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ルネサンスと大航海時代

1 中世ヨーロッパとルネサンス

(1)中世ヨーロッパと十字軍

  • ヨーロッパ・イスラーム世界の変質

    • 中世ヨーロッパ

      古代ローマ帝国以降,ヨーロッパ各国にキリスト教のカトリック教会が置かれ,各国の教会の上にローマ教皇〔法王〕が立っていた。また,王や貴族は教会と結びつき勢力を伸ばす。

    • イスラーム世界

      7世紀前半に,ムハンマド〔マホメット〕を開祖としてアラビア半島で始まった一神教のイスラーム教が,アジア・アフリカ・ヨーロッパの一部に広まり,交易も積極的におこなった。

  • 十字軍の遠征(11世紀末~13世紀)

    キリスト教の聖地エルサレムをイスラーム教徒から取り戻すため,約200年にわたり継続的に派兵したが,最終的に失敗。

  • 十字軍の影響
    • ローマ教皇の権威低下,相対的に王や商人が勢力を伸ばす。
    • イスラーム文化と接することにより,文化の東西交流が活発化。

(2)ルネサンスと宗教改革

  • ルネサンス〔文芸復興〕(14世紀~16世紀)

    イスラーム世界を通じたアジアとの交易が広がる中で,イタリアを中心にギリシャ・ローマの古典を見直そうとする動きが広まった。

    • ルネサンス期の美術

      レオナルド=ダ=ヴィンチの『最後の晩餐』『モナ=リザ』,ミケランジェロの『最後の審判』『ダビデ像』など。

    • ルネサンス期の文芸

      ダンテの『神曲』,ボッカチオの『デカメロン』など。

    • ルネサンス期の自然科学

      コペルニクスやガリレイの地動説など。

      イスラーム経由で中国から羅針盤,火薬,活版印刷術などがもたらされる。

  • 宗教改革(16世紀前半~)

    ルネサンスの影響を受けたカトリックに革新運動が発生。ローマ大聖堂改築の費用を免罪符によって補おうとしたローマ教皇へ批判が集中。ドイツのルターやフランス(のちスイス)のカルヴァンを中心に宗教改革が始まる。

  • 宗教改革の結果
    • プロテスタント

      宗教改革により発生した,カトリックに対抗する教え。おもにヨーロッパ北部で広まる。

    • カトリック

      ポルトガルやスペインの支援を受け,信者拡大を図るため,イグナティウス=ロヨラらが設立したイエズス会を中心に,アジアやアメリカ大陸での布教をめざす。

2 大航海時代

(1)新航路の開拓

  • ヨーロッパ人のアジア進出の背景

    • コショウなどの香辛料(肉の保存などに用いる)を,アジアからイスラームを通して高値で輸入せざるを得なかったこと。
    • 羅針盤の改良により,長期間の航海が可能になったこと。

(2)ヨーロッパ諸国の世界進出

  • ポルトガルのアジア進出

    1498年,ヴァスコ=ダ=ガマがアフリカ最南端の喜望峰を回りインドに到達。ゴアをアジア交易の拠点とし,マラッカ(マレー半島)・マカオ(中国)などに進出。

    南米のブラジルも植民地化。

  • スペインの世界進出
    • アメリカ大陸の発見

      1492年,西回りでアジアをめざしたコロンブスが大西洋を横断し,カリブ海の西インド諸島に到達。のちアメリカ大陸も発見。

    • アメリカ大陸の植民地化

      中南米で銀山が発見されたこともあり,先住民(インディオ)を働かせ採掘,砂糖などとともにヨーロッパに銀を持ち帰る。

      独自の文明をもった中米のアステカ帝国,南米のインカ帝国も滅ぼされる。

    • 三角貿易

      中南米に労働力を送るため,アフリカから奴隷が運ばれた。また,アフリカから金や象牙をヨーロッパに,ヨーロッパからアフリカに武器などを輸出。

    • 世界の一体化

      マゼラン船団の世界周航(1519年~22年)やマニラ(フィリピン)を根拠地としてアジア貿易に進出するなど,スペインを中心に世界規模の交易がおこなわれた。

  • プロテスタント諸国の進出

    イギリス・オランダが東インド会社を設立し,17世紀にはスペインに代わりアジア貿易に本格進出。

3 ヨーロッパ人の来航

(1)鉄砲の伝来

16世紀に入ると明が衰え,東アジア海上での貿易が活発化。

  • 鉄砲の伝来

    1543年,ポルトガル人を乗せた中国船が種子島(鹿児島県)に漂着,鉄砲を伝える。

  • 鉄砲の生産

    鉄砲の威力に戦国大名が注目,堺(大阪府)や国友(滋賀県),根来・雑賀(和歌山県)などで製造開始。戦国時代の築城法,戦闘方法にも変化をもたらす。

(2)南蛮貿易

ポルトガル人・スペイン人(南蛮人とよばれた)が多数来日。日本は長崎や平戸(長崎県)などで銀を輸出,中国産の生糸やヨーロッパの鉄砲・火薬などを輸入した。

(3)キリスト教の伝来

  • キリスト教の伝来

    1549年,イエズス会の宣教師フランシスコ=ザビエルが鹿児島に到着して伝える。以後多くの宣教師が貿易船とともに来日,布教をおこなった。

  • キリシタン大名の増加

    自らの領地に貿易船をよびこむため,西日本を中心とした一部の戦国大名がキリスト教を保護し,自ら洗礼を受けキリスト教徒(キリシタン)になる大名もいた。

    大村純忠・有馬晴信(長崎県)・大友宗麟(大分県)の3キリシタン大名は,1582年に伊東マンショら4人の少年をローマ教皇のもとに派遣した(天正遣欧使節)

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