サンデル教授の哲学講座

ハーバード大学で活躍している
サンデル教授の哲学講座
「お金では買えないもの」を紹介します。

サンデル教授の哲学講座
『お金では買えないもの』

現代の私たちの社会では、お金や市場(しじょう)を中心とした考え方が個人の生活をますます支配しつつあります。車や液晶テレビ、トースターといった商品だけでなく、人間関係や家族や社会、市民生活など、人生のさまざまな側面にその影響は及んできています。全6講義を通して、道徳をめぐる重要な問題、お金が果たすべき役割について、周りの人々と一緒に議論してみましょう。誰かと議論し、共に物事を考えることで、私たちが信じる価値観やその理由を発見することができるでしょう。

講師紹介
マイケル・サンデル

マイケル・サンデル / Michael J. Sandel

ハーバード大学 政治哲学教授。
学生たちとの対話形式で行われる政治哲学の講義「ジャスティス(正義)」は、ハーバード大学史上、最多の履修者数を記録した人気講義。講義の名手として人気を博し、日本ではNHKの「ハーバード白熱教室」などで話題に。著書には、ベストセラーの「これからの『正義』の話をしよう」や「それをお金で買いますか」(早川書房刊)など。

講座一覧

※2018年7月時点の情報です。

イントロダクション

全6回の講義を通して、どのようにみなさんを哲学的な問題へと導いていくか、そして議論を深めていくことができるかをお伝えします。

正当な値段とは

最初の講義では、需要と供給、つまり買うことと売ることの道徳性に関わる問題を考えていきます。雪かきシャベルから生命の維持活動に不可欠な水の値段まで複数の事例を交えながら、市場とモラル(道徳)について議論をしてきましょう。

お金を払って行列に割り込む

最近では行列に並ばずともお金で解決できることが増えてきました。新発売の商品や遊園地のアトラクションが身近な例としては当てはまります。講義を通して財の配分における「平等」について考えます。

金銭的インセンティブを使うべきか

市場メカニズムの利用法に注目します。学生の学習意欲をかき立てるためにお金や金銭的価値のあるものを報酬として渡すことをどう考えますか。アメリカで実際に起きた事例をもとに議論を深めていきます。

私の体は私のモノなのか

第4講では、自分の体に関わる、市場(しじょう)とお金について考えてみます。自分の体を売り物にすることについてどう思いますか?そもそも自分の体は自分のモノなのでしょうか?それとも一種の授かり物で、敬意を持って扱わなければならないものでしょうか。

罰金と料金のちがいとは

環境保護にまつわるお金と市場について考えましょう。「罰金を支払うこと」と「(追加)料金を支払うこと」、この違いはどこにあるのでしょうか。誤解されやすいこの違いについて様々な事例を通して自身の考えを整理してみましょう。

お金で買うべきものと買うべきでないもの

お金で買えるものと買えないもの、その違いはどこにあるでしょうか。たとえば友達を買うことはできると思いますか。大学への入学はどうだろうか。大学としての名誉といった目的に関する議論、公平性に関する議論、様々な観点で多くの大学がジレンマを抱えている課題に挑んでみましょう。違いについて様々な事例を通して自身の考えを整理してみましょう。

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