部活を辞めました。後悔はしてないけど羨ましくなってしまいます。【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】

オリエンタルラジオ中田敦彦 参考書じゃなくオレに聞け!

受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!

Question

部活を最近辞めました。後悔はしてないけど、部活に打ち込んでいる人や部活の仲間でつるんでるグループを見ると羨ましくなってしまいます。どうしたらこの「部活コンプレックス」がなくなりますか?(ジョージ・男・高校2年生)

Answer

部活以外の環境を楽しもう!

部活をやっている人からすれば帰宅部が羨ましく思える

そうか、最近辞めたんだ。辞めた理由はわからないけど、後悔はしていないのだから悪い理由ではなさそうだね。仮に部活を辞めた理由が受験勉強に向けてだとしたら、反対に部活のメンバーはみんな内心焦りを感じているんじゃないかな。「オレ、勉強もできないのにまだ部活をやってる……。なんとなく居心地がいいからやってるだけで、モテもしないのに続けている……」と(笑)。

辞めた側から見たら部活をやっている人が羨ましく思えるし、逆に部活をやっている人からしてみれば帰宅部が羨ましく思えるんだよ。だって、辞める前は部活をやっていない人を見て羨ましく思ったでしょ? 「勉強する時間があっていいな」「キツい練習しなくていいな」って。もちろん、部活で得られるものもあるかもしれない。だけど、それ以外にも楽しいコミュニティも面白いこともたくさんあるんだよ。それは部活を続けていたらわからないことだと思う。だから、これからはその新しい環境が待っているよ。


新しい交友関係も広がるし、部活をやっていたらできないことや知らなかった世界もあるはず。そのうち羨ましさもなくなってくるよ。

辞めたことを後悔していないなら大丈夫

でもね、この感覚ってよくわかるんだよね。オレはね、タバコを20歳から吸い始めたけど30歳で禁煙に挑戦したんだ。そのときに、「はぁ、オレは楽しみを失った……」と思ったんだよ。喫煙所でタバコを吸い続けている仲間を見ては、羨ましかったしひとりぼっちな気分になった。それでまた吸ってしまったんだよ。

ところが喫煙を再開したら今度は、禁煙した人の話を聞く度に不安になるんだ(笑)。「やばい、あの人も止めた……。オレはどうしよう、まだ吸ってるけどどうするんだ……」って焦ったんだよね。

結局禁煙して1カ月半くらい経ったら、急にタバコの臭いがちょっとイヤだなと思えるようになってきた。そのときくらいからタバコのことをあまり考えないようになったし、喫煙所以外のコミュニティを知るようになったわけ。

数カ月は羨ましい気持ちが続くかもしれないけど、部活を辞めたことを後悔していないなら大丈夫! 今まで部活をやっていた分の時間を有意義に過ごすことを考えよう。


「あるときたまたま入った雰囲気の良いカフェが、オール禁煙のお店だったんです。タバコを吸っているときだったら絶対に入りませんでしたよ。喫煙所に行ったらそこにいる人とはしゃべれるけど、タバコを吸わない人達とはしゃべれなくなるし。そういうことにだんだん気づいてくると、あの環境が全てじゃなかったんだと、ようやく気づけるんですよね」と自身について語る中田さん。

まとめ

羨ましく感じるのは今だけ。
後悔していないなら部活コンプレックスもなくなるよ!

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スタサプ編集部

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