受験生の勝負所「夏休み」を充実させる大事なコツ【ミニコラム】

受験に成功するかどうかは夏休みにかかっていると言われるくらい、夏休みの過ごし方で力の付き方が全く違ったものとなります。夏休みの受験勉強を成功させ、より高い成果を得るための大事なコツは何でしょうか。夏休みが終わったときに笑顔でいられるように、コツを利用した勉強法を活用しましょう!

「自分にとっての最適時間」を早めに設定する

合格体験者の夏休みの勉強時間には「8時間」「10時間」「15時間」と様々な意見があり、戸惑う人も多いことでしょう。しかし、大事なのは「自分にとっての最適時間」。なぜなら、必要な睡眠時間には個人差があるためです。必要な睡眠をしっかりとり集中力を下げない配慮が必要。まず710時間など幅を持たせて目標設定し、日中の集中力が維持できる勉強時間を夏休み前半につかみ、中盤から後半にかけてそのリズムの範囲で継続していくことがポイントです!

弱点克服で秋以降の自信につなげる

得意科目を伸ばすのはまとまった時間のとれない秋以降でも十分間に合います。しかし、弱点克服をするチャンスのある大事な時期が夏休みです。時間があるため基礎から学び直す心の余裕も持つことができます。時間のない時期では、焦りが出てじっくり取り組むことができません。最初からあれもこれもと複数の問題集に手を出さず、この問題集と決めたら2回、3回と繰り返し解いてみましょう。「繰り返し解いて力をつける」と決めておけば最初に間違いが多くても気持ちがへこむことなく「なぜ間違えたのか」を冷静に分析することができます。前向きに取り組んでみましょう!

気分転換日を設定する

気分転換日をいくつか決めておくとメリハリが出て夏休み最終日までの集中力維持に役立ちます。少し多めに設定しておき「勉強の疲れを感じたら」「天気が良かったら」出かけるなど柔軟に活用すると良いでしょう。図書館やカフェへ行き、少しゆったりした気分で勉強してみることもオススメです。移動時間を暗記に使ってもいいし、ただボーッと歩いてみてもいいですね。疲れが大きいときは感動できる映画で涙を流すのも良い気分転換になります。涙を流すとストレスの原因となる気持ちも一緒に流れでてくれます。

しっかり夏休みを活用するために心には余裕を

夏休みの勉強時間は受験生にとっての宝の時間となります。どのくらいの宝になるかは自分次第。だからこそ、自分に合ったリズムで行い、秋以降の心の余裕を意識して気分転換も大事にするような過ごし方が大切です。笑顔で最終日を迎えられるように取り組んでみてくださいね。