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現代の社会

1 高度経済成長(1955年~73年)

(1)工業の発達

  • 重化学工業の発達

    1945年,アジア太平洋戦争が終了。アメリカによる民主化や朝鮮戦争開戦にともなう特需景気(1950年~)を経て経済が復興。1955年の神武景気から73年の第一次石油危機〔オイルショック〕まで,太平洋ベルトに位置する四大工業地帯の重化学工業を中心に,年10%前後の高度経済成長を達成した。

  • 交通の発達
    • 新幹線

      東京オリンピック開催に合わせ開業した,1964年の東海道新幹線が最初。

    • 高速道路

      1965年の名神高速道路が最初(1963年に一部開通)。

  • 経済大国へ

    1968年には西ドイツを抜き,アメリカに次ぐGNP〔国民総生産〕資本主義国世界第2位となった。

(2)生活水準の向上

  • 耐久消費財の普及→大量生産・大量消費社会へ

    1950年代後半には,“三種の神器”とよばれた白黒テレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫,60年代後半には“新三種の神器〔3C〕”とよばれたカー・クーラー・カラーテレビが普及し,生活水準が向上した。

  • 生活の洋風化

    衣食住がアメリカなどの影響で洋風化していった。

(3)社会問題の発生

  • 公害問題

    典型七公害や四大公害病など。

  • 都市問題

    過密化・交通渋滞・ドーナツ化現象・スプロール現象・受験戦争など。

  • 農村問題

    過疎化・限界集落など。

  • 産業構造の高度化

    第一次産業(農林水産業など)人口が減り,第二次産業(工業・建設業など)や第三次産業(商業・サービス業など)人口が増加。

    高度経済成長終了後は第二次産業人口も減少。

2 少子高齢化

(1)少子高齢社会

生まれてくる子どもの数が減り,65歳以上の高齢者の割合が増えている(現在約25%)。2005年以降は総人口がそれまでの増加から減少に切り替わった。

  • 少子化
    • 出生率の低下

      1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の合計特殊出生率が低下している。

      約2.1を下回ると人口は減少する。現在の日本は約1.4。

    • 少子化の背景

      女性の社会進出にともなう晩婚化・未婚化,子育ての経済的負担,核家族化,男女間の意識の変化など。

  • 高齢化

    医療技術の進歩や食生活の充実などにより,日本の平均寿命は世界屈指の長さを誇る(男80歳,女86歳)。1945年の終戦後,47年~49年に第一次ベビーブームが起きたこともあり,現在急速に高齢化が進んでいる。

(2)課題と対策

  • 少子高齢化の課題

    生産年齢(15歳~64歳)人口割合の縮小にともなう労働力の不足,社会保障費用の財源不足,社会の活力不足,介護問題,単独世帯の増加,孤独死を起こす無縁社会など。

  • 国や地方自治体の対策
    • 法の整備

      育児・介護休業法(1995年),少子化社会対策基本法(2003年)など。

    • 子育て環境の整備

      保育所の充実,子ども手当の支給,中等教育の実質無償化など。

    • 社会保障制度の整備

      生活保護などの公的扶助,年金・医療・介護などの社会保険,後期高齢者医療制度,バリアフリーなどのノーマライゼーション(全員が不自由なく暮らせる環境づくり)など。

3 情報化

(1)情報社会

  • 情報通信技術〔ICT〕の発達

    1990年代後半,アメリカ発のIT革命〔情報技術革命〕が発生。パソコンや携帯電話が普及し,通常の電話回線だけでない光ファイバーの利用によりインターネットなどの高速通信網が発達した。

  • 情報社会の到来

    新聞・雑誌・ラジオ・テレビなど一方通行のマスメディアだけでなく,双方向性をもつパーソナルメディアが発達。スマートフォンやタブレット端末など移動しながら使用できるモバイル機器による検索やオンラインショッピング,ツイッターやフェイスブックなどのSNSや電子メールは国境を越え,世界のボーダレス化を進めている。

    電子マネー,クレジットカード,プリペイドカードなども,身近なものとなっている。

(2)情報社会の課題

  • 危険性の自覚

    個人情報の流出,不当請求・ネット詐欺などの悪質商法,ウイルス被害,プライバシー侵害や著作権侵害など情報モラルの欠如,ネットうつなど。

  • 情報格差〔デジタルデバイド〕の発生

    情報通信機器を使う能力差により層が分かれ,得られる情報や待遇に差が出てしまう。

    教育格差や所得格差,世代格差が大きな要因。

  • メディア〔情報〕リテラシーの必要性

    情報化された社会においては,その価値を判断し必要な情報を取捨選択する力が重要。

4 グローバル化

(1)グローバル化(世界の一体化)の進展

  • 政治・経済の結びつき

    第二次世界大戦後,国際連合を中心とする平和体制の下で,輸送手段の発達や貿易の拡大により国家・地域間の交流はさかんになった。さらに1989年の東西冷戦終了後,通信手段の発達にともない,アメリカを中心に,より急速に人・モノ・カネ・情報のグローバル化が進んでいる。

    資本の自由化による多国籍企業の海外進出や外資系企業の日本進出などの国際競争,経済格差による国際分業の進展など。

  • 社会・文化の結びつき

    旅行者・留学者・労働者の増加だけでなく,スポーツ・音楽・映画・アニメなどの文化交流もさかん。

(2)グローバル化の影響と課題

  • 政治・経済への影響

    人類の福祉や地球環境問題に対する国際協力が進展するかたわら,経済格差の拡大や,経済の連動性などの問題も抱える。

    ODA〔政府開発援助〕が推進する青年海外協力隊や,非営利団体であるNGO〔非政府組織〕の活動が期待されている。

  • 多文化共生社会

    たとえば先進国の定義する物質的な「豊かさ」のように,一つの価値観を絶対的なものとして見るのではなく,さまざまな価値観を認める文化相対主義の視点が必要とされている。

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