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ヨーロッパ②

1 ヨーロッパ州の農業

(1)北部・中部の農業

フランス・オランダ・ドイツ・スイス・デンマークなどを中心に混合農業・酪農・園芸農業が広くおこなわれ,全般に農業はさかん。

とくにフランスはヨーロッパ州最大の農業国。

  • 混合農業

    農作物(小麦・じゃがいも・ぶどうなどの食用+大麦やてんさいなどの飼料)栽培と畜産(豚・牛など)を組み合わせた農業。地力を保つため,輪作をおこなうのがふつう。

    近年は農作物栽培と畜産業どちらかに絞る農家も多い。

  • 酪農  

    オランダやスイスを中心に乳牛を飼育し,牛乳・バター・チーズなどの乳製品を生産。

    アルプス山脈では移牧がおこなわれる。

  • 園芸農業→新鮮な作物を都市部へ出荷する農業。

    オランダのポルダー(海面より低い干拓地)で,チューリップや野菜などがさかん。

(2)南部の農業

夏は雨が少なく高温で乾燥し,冬は雨が多く温暖な地中海性気候。フランス・イタリア・スペインの地中海沿岸を中心に農業はさかん。

  • 地中海式農業

    夏は乾燥に強いぶどう・オリーブ・オレンジなどの果樹を,冬は小麦などの穀物を栽培。

    コルクがしの栽培もさかん。

    小麦はパスタ・ピザなどの原料となる。

  • 牧畜  

    乾燥に強い羊・やぎなど。

(3)東部の農業

小麦栽培がさかんなロシア西部を除くと,冷涼であまり農業に適していない。

2 ヨーロッパ州の鉱業・工業

(1)ヨーロッパ州の鉱業

北海油田(イギリス・ノルウェーなどが共同開発),ルール炭田(ドイツ),ロレーヌ地方の鉄鉱石(フランス)など。

(2)ヨーロッパ州の工業

18世紀後半,イギリスは世界で最初に産業革命を達成し「世界の工場」となる。その後,ベルギー・フランス・ドイツ・イタリアなどで近代工業が発展。20世紀になるとアメリカや日本,近年では中国・インドなどが台頭し,その地位は低下。

1990年代以降,人件費の低い東ヨーロッパへの工場移転も多い。

  • イギリス

    もとは綿織物などの繊維工業を中心とする軽工業が発展。のち鉄鋼業や造船業など近代工業,現代では先端技術〔ハイテク〕産業がさかん。北海油田の開発が進み,石油の輸出国となる。

  • フランス

    ロレーヌ地方の鉄鉱石を利用した鉄鋼業やハイテク産業がさかん。また,トゥールーズは航空工業の中心都市。

    航空工業や宇宙開発産業は国境を越えた生産をおこなっている。

    原子力発電の比率が非常に高いことでも知られる。

  • ドイツ

    二度の世界大戦に敗れたが,戦後に経済成長を果たす。ライン川流域のルール工業地域で鉄鋼業・自動車などの機械工業や精密機械工業,ハイテク産業が有名。

    冷戦終結による統一後も,東西の経済格差問題が存在する。

  • イタリア

    北部は繊維・自動車などの工業がさかんだが,南部は農業中心で南北の経済格差問題が存在する。

    ファッション産業は世界的な人気を誇る。

  • オランダ

    ライン川河口付近にEU最大の貿易港ユーロポートをもつ。石油化学工業・鉄鋼業がさかん。

3 ヨーロッパ州の環境問題

(1)環境問題

酸性雨・水質汚濁・大気汚染・地球温暖化など。

ヨーロッパは,国境を越えた環境問題発祥の地。

(2)環境問題への取り組み

  • パークアンドライド・LRT〔次世代路面電車〕・自転車利用の促進

    都市中心部への自動車の乗り入れを規制したり,自動車の利用そのものを減らしたりする。

    ヨーロッパ州では,各地を結ぶ鉄道が発達。

  • 環境税の導入
  • 3R(4R)

    リサイクル〔再生利用・再資源化〕・リユース〔再利用〕・リデュース〔ゴミ減らし〕・(リフューズ〔ゴミ断ち〕)。

  • バイオ燃料の使用
  • 風力発電など再生可能エネルギーの使用

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