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世界と日本の人口

1 世界の人口分布と変化

(1)世界の人口分布

  • 人口分布

    世界の人口は2011年に70億人を突破し,アジアやアフリカを中心に増え続けている。2014年現在,人口世界第1位の中国,第2位のインドをはじめとするアジアだけで,人口全体の約6割を占める。

  • 人口密度

    国や地域の人口を面積で割ったもの。日本や中国,インドなど,東・東南・南アジアの平野部や,ヨーロッパ,アメリカの都市部では人口密度が高く,アフリカ北部やアジア中央部の砂漠などの乾燥地域や,シベリアやカナダ北部などの高緯度の寒冷な地域など,自然環境の厳しい地域では人口密度が低くなっている。

(2)世界の人口問題

  • 発展途上国の人口問題
    • 出生率が高いまま続く一方,医療技術の進歩や衛生状態の改善などにより,乳幼児の死亡率が下がったため,人口爆発とよばれる急激な人口増加がみられる。

      その国・地域の人口を男女別・年齢別に示した人口ピラミッドをつくると,発展途上国の場合,子どもの割合が高く,高齢者が少ない富士山型を示す場合が多い。

    • 人口増加に食料生産が追い付かず,飢えなどの食料不足に陥っている地域がある。また,都市への人口流入が進み,住宅の供給が間に合わず,狭い地区に多数の人が暮らすスラムが発生している国・地域もある。
  • 先進工業国の人口問題
    • 医療技術の進歩などにより,死亡率が下がり平均寿命が延び,高齢化社会となっている。それ以上に子どもの出生率が低くなっているため(少子化),全体としては人口が減少傾向にある。

      人口ピラミッドをつくると,年少人口の割合が少なく,高齢者の割合が高いつぼ型を示す場合が多い。

    • 対策として,政府などが子育て支援を充実させて子どもを増やす政策をおこなっている他,将来的な働き手不足を補うために海外からの移民や労働者を受け入れる政策をとっている国もある。

2 日本の人口分布と変化

(1)日本の人口分布

  • 人口のかたより

    日本は山地が多く,もともと平地や盆地に人口が集中していた。さらに国土の狭さの割に人口が多く,人口密度も高かった。戦後の高度経済成長期,仕事を求めて農村から都市に移り住む人が増え,かたよりが強まった。

  • 過密
    • おもに太平洋ベルト(関東から九州北部にかけての太平洋沿岸地域)の大都市,とくに東京・大阪・名古屋の三大都市圏で過密が進んでいる。また,北海道地方の札幌市,東北地方の仙台市,九州地方の福岡市など,地方中枢都市にも人口集中が進んでいる。
    • 過密が進む都市では交通渋滞や地価の上昇が問題となり,大気汚染などの公害も発生した。

      1960~70年代,過密による問題を避けるため,都心の人口が減り,郊外につくられたニュータウンに人が集まるドーナツ化現象が起こったが,1990年代に入ると地価が下がったため,再び都心に近い地域の人口が増えている(都心回帰現象)。

  • 過疎
    • 農村や山間部,離島などで人口が著しく減少すること。若い人は仕事を求めて都市に移住するため,人口減少と高齢化が進んでいる。これらの地域では学校や病院が閉鎖され,交通機関が廃止されるなど,地域社会の維持そのものが困難となっている。

      過疎地域の中には,人口の半分以上を65歳以上の高齢者が占める限界集落も増えてきている。

    • 過疎化対策として,大都市にはない特産物,自然などの観光資源を活かして町おこし・村おこしに取り組む地域が増えてきている。また,都市に移住した人が故郷の農村に戻るUターン現象や,故郷に戻る途中の都市に定住するJターン現象,都市出身者が農村に移住するIターン現象もみられる。

(2)人口の変化

戦後,日本の人口は2度のベビーブーム(戦後すぐの1940年代後半,1970年代前半)もあり人口を増やしていったが,1980年代以降は少子高齢化社会となった。

  • 少子化
    • 仕事と子育ての両立が難しいこと,教育費負担が厳しくなるなどの理由から,子どもを産まない夫婦や,結婚もしない人が増えた。
    • 少子化対策として,働きながら子育てができる法律の整備や保育施設の充実などをおこなっている。
  • 高齢化

    生活水準の向上や医療技術の進歩により,日本の平均寿命の長さは世界最高水準となった。その結果,先進国の中でも高齢化が急速に進んでいる。

  • 少子高齢化の問題点
    • 若い働き手が減り,ものやサービスの生産量も減少。結果として日本経済が停滞する恐れが出てきた。
    • 高齢者の年金などの社会保障に関する負担が増え,少ない働き手がたくさんの高齢者を支えなくてはならなくなった。

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