講師

URLコピー

※講座タイトルやラインナップは2018年現在のもので、実際の講座と一部異なる場合がございます。無料体験でご確認の上、ご登録お願いいたします。

講師紹介

この授業の
サンプルテキスト公開中!

※サンプルテキストは実際の講座と一部異なる場合がございます。無料体験でご確認の上、ご登録お願いいたします。

土の中の生物とはたらき

1 土の中の生物とはたらき

(1)土の中の小さな生物

 土の中では,落ち葉や枯れ葉,動物の死がいや排出物などの有機物がふくまれたものを食べる生物が存在しており,食物連鎖が見られます。

(例)落ち葉を食べる生物…ミミズ・ダンゴムシ
動物の死がいを食べる生物…シデムシ
動物の排出物を食べる生物…センチコガネ

(2)土の中の小動物のはたらき

 土の中の小動物は生物の死がいなどを食べて細かくして,ふんとして体外に排出します。

(3)土の中の微生物

 小動物が食べ残した落ち葉や排出物が,いつの間にかなくなるのは菌類や細菌類などの微生物のはたらきによるものです。

〈菌類と細菌類〉

  • ①菌類…カビやキノコのなかまです。ほとんどのものは多細胞生物でからだは普通,菌糸とよばれる糸状の細胞でできています。おもに胞子でなかまを増やします。
  • ②細菌類…乳酸菌や大腸菌のなかまをいいます。単細胞生物で主に分裂によって増えます。高倍率の顕微鏡でなくては見ることができません。たくさんの種類が存在します。

(4)菌類・細菌類のエネルギーの取り入れ方

 菌類・細菌類のほとんどは葉緑体をもちません。したがって光合成ができないため,土の中の小動物が利用して残した有機物を取り入れて,呼吸によって二酸化炭素や水,窒素化合物などの無機物に分解して,生活に必要なエネルギーを取り入れています。

(5)分解者

 消費者のうち,土の中の動物,菌類,細菌類などのように生物の死がいや排出物などの有機物を取り入れる生物のことを分解者といいます。他の生物から有機物を得る生物が消費者で,死がいやふんから有機物を得る生物が分解者です。

(6)分解者による水の浄化

 川に有機物をふくんだ汚水が流れ込んでくると,川底の石や砂の表面や泥の中にすむ細菌類などがそこから有機物を取り込んで分解するために,水はしだいに浄化されます。

2 自然界での物質の循環

(1)炭素と酸素の循環

  • 生物が自然界から取り入れるもの

     植物は大気中の炭素を二酸化炭素の形で取り入れ光合成を行います。すべての生物は大気中の酸素を取り入れて呼吸を行っています。

  • 生物が自然界へ戻すもの

     植物は光合成によってできた酸素を大気中に放出します。また,すべての生物は呼吸によって炭素を二酸化炭素の形で放出します。

  • 生物間を移動するもの

     植物は光合成で有機物を合成します。動物は植物や他の動物を食べることによって有機物を取り入れます。このように有機物は食物連鎖によって生物間を移動します。また,生物の死がいなどにふくまれる有機物は菌類や細菌類の呼吸によって二酸化炭素や窒素化合物などの無機物に分解され,これが植物に肥料として取り入れられます。

(光合成)
 二酸化炭素+水→酸素+有機物
(呼吸)
 酸素+有機物→二酸化炭素+水

自然界での物質の循環

(2)太陽

 植物は太陽の光エネルギーを化学エネルギーに変えて有機物としてためこみ,動物は植物を食べて化学エネルギーをからだの有機物にためこみます。太陽の光エネルギーは生物が生きていくためのエネルギーの源となります。

(3)生態系

 ある地域にすむ生物と水・土・空気・光・温度などの生物以外の環境要素を1つのまとまりとしてとらえたものを生態系といいます。地球全体も1つの生態系です。

〈実験〉菌類や細菌類のはたらき

この続きは授業で!テキスト、演習問題のPDFが無料ダウンロードできる!

14日間無料体験!今すぐ会員登録

学年・科目を選択