がしだいに黒ずむ(酸化銅),鉄くぎがしだいに赤褐色になる(酸化鉄)などです。

〈金属のさび〉

加熱したときにできる酸化物は表面が酸化されたものですが,さびの場合は内部まで完全に酸化されます。

2 還元

(1)還元

 酸化物から酸素がうばわれる化学変化のことを還元といいます。ある酸化物から酸素をうばうには,その酸化物よりも酸素と結びつきやすい物質とともに加熱します。その物質は酸化物から酸素をうばい酸化物となります。つまり,もとの酸化物は還元されますが,もとの酸化物に加えた物質は酸化されます。

(2)酸化銅の還元

 酸化銅が酸素をうばわれて,単体の銅になります。

  • 炭素による還元

    炭素は酸化されて二酸化炭素になります。

    2CuO+C→2Cu+CO2

  • 水素による還元

    水素は酸化されて水になります。

    CuO+H2→Cu+H2O

(3)金属の原料

 金属の原料である鉱石の多くは,金属の酸化物をおもな成分としています。例えば,鉄鉱石(赤鉄鉱,磁鉄鉱)には,鉄が酸化鉄としてふくまれています。

(4)酸化鉄の還元

 鉄鉱石をコークスとともに高炉で高温に熱して,鉄をとり出します。

〈溶鉱炉(高炉)のしくみ〉

3 化学変化と熱

(1)化学変化と熱

 化学変化が起こると,同時に熱が出入りします。

(2)燃焼

 熱と光を出しながら,激しく進む酸化(酸素と結びつく反応)です。

鉄+酸素→酸化鉄+光・熱
マグネシウム+酸素→酸化マグネシウム+光・熱

〈マグネシウムの燃焼〉

(3)発熱反応

 熱を放出する化学変化のことを発熱反応といいます。温度が上がります。

物質A+物質B→物質C+熱

(例)水素+酸素→水+熱

〈発熱反応〉

  • 有機物の燃焼

     有機物には炭素原子や水素原子がふくまれているので,燃焼すると,炭素は二酸化炭素に,水素は水になります。このとき,多量の熱がでます。
     有機物+酸素→二酸化炭素+水+熱

  • 化学かいろ

     鉄がゆるやかに酸化するときに発生する熱を利用しています。

    化学かいろ

(4)吸熱反応

 熱を吸収する化学変化のことを吸熱反応といいます。温度が下がります。

物質D+物質E+熱→物質F

(例)塩化アンモニウム+水酸化バリウム+熱→アンモニア+塩化バリウム+水

〈吸熱反応〉

この続きは授業で!テキスト、演習問題のPDFが無料ダウンロードできる!

14日間無料体験!今すぐ会員登録

学年・科目を選択

14日間無料で、
4万本以上の授業動画を受講いただけます。