どれくらいかかるの?専門学校の平均的な学費とは!【ミニコラム】

専門学校の学費がどれぐらいか知っていますか?専攻分野によってどれほど違うのか気になっている方も多いと思います。今回は専門学校の平均的な学費についてまとめてみました。

専門学校全体の平均的な学費

東京都専修学校各種学校協会が算出したデータによると、平成26年度の都内専門学校の初年度納入金の平均は、121万8000円でした。卒業までにかかる合計費用は、専攻分野によって大きく異なりますが、200万~400万になります。

専攻分野別の平均的な学費

同データによると、人気のある理容・美容の専門学校は2年間で約240万、栄養調理の専門学校は2年間で約242万、服飾・家政の専門学校は2年間で約186万円です。最も高かったのは、はり・きゅう・あんまマッサージ指圧の約446万円ですが、こちらは3年間通うことになる上での学費です。このように医療系は学費が高いように思われていますが、通う年数が他よりも1年長いために価格があがるということであって、特別に価格設定が高額であるというわけではありません。

私立大学・国立大学の学費との比較

大学4年間の総額で見ると、国立大学の学費は約250万円ほどです。私立大学は、文系で400万ほど、理系で550万ほどかかります。私立大学の学費は、2年間で250万前後(3年間の医療系では300~400万程)かかる専門学校とだいたい同程度だと言うことができます。

専門学校の学費は卒業までにかかる額を重視しよう

看護系は初年度こそ80万程で他よりも安く感じられるかもしれません。しかし、3年間通うことになるため、総額240万程になり、結果的には他の専門学校と変わりはありません。専門学校の学費を調べるときには、初年度にかかる費用だけではなく、卒業までにどれくらいかかるか調べるようにしましょう!