夢を追うべきでしょうか、それとも安定を目指すべきでしょうか。【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】

オリエンタルラジオ中田敦彦 参考書じゃなくオレに聞け!

受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!

Question
イメージイラスト お笑い芸人になりたいけど自信がありません。夢を追うべきでしょうか、それとも安定を目指すべきでしょうか。 (関西代表・男・高校2年生)

Answer

夢を叶えるには、
人に求められないといけない!

オリエンタルラジオ中田敦彦さん

行きたい道を進むには、自分だけの力じゃダメ

イメージイラスト2
誰かに求められ、勧められるようになれば、その職業が本当にキミに合っているという証拠にもなる。

オレも全く同じ悩みを持っていたよ。でもね、ちょっと宗教っぽいことを言うけど……「生きる道は自分で選ぶことはできない」とオレは思う。努力はもちろんするけど、どこまで行けるかは自分だけでは選べなくて、人に求められなければいけない。

生活していくためにはお金が必要だよね。でも、そのお金を出してくれるのは自分じゃなくて他人なんだ。他人……つまり、「世界」から選ばれないと、自分の行きたい道を行くことはできない。

世界から道が示されることもある。たとえばお笑い芸人になったほうがいい人には、「お前、よしもと行けよ」とか「俺と組まないか?」とか助言する人が絶対に現れる。逆に言うと、現れなかったら諦めたほうがいいのかもしれないね。

才能があれば、誰かが声をかけてくる

オリラジ中田さんインタビュー
「オレの場合、大学時代、相方が『一緒にお笑いに行こう!』と声をかけてくれた」と振り返る中田さん。

オレがこういう考え方を持つようになったきっかけは、アーティストのスガシカオさん。ちょうどキミと同じ悩みを持っていたときに、スガさんの番組を見たんだ。

「僕もスガさんのように脱サラして、ミュージシャンを目指せますか?」という質問に対して、スガさんは「歌を作って周りの人や音楽関係者に聞かせて、『プロになれ』『デモテープ送って』『ライブに出てみて』と言われたらやってみたらどうですか」と答えていたんだよ。

それでオレは「大学4年間で誰からも『お笑いに行け』って言われなかったら就職しよう!」と決めた。オレみたいに「何年」って期限を決めるのはいいと思う。ちょっとでも才能があれば、その間になにか光が見えてくるはずだよ。

まとめ

お笑いに向いているなら、誰かから声がかかる。
期限を決めて自分の向き不向きを判断しよう

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