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アフリカ

1 アフリカ州のすがた

(1)おもな国家

  • 北部

    エジプト・リビア・チュニジア・アルジェリア・モロッコなど。

  • 東部

    スーダン・エチオピア・ソマリア・ケニア・タンザニアなど。

  • 南部

    南アフリカ共和国・モザンビーク・マダガスカルなど。

    南アフリカ共和国は1991年までアパルトヘイト〔人種隔離政策〕をおこなっていた。

  • 西部

    セネガル・ギニア・コートジボワール・ガーナ・ナイジェリア・カメルーンなど。

  • 中央部

    コンゴ民主共和国・ルワンダなど。

(2)気候 →熱帯・乾燥帯・温帯

  • 北部

    地中海沿岸は温帯の地中海性気候。その他の大部分は乾燥帯の砂漠気候とステップ気候。

  • 中部

    赤道周辺なので熱帯。熱帯雨林気候が多いが,東部は高地が多く多少涼しいサバナ気候。

    熱帯雨林のゴリラ・チンパンジー,サバナ〔サバンナ〕のライオン・ゾウ・キリン・シマウマなど希少な野生動物が多く,観光業に力を入れる国もある。

  • 南部

    おもに砂漠気候とステップ気候の乾燥帯。沿岸部には温帯の地中海性気候が広がる。

(3)地形

  • 山地・山脈・山
    • おもな山地・山脈

      北西部のアトラス山脈のみが大きな山脈。

    • おもな山

      キリマンジャロは独立峰としては世界一の高さ(5895m)。その他にケニア山など。

      ともに大地溝帯〔グレート・リフト・バレー〕という長大な谷の付近にある。

  • 川・湖
    • おもな川

      ナイル川,ザンベジ川,コンゴ川,ニジェール川など。

    • おもな湖

      ビクトリア湖,タンガニーカ湖など。

  • 高原・砂漠
    • おもな高原

      エチオピア高原など。

      アフリカは標高1000m以上の高原と台地が多い。

    • おもな砂漠→北部と南部に広がる

      サハラ砂漠,リビア砂漠,カラハリ砂漠,ナミブ砂漠など。

      サハラ砂漠は世界最大の砂漠。サハラ砂漠の南にはサヘルが広がる。

  • 海洋・湾
    • おもな海

      地中海,紅海,インド洋,大西洋。

      地中海と紅海はスエズ運河がつなぐ。

    • おもな湾

      ギニア湾など。

  •     
  • 島・半島
    • おもな島

      マダガスカル島など。

    • おもな半島

      ソマリア半島(「アフリカの角」)など。

      アフリカ州のすがた

2 アフリカ州の歴史と文化

(1)前近代

ナイル川流域のエジプト文明など高度な古代文明も存在した。サハラ砂漠より北はアラブ系,南は黒人が多く,各地で王国が盛衰した。

(2)近代

16世紀以降~20世紀前半に,エチオピアとリベリアを除くほぼ全域がヨーロッパの植民地支配を受ける。16世紀~19世紀には南北アメリカ大陸に向けて奴隷貿易がおこなわれた。

植民地支配の影響で直線的な国境線や,英語・フランス語などが公用語として残存する。

(3)現代

第二次世界大戦後にヨーロッパ諸国からの独立が進み,とくに1960年は17カ国が独立したことから「アフリカの年」とよばれる。

しかし,発展途上国が集中し,人口増加と都市化(スラム問題など),貧困と食糧問題や,内戦と地域紛争,環境問題(砂漠化や熱帯雨林の減少),高いHIV〔エイズ〕感染率などさまざまな課題を抱える。先進諸国やNGO〔非政府組織〕からの援助を受けることも多い。

アフリカの各国と諸地域は,2002年からAU〔アフリカ連合〕を結成している。

(4)宗教 →政情不安も抱え内戦や地域紛争が多い

北部はイスラームが多く,その他の地域は土着の民族宗教(自然崇拝など)や,植民地支配の影響でキリスト教の信者も多い。

3 アフリカ州の農業

ヨーロッパの植民地時代に旧宗主国により始められたプランテーションで,カカオ,コーヒー,茶,バナナなどの輸出用作物を栽培。

日常の食用作物に関しては,サバナ〔サバンナ〕や森林では,自然環境の回復力を利用した焼畑農業がおこなわれている。また,乾燥帯では牛・羊などの牧畜もさかん。

アフリカは近年都市化が進み,農村部では都市向けの商品作物の栽培もさかん。

(1)北部の農業

沿岸部では,地中海性気候を活かし,地中海式農業によるオリーブやぶどうの栽培がさかん。

その他,小麦やナツメやしなど。

(2)東部の農業

エチオピア・ケニア・タンザニアでコーヒーや茶の栽培がさかん。その他,サイザル麻など。

エチオピア・ケニアはバラの花の輸出でも有名。

(3)南部の農業

沿岸部は地中海性気候を活かし,ぶどうの栽培がさかん。マダガスカルのコーヒー栽培も有名。

(4)西部の農業

ギニア湾岸のコートジボワール・ガーナ・ナイジェリア・カメルーンでカカオの栽培がさかん。その他,落花生〔ピーナッツ〕やアブラやし,ヤムいもなど。

4 アフリカ州の鉱業・工業

鉱山資源・地下資源は豊富だが,工業は南アフリカ共和国を除き発達していない。

(1)金・銅・ボーキサイト・ダイヤモンド

南アフリカ共和国の金,カッパーベルト(銅地帯→コンゴ民主共和国南部とザンビア北部)の銅,ギニアのボーキサイト,ボツワナ・コンゴ民主共和国・南アフリカ共和国のダイヤモンドなど。

(2)石油

ナイジェリアとアルジェリア・アンゴラはOPEC〔石油輸出国機構〕に参加。

(3)レアメタル〔希少金属〕

埋蔵量が少ない,精錬が難しいなどの理由で流通量が少なく貴重な金属。コンゴ民主共和国・ザンビアでコバルト,南アフリカ共和国でクロムとバナジウムなどが産出する。他にプラチナ・マンガン・ニッケル・タングステンなどが代表的なレアメタル。

近年,携帯電話など最新の電子機器に使用され,中国など海外企業の進出が進む。

5 アフリカ州の産業の問題点

特定の農作物や地下資源などの一次産品に輸出を頼るモノカルチャー経済は,天候や購入先の先進国の経済状況により価格が左右される。また,商品作物の栽培に偏りすぎると食糧危機におちいることもある。

現在でも第二次産業の工業や第三次産業の商業・サービス業があまり発達せず,国家財政の危機を抱えている国は多い。

ただし,南アフリカ共和国はブラジル・ロシア・インド・中国とともにBRICSの一角を占め,経済成長を続ける。2010年にはサッカーのワールドカップも開催された。

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