授業を一気に面白くする必殺技!その名も『俺だけアクティブラーニング法!』<みんツイ研>

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今日は「授業」。このキーワードに注目し、「学校一の劣等生」の冠を乗り越えた西村が、授業が一気に面白くなる必殺技をご紹介したいと思います!

授業を一気に面白くする必殺技!その名も、『俺だけアクティブラーニング法!』

「学校の授業がつまんないよ。」「なんでそう思うの?」「だって、先生が板書したことをノートに写すだけ。そんな授業を受けたって無駄だよ。」

はじめまして!中央大学法学部2年の西村歩です。こちらは、私が高校時代に毎日感じていた学校への気持ちです。たぶん高校生は同じ気持ちのはず。授業で先生が発する言葉。耳から左に流れていく。気づけば空が青いなぁ。眠くなったなぁ...あれ...まぶたが.....ぐー。

ぼくの高校時代

高校時代の僕は、勉強ができない、どうしようもない学生でした。「平均評定3.0」。「赤点7科目」。「世界史のテストで18点」。恥ずかしいですけど、これらは他でもなくすべて高校時代の自分の成績です。春休み、みんながディズニーランドに行っている間に、ひとり職員室前の廊下で半べそをかきながら、「アイスキュロス」、「ソフォクレス」、「エウリピデス」と、どこで使うか分からない世界史の暗記に取り組んでいました。勉強できない理由も、「学校の授業が面白くないから」と言い訳をついていました。

しかし、そんな僕が授業の受け方のスイッチを変えたら、「つまらなかった授業」が、一気に「超面白く」なってしまいました。その方法、友達にしか教えていなかったんですけど、せっかくなので皆さんに教えたいと思います。

もう一度、言います。その名も・・/必殺!『俺だけアクティブラーニング法!』\

説明しよう!『俺だけアクティブラーニング』とは、みんなが受け身な授業空間の中で、ひとりだけアクティブに授業を聞き、かつ先生の論破を試みる学習法である!

実践するときの心構え

一人だけアクティブなあなたは、先生の発言の一言一句を疑いながら聞いてみるのです。「それは違うんじゃない?」と思ったポイントを、赤ペンでノートの片隅にメモをします。そして授業終了後、「違うんじゃない?」って思ったポイントを、どんな些細なことでも先生に聞いてみることです。先生から、「いや、私の指導内容は間違っていない」と正当化されたら、今度は逆に言い返すにはどうすれば良いか考えてみましょう。

え?議論するポイントがない?『元寇で元を退けたのは天候上の理由があると言っていたが、実は○○じゃないか』『夏目漱石の「こころ」でKが自殺した理由は、実は○○じゃないか』。想像を膨らませば、いっぱい攻めるポイントはあるじゃないですか!大丈夫。最初から議論できる人はいません。まずは得意科目からはじめてみて、先生の言葉を「疑う」プロセスを大切に。

いざ、実際!!

先生に「おいこら!ここがおかしいぞ!」と強気で職員室に乗り込んで聞くのは、先生から見れば、教え方が否定されているようで気持ちが良くありません。その際に、オススメの必殺技があります!

「確かに先生が授業中に仰っていた、○○○という観点は、目からウロコでした。しかし、自分はその点について違うことを発見したんですけど、ご覧いただいても宜しいですか?」

こう言うのだ!!

ポイントとしては、①先生を立てて、先生が仰っていた内容も一理あることを提示します。②しかし、自分は先生とは別観点で考えたということを述べます。この2点!あれれ?そういや授業の内容を覚えてるぞ!

先生自身も、反応も表情も固い、まるで仏像面の生徒を相手に話し続けることは、スベり続けているようで辛い。だからこそ、生徒から意欲的に反応があることは嬉しいはず!よほど先生が忙しくない限り、「どれどれ」と聞いてくれる。もうこうなったら、こちらの思うツボです。いけっ!あとは先生との議論を楽しむのだ!!これぞ『俺だけアクティブラーニング法!』

大学生ライター

Ayumu Nishimura

物書きが趣味の中央大学法学部生。高校時代は勉強が大嫌いだったが、米国への留学と「学び方」の勉強を経て、学校の勉強が大好きに。とうとう大学では、テスト前に「ノートを見せて」という人が続出。その瞬間が一番、周りの女子が優しい。