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地域の調査

1 身近な地域の調査の進め方

(1)調査テーマを決める

  • 調査テーマを決める
    • 地域の写真や地図などを見たり,身近な地域であれば,通学路やその周辺を実際に歩いたりすることで,地域のようすを観察する。
    • 観察結果を整理し,集めた情報から,気がついたことや疑問に思ったことを話し合って記録する。イメージをふくらませるため,気がついたことや疑問点などを記録したカードなどを線でつなげてわかりやすく示す,ウェビングマップなどを使うとよい。
  • 仮説を立てる

    テーマが決まってきたら,その理由や結果どうなるかなど,調査結果を予測して仮説を立てる。こうすることで,具体的に調べることがよりはっきりする。

  • 調査計画を立てる

    具体的な調査方法として,「何を,いつ,どのように」調査する必要があるのかを考え,計画を立てる必要がある。

(2)さまざまな調査方法

  • 現地調査=野外観察〔フィールドワーク〕
    • 調査すべき地域を歩いて観察する。あらかじめ,観察する場所やもの,順序などを地図などに書き込んだルートマップを作成しておくと,効率よく観察ができる。
    • 観察中は,常に地図上で自分の位置を確認し,観察対象を見逃さないようにする。また,観察内容や気になったことを観察用ノート〔フィールドノート〕にメモしたり,画像や映像を撮っておく。
  • 聞き取り調査

    調査することについて,詳しく知っている人たちを訪問して直接話を聞くこと。

    • 聞きたい内容を先にまとめておく。聞き取りの内容に対する答えの予想ができると理解がより深まる。
    • 訪問する相手に必ず事前に連絡し,話を聞く日時の約束をすること。その際,質問の内容や聞きたいことを先に伝えておくとよい。
    • 聞き取りをする際は,あいさつや言葉づかいなどのマナーに十分注意し,聞き取りの内容は必ずメモをとる。時間をとってもらった相手への感謝の気持ちを忘れずに。
    • 「5W1H」を確認しながら聞き取ると,より詳しくまとめることができる。
  • 資料による調査
    • 野外観察や聞き取り調査だけではわからなかったこと,疑問に思ったことを,市役所や図書館,インターネットなどで文献・写真・統計などの資料を使って調べる。
    • 各市町村などは統計年鑑などといった統計資料を出しており,人口や産業についての数値などを調べることができる。これらを活用して数値をグラフや表に加工すると,変化がわかりやすくなる。
    • また,古い地形図と新しい地形図を見比べることによって,地域の変化をわかりやすく知ることができる。

2 調査結果のまとめ

(1)調査結果をまとめる

  • 資料の整理
    • 調査でまとめた資料やメモなどを整理し,関連図をつくるなどしてまとめる。
    • まとめた資料・メモなどから,調査の前に立てた仮説と一致するかどうかを照らし合わせる。
  • 意見の交換
    • 仮説と結果が異なる場合,そうなった原因がどこにあるのかを話し合う必要がある。
    • 資料を分析し,グループ内で発表する。調査内容をグラフや表などで整理するとよりわかりやすくなる。
    • まとめるときは,ただ結果だけを出すのではなく,調査した地域の課題や将来について自分たちで話し合い,考察をするとよい。

(2)レポートの作成

  • レポートに書くべきこと
    • 地域でどのような調査をしたのかという調査テーマ。
    • なぜ調べたいと思ったのかという調査の動機や,調査で何を明らかにしたかったのかという目的。
    • いつ,どこで,どのように,どんなことを調べたのかという調査方法。
    • 調査の結果わかったこと,そこから見える地域の課題,将来。
  • レポートを書くときの注意点
    • レポートは,読みやすいように箇条書きで簡潔にまとめる。
    • 調査内容や統計を表すとき,表やグラフ,地図や写真を用いてまとめる。

      グラフを使う場合,数量の変化や推移を表す場合には折れ線グラフや棒グラフ,数量の割合を表す場合には円グラフや帯グラフを使う。また,グラフや表を作成した場合,どのような資料をもとにしたかという出典を入れること。

3 地形図の使い方

(1)地形図と縮尺

  • 地形図

    土地の起伏,田や畑などの土地の利用状況,建物や施設の位置などを表したものを地形図といい,国土交通省の付属機関である国土地理院が,縮尺に応じて1万分の1,2万5千分の1,5万分の1などの地形図をつくっている。とくに2万5千分の1の地形図は,全国にわたり使われているもっとも基本的な地図。

  • 縮尺

    実際の距離を地図上に縮小した割合。縮尺の分母の数字が小さいと縮尺が大きくなり,細かい部分まで地図で表示できるようになる。

  • 実際の距離

    地図の縮尺の分母×地図上での長さで求められる。

    2万5千分の1の縮尺の地図で,地図上の距離が4センチだった場合,2万5千×4センチで10万センチメートル=1000メートルとなる。単位に注意。

(2)等高線,方位,地図記号

  • 等高線
    • 海面からの高さ(標高)が同じ地点を結んだ線。土地の高さや傾斜がわかる。
    • 地図上で等高線を引く間隔は縮尺によって違い,2万5千分の1地形図だと10メートルごと,5万分の1地形図だと20メートルごとに引かれる。
    • 等高線の間隔が狭いと傾斜が急になり,間隔が広いと傾斜がゆるやかになる。
  • 方位

    東・西・南・北の4方位だけでなく,北東などの8方位,南南東などの16方位で使うこともある。地形図の場合,とくにことわりがなければ上が北を示す。

  • 地図記号

    建物,施設や農地などの土地利用,道路や鉄道などをわかりやすい記号で示したもの。果樹園であればりんご,など,関連があるものを図案化したものが多い。また,2006年には公募により老人ホームや風車の記号が新たにつくられた。

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