過去問の入手方法と取り組み方!志望校を知るために使うべし!【ミニコラム】

志望大学に行くことが可能な学力を持っているのか、あるいは持つことができるのかを実感できる過去問。過去問で傾向を知り対策に役立てることができますから、大事な勉強ポイントにもなりますね。過去問の入手方法と取り組み方についてご紹介します。

入手は簡単!気になるなら早速Get

大学入試の過去問と言えば「赤本」が有名ですね。大学別やセンター試験用に発行されており、ネット検索で簡単に取り扱い書店を調べられます。インターネット上の書籍通販サイトでも購入可能です。また、古い過去問を入手するために古書店を利用する人もいます。センター試験の過去問は「黒本」、2次試験の過去問に予備校講師による解説がついたものが「青本」と呼ばれます。また、大手塾では過去問をデータベースにして公開しているので活用しましょう。国公立だけでなく私立大学の過去問も古いものを含めて閲覧できます。無料のユーザ登録等で利用可能です。

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直前ではなく志望校が決まったらなるべく早く入手しよう

過去問は「解けるかどうかをチェックする」「すぐ解けるようになることを目指す」ためだけにあるのではありません。まず傾向を知り、自分の弱点をチェックしましょう。初めは過去問を見て対策を分析するだけで十分です。ゴールを設定したら、そこまでの道のりを根気強く進めば良いのです。最初は、このくらいのレベルが解けるように勉強していこうとイメージしておきます。プレッシャーに強いタイプであればいきなり解いてみて刺激を受けるという方法も良いでしょう。分析が難しいという場合は「赤本の使い方」のような分析本も出版されていますので、活用しましょう。

赤本と青本を両方利用する人も。解説の違いを活用しよう

過去問は赤本だけでなく青本、黒本、紫本、白本、緑本といろいろな種類があります。掲載されているのが何年分かという違いや解説の違い、難関大学向け限定などあるので志望校に合わせて選ぶと良いでしょう。また、赤本と青本を両方揃えて過去問を解く人もいます。解説の違いを有効活用できますよ。時間を空けて定期的に解くことで、力のついてきたことを実感したり、弱点克服のための軌道修正をしたりすることもできます。解けないことを恐れず、ある程度の力がついてきたらチャレンジし、繰り返し解くことがオススメです。あくまでも前向きにゴールを目指す気持ちで向き合いましょう!

「難しい」と思うのが当たり前!傾向を知る大事な参考書

過去問の難しさを見るのが怖くて直前まで手をつけないという人もいるようですが、それではもったいないですね。「難しい!」と感じても当たり前という気持ちで「このような問題を解ける学生が欲しいのだな」と大学の傾向や問題の雰囲気を感じ取りましょう。弱点を見つけるリトマス試験紙として前向きに活用してくださいね。