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江戸時代②

1 江戸初期の貿易と鎖国

(1)朱印船貿易

幕府を開いた後,徳川家康は貿易の利益を得るため,海外との交易に積極的だった。

  • 朱印船貿易

    渡航する大名や商人に朱印状(海外渡航許可証)を与えて貿易(朱印船貿易)をおこなった。

  • 日本町の形成

    日本人はおもに東南アジアに進出,現地に日本町をつくり,自治を認められた。

    アユタヤ(シャム)日本町の指導者山田長政は,シャム王室との関係を深めた。

  • 国内での貿易

    従来のポルトガル・スペインに加え,イギリス・オランダとも交易。中国産生糸や絹織物などを輸入し,銀などを輸出した。

(2)禁教と貿易の統制

  • 禁教の目的(ヨーロッパ諸国との貿易があるため,幕府は当初キリスト教信仰を黙認)

    • キリスト教徒が神への信仰を優先させ,幕藩体制が危うくなるのを恐れたため。
    • 東南アジアとの貿易を積極的におこなっていた西日本の大名が,貿易の利益で強大化することを恐れたため。
  • 禁教令(1612年と14年)

    最初は幕領〔天領〕,翌年から全国に拡大。さらに宣教師や信者らを処刑・国外追放した。

  • 貿易の統制

    イギリスが貿易から撤退,スペインは追放,1635年には日本人の海外渡航・帰国を禁止。

(3)島原・天草一揆と鎖国

  • 島原・天草一揆〔島原の乱〕(1637年~38年)

    キリスト教徒の多かった島原(長崎県)・天草(熊本県)の領主が,禁教と年貢取り立てを強化。反発したキリスト教徒の百姓たちが天草四郎時貞〔益田時貞〕を中心に一揆を起こし,鎮圧された。

  • 禁教の強化

    絵踏の実施,寺院に全員が仏教徒であることを証明させる宗門改帳の作成など。

  • 鎖国の完成

    1639年3代将軍徳川家光がポルトガル船の来航を禁止。

    1641年平戸のオランダ商館を長崎の出島に移し,中国船とともに貿易を認める。

2 鎖国下の対外関係

(1)長崎貿易

長崎では中国・オランダが貿易をおこない,貿易利益を幕府が独占した。

  • オランダ

    出島のオランダ商館の長(カピタン)は,年一回江戸で将軍に挨拶,海外情報をまとめたオランダ風説書を提出した。

  • 中国(17世紀半ばに漢民族の明が滅び,女真族の清が成立)

    長崎に唐人屋敷を設け,そこで交易。

  • 輸出入品

    生糸・絹織物・薬などを輸入,銀や金を輸出。輸出品はのちに銅や俵物に代わる。

(2)朝鮮との交流

豊臣秀吉の朝鮮侵略後,幕府は国交が断絶していた朝鮮との国交を回復(対馬藩が仲介)。

  • 朝鮮との交易

    対馬藩(釜山に倭館を設置)を通して木綿や朝鮮人参などを輸入,銀や銅などを輸出。

  • 朝鮮通信使の来航

    将軍の代替わりごとに江戸に派遣。各地で日本人と交流もおこなう。

(3)琉球との交流

薩摩藩(鹿児島県)により琉球王国は征服されるが,幕府は琉球を異国として扱ったため,薩摩藩の監督のもと,幕府と中国の両方に従うこととなった。

幕府へは,将軍や琉球国王の代替わりごとに慶賀使・謝恩使を派遣。

(4)アイヌとの交流

  • 松前藩の形成

    蝦夷地南部に拠点を置いていた松前氏は松前藩をつくり,幕府からアイヌとの交易独占権を認められる。

    松前藩の武士は年貢の代わりに交易が自らの給料となったため,アイヌに不利な交易を強制。サケなどの海産物や毛皮,中国などからの品物を得て利益を上げた。

  • シャクシャインの戦い(1669年)

    不当な交易に反対したアイヌの首長シャクシャインは挙兵したが,松前藩らに鎮圧され,松前藩のアイヌ支配がより厳しくなった。

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