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世界と日本の地形

1 世界の地形

(1)世界の山地

  • 造山帯

    活発な地震や火山活動を起こし,高くけわしい山地をつくっている地域を造山帯という。造山帯では地震や火山噴火などの災害が頻繁に引き起こされる。

    • 環太平洋造山帯

      アンデス山脈,ロッキー山脈,日本列島,フィリピン諸島,ニュージーランドなど,太平洋を取り巻くように存在。

    • アルプス・ヒマラヤ造山帯

      アルプス山脈,ヒマラヤ山脈,インドネシアなど,ユーラシア大陸南部に連なる。

    • プレート

      地球の表面はプレートとよばれる複数の岩盤でおおわれており,常にゆっくり動いている。プレート同士がぶつかるところは山脈ができやすく,地震や火山活動が活発となっている。日本は4つのプレートがぶつかっている。

  • 安定大陸

    地盤が安定し,火山活動や地震などが少ない大陸。長期間にわたり風雨にさらされたため,ユーラシア大陸のウラル山脈や北アメリカ大陸のアパラチア山脈のように,低くなだらかな山脈や高原が多い。

(2)世界の平野と川

  • 沖積平野

    高い山から運ばれた砂や土(これを堆積作用という)によってつくられた平野。アフリカ大陸のナイル川や中国の長江河口の三角州など。

  • 侵食平野

    雨や氷河などの侵食によって地表が削られて平坦になった平野。安定大陸に多く,ユーラシア大陸の東ヨーロッパ平原や,北アメリカ大陸の中央平原などが知られる。

    氷河は侵食平野だけでなく,北ヨーロッパのフィヨルドのような入り組んだ海岸線をつくったことでも知られる。

  • 長大な川

    アフリカ大陸のナイル川(世界最長の川)や南アメリカ大陸のアマゾン川(世界一広い流域面積をもつ),中国の長江など,安定大陸にはゆるやかに流れる長大な川が多い。

2 日本の山地と海岸

(1)日本の山地

環太平洋造山帯の一部である日本は,国土の約4分の3が山地・丘陵地となる山がちな国で,地震が多く火山活動が活発となっている。

  • 日本アルプス

    本州の中央部にある飛驒山脈〔北アルプス〕・木曽山脈〔中央アルプス〕・赤石山脈〔南アルプス〕の総称。標高3000メートル前後の山々が連なっている。

  • フォッサマグナ

    日本アルプスの東側にある幅の広い帯状の地形。プレートの境界にあり,ここを境に東日本と西日本で地形が大きく異なる。フォッサマグナの西側の端は新潟県糸魚川市と静岡県静岡市を結ぶ線(糸魚川・静岡構造線)で結ばれている。

    • 東日本では奥羽山脈のように山地が南北に連なる。また,十勝平野や新潟平野などのように平野が多い。
    • 西日本では紀伊山地・中国山地のように山地が東西に伸びるが,標高2000メートルを超える山は少ない。
  • 火山とその利用

    火山が噴火すると災害をもたらすことが多いが,一方で火山がつくり出すカルデラなどの光景や温泉のように観光資源として重要であり,地熱発電などにも使われる。

(2)海岸と周囲の海

  • 海岸地形
    • 日本の海岸の多くは,切り立った岩場による岩石海岸(福井県の東尋坊など)か,砂におおわれた砂浜海岸(千葉県の九十九里浜など)となっている。また,砂浜海岸の一部では,鳥取県の鳥取砂丘のように砂丘になっているところも存在する。
    • 三陸海岸(岩手・宮城県)や志摩半島(三重県),若狭海岸(福井県)などでは,山地が海岸に直接沈み込んでできた複雑な形のリアス海岸がみられる。
    • 南西諸島などでは,さんご礁に囲まれた海岸がある。
    • 開発の結果,干拓(海や湖の一部を閉じて,そこから水を抜いて農地などにすること)や埋め立て(他の土地から土をもってきて工業用地や住宅地などをつくること)などの人工海岸ができているところもある。
  • 海底地形
    • 大陸棚

      陸地周辺の深さが200メートルくらいまでの海底。日本の周囲では日本海の南部から東シナ海にかけて広がり,天然ガスなどの資源に恵まれているとされている。

    • 海溝

      深さが8000メートルを超える海の中の谷。日本近海では太平洋にあるプレートの境目に千島・カムチャツカ海溝,日本海溝,伊豆・小笠原海溝などがある。

  • 日本周辺の海流
    • 日本の南から,太平洋側の黒潮〔日本海流〕や日本海側の対馬海流などの暖流が北上して流れ,流れる沿岸の地域は温暖な気候となるなどの影響を与えている。
    • 日本の北から,太平洋側の親潮〔千島海流〕や日本海側のリマン海流などの寒流が南下している。
    • 太平洋側の三陸海岸沖などでは,暖流と寒流が出合う潮目〔潮境〕にプランクトン(魚のえさ)が多く,豊かな漁場をつくっている。

3 日本の川と平野

(1)日本の川

  • 日本の川の特色
    • 日本は国土が狭く,標高の高い山から海までの距離が短いため,川が短く流れが急になっている。このため土砂を運ぶ力が強く,扇状地や三角州などをつくりやすい。
    • 梅雨や台風,春先の雪解けなど,季節による川の水量の変化が大きく,上流で大量の雨が降ると下流で洪水を引き起こしやすい。
  • 川の利用

    農業・工業などに使われたり,生活用水にも利用される。また,上流部にダムをつくり,川の水量を調節して下流の洪水を防ぎ,安定的な水資源の確保や水力発電などもおこなう。

  • 日本の代表的な川

    日本でもっとも長いのは信濃川(長野県・新潟県)で,次いで利根川(群馬県などの関東地方),石狩川(北海道)と続く。利根川は流域面積が日本で一番広い。

(2)日本の平地

  • 平地の種類

    海に面した平野と,内陸で山に囲まれた盆地に分類される。国土の約4分の1だが,人口の大部分が住む。また,平野や盆地の中でも川沿いの低地より高くなっているところを台地といい,水の便が悪いため,農業は稲作ではなく畑作がおこなわれることが多い。

  • 川がつくる地形
    • 扇状地

      川が山地から平地に出るところに,土砂が扇形に堆積してつくられたゆるやかな傾斜地で,盆地に多い。堆積した土砂は粒が大きいため水はけがよく,果樹園が多い。

      川が下流に流れる間に,川の両岸で平らな土地と崖が交互にできる河岸段丘がみられることもある。

    • 三角州

      川の河口付近に土砂が堆積してできた,三角形に似た低い土地。堆積した土砂の粒が小さく水を逃しにくいために水田に向いており,平坦な土地が多いことから都市になることも多い。

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