
スタディサプリ英語講師
竹内 健
中学生の
定期テスト勉強法Presented by
英語英語の予習復習・定期テスト対策

スタディサプリ英語講師
竹内 健
効果的な予習・復習の仕方 ~英語編~
(1) 予習<復習
まじめな人ほど「予習」と「復習」の両方をしっかりやろうとします。でも、英語は「復習重視」でやってください。もちろん「予習はダメ」というのではなく、教科書の単語を調べておくなどの準備程度はOKです。まだ習っていない単元を予習でなんとか理解しようとする必要はありません。
⇒ 予習<復習
(2) その場で覚えるつもりで授業を受ける!
授業中はとにかく「理解優先」です。ノートをとることも大事ですが、説明に集中し、理解することを優先してください。理解できたらその場で「覚える」ということも意識してください。「あとで復習すればいいや」はダメです。
その場でポイントをつぶやくのも効果的です。学校の授業中にでかい声でいきなりポイントを言ったりすると、先生やクラスメイトに注意されると思うので、周りに気づかれない程度にボソボソつぶやいてみましょう。これをやるだけで記憶の定着がよくなりますよ。
⇒ 理解してその場で覚えるつもりで授業を受けよう!
(3) 復習は回数がポイント!
理解したことを1度復習しただけですべてできるようになるという人はなかなかいません。1度の復習だけだと、時間がたつと忘れてしまうのが普通です。復習はとにかく回数をこなすのがコツです。
① 1回目…授業直後の休み時間に2分
教科書、ノート、テキストなどその授業でやった内容(ポイント)を1分~2分で目を通してみてください。「これをやった。ポイントはこれで、ここに気をつけないといけなくて…」という感じでさらっと目を通して1回目の復習は完了です。
② 2回目…じっくり復習
その日(おそくても翌日)に、まとまった時間(30分~1時間)をとってじっくり復習してください。少し時間がたって忘れてしまっていたというポイントがあれば重点的にまとめなおしたり、音読したりして覚え直します(ポイントの音読も意外と効果があります)。ポイントをノートにキレイにまとめる必要はありません。ノートまとめは作業になりがちです。もし書くならなぐり書きでもよいので頭に残るように復習しましょう。
③ 3回目…問題演習中心の復習
演習中心で進めます。問題集やワークの問題をやって、知識が定着しているかどうか確認します。知識が抜けている場合はポイントに戻って復習してください。
授業中は集中して、ポイントも覚えているのにテストの点数があがらないという人は、実は演習量が足りていない可能性が高いんです。問題を解く中で、どこに注目すれば解けるのかという視点を身につけることができます。
⇒ 復習のポイントは回数!
定期テストの点数UPにつながる勉強法
(1) 試験範囲表をしっかり確認!
テストの数週間前になると、「テスト範囲表」が配布されたり、授業内に試験範囲が告知されたりします。どこから出題されるのかをしっかり確認してください。
学校で配られているワークや問題集が試験範囲になっているときは、問題がそのまま出題されることが多いので、解けない問題がないように準備をしましょう。
(2) 先生の「テストに出すよ」というサインを見逃さない!
試験直前の授業で、先生が「ここはテストに出す」とさりげなく言うことが多いので、これらのサインを逃さないようにしましょう。直前に「出す」と言っているわけですから、出る可能性はかなり高いと言えます。
(3) 定期テストに向けての普段の勉強法
① 単語・熟語
単語や熟語、文法といった知識項目は繰り返し取り組む必要があります。「テスト前にまとめて覚えよう」と覚えるのを後回しにすると、結局覚えられないままテストを迎えることになるかもしれません。特に、単語や熟語は普段から早めに取り組んでおくのがよいでしょう。
単語などは意味調べなど事前に課題として出されることが多いので、サプリのテキストなどを活用して効率よく課題を進めてください。そのとき一緒に意味を覚えるようにしてください。この時点では英単語自体がかけなくてもOKです。英単語を見て意味が言えるようにしましょう。実際に授業を受けた後の復習で、単語自体を書けるように練習しましょう。
② 文法
ワークや問題集を大いに活用してください。ワークや問題集はテスト前になると課題として出されることが多いのですが、習ったその日、または翌日に問題演習をするのが最も効果的です。1度やっておけば、テスト前に余裕をもってもう1回確認することができるので理解度、定着度ともにアップすること間違いありません。
③ リスニング
普段自分でリスニングを強化するのは難しいという人も多いと思います。そのような人は学校の授業中にいかにリスニング力を鍛えられるかがカギです。
授業中にリスニングの機会があるときは、次のことに注意してください。
・どんな単語が聞こえにくいのか知る
・自分が覚えている発音と実際の発音の違いを確認して記憶を修正する
「この単語はこう聞こえる」という「聞き覚え」を作っていくことがポイントです。
さらに、何回も同じ音声を聞く機会があるときは、シャドーイングが効果的です。シャドーイングとは、聞こえた音声をその場で同じように発音していくトレーニングです。
中にはシャドーイングなどのトレーニングをするのは難しいという人もいるかと思います。そういう場合は、普段から英文の音読を心掛けてください。文法問題などの短文、教科書本文など、理解した英文を最低20回は音読するようにしてください。それだけでもかなりの効果を発揮しますよ。
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暗記は辛いし、やりたくない。でも覚えるべきことは多い。だから出るところに絞って、記憶のフックをなるべく多く用意しました。スタディサプリを上手に利用して下さい。
緻密で丁寧な授業に定評あり!
竹内たけうち 健けん大学進学後、予備校、塾の教壇に立つ。卒業後は大手進学塾にて、毎日教壇に立ちつつ教科責任者として講習や本科講座等のテキストを作成。毎年入試問題を徹底的に分析し、志望校への合格者を多数輩出した実績を持つ。過去開講した英検®の対策講座からは、高得点合格者、満点合格者を多数輩出。現在は都内や埼玉県内の中高一貫校の中学生・高校生の授業も担当している。
【主な著作物】
・『高校入試 世界一わかりやすい中学英単語』(KADOKAWA)共著
・『CD付 世界一わかりやすい 英検準2級に合格する授業』(KADOKAWA)共著
・『CD付 世界一わかりやすい 英検3級に合格する授業』(KADOKAWA)共著
担当授業:
中学1‐3年生英語 基礎、中学1年生英語 応用、教科書対応(ニューホライズン・ニュークラウン・サンシャイン)