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最近話題の「リビング学習」はいいことずくめ?デメリットは!?

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最近話題の「リビング学習」はいいことずくめ?デメリットは!?

東大生の半分近くは子どもの頃、リビングで勉強していた!
これは数年前、とあるテレビ番組がアンケート調査した結果です。もしかしたら、見聞きしたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。

一体、どういうわけなのでしょうか。今回はリビング学習の是非を、保護者の方々のコメントを参考に考えてみたいと思います!

賛成派の意見

【賛成派】勉強中の姿を見守れるので安心できる

「うちのリビングはキッチンとつながっているので、私が料理中している最中も息子が目の届く範囲にいてくれるのは安心です。たまに『今日はこんなことがあったよ』と私のところまで話しかけに来ますが、勉強に飽きた証拠なのでしょうか(笑)」(小5男子の母/40代)

子どもにとっても、お母さんと同じ空間にいればやはり落ち着きますよね。学校や塾でお友達と一緒に勉強するのとは、また違ったリラックス効果が得られるのでしょう。

【賛成派】子どもがいい意味でプレッシャーを感じる

「我が家では、宿題だけは学校から帰ったら真っ先に終わらせるというルールを作りました。息子をリビングに座らせて、私が黙ってじーっと見ていると、息子も黙って宿題をやってくれます」(小4男子の母/30代)

お母さんの視線を意識した子どもは「しっかりやらなきゃ」と程よいプレッシャーを感じるはず!ただし監視の目を光らせるあまり、子どもを恐い視線でにらんでしまわないようご注意ください(笑)。

【賛成派】子どもの得手・不得手をチェックできる

「いつもリビングで淡々と問題集を解いている娘が、日によっては明らかに首をかしげたり、手が止まったりしているんですよ。何日かこっそり監察してみて、娘は数学が苦手なんだと分かりました。今のところ成績にはハッキリあらわれていないものの、割と苦戦しているみたいです…」(中1女子の母/40代)

授業参観でもない限り、子どもが学校や塾で勉強している様子を保護者が見ることはできません。どんな科目が得意で苦手なのかを日頃からさりげなくチェックするには、リビングで勉強してもらうのが一番かもしれませんね。

【賛成派】子どもの質問にその場で答えられる

「宿題でわからないところがあると、娘はすぐに私に声を掛けてきます。小学生レベルでも私がすぐに答えられる問題ばかりではないのですが(笑)、二人であれこれ考えるのは楽しい時間ですね」(小4女子の母/30代)

学校や塾の雰囲気では質問しづらいところもお母さんになら気軽に聞けますよね。親が一番の家庭教師といっても過言ではない!?

【賛成派】家族が子どもに注意してあげられる

「息子は私が家事をしているそばで勉強してくれて、それはとっても嬉しいんですけど、だんだん身体が前のめりになるのが気になります。『猫背はだらしないし、視力も落ちちゃうよ』と指摘しているんですが、なかなか直りません」(小6男子の母/40代)

勉強のことで頭がいっぱいになっていると、子どもは自分の姿勢なんて気にしていられないでしょう。悪いクセがついてしまう前に、親が声をかけて注意してあげるのも優しさというものです。

【賛成派】子どもが誘惑から逃げ出せる

「娘には中学に上がってからは自分の部屋を与えているのに、どうしてわざわざリビングで勉強するのか不思議だったんですよ。理由を尋ねてみると、部屋にはマンガがたくさんあって集中できないんだそうです。自分の部屋とリビングとでスイッチを切り替えていたのかと、感心しました」(中2女子の母/40代)

自ら誘惑を断ち切るとは立派!「早く今日の課題を終わらせちゃって、あとは自分の部屋に帰って遊ぼう」とメリハリをつければ、勉強のモチベーションも上がる!?

【賛成派】子どもが集中力を鍛えられる

「私、連ドラを見るのが趣味で、子どもが近くで勉強しててもテレビつけっぱなしにしちゃうんですよ。『うるさい?消した方がいい?』って聞いたら『大丈夫、聞かないようにしてるから』って答えが返ってきて(笑)。『そっか、大丈夫なのか~』と完全に信用しちゃってます」(小5男子の母/30代)

家族にとっては楽しい娯楽であるテレビも、勉強しているお子さまにとっては雑音になってしまいます。ただ、それを「今の自分には必要ない情報だ」とシャットアウトすることで集中力を鍛えられるのかもしれませんね。実際の受験会場においても、前後左右の人がどれだけうるさいかは分かりませんから、意外と重要なスキルを身に付けられているのでは?

反対派の意見

【反対派】リビングが汚れてしまう

「娘はノートをまとめるのが好きみたいでカラフルなペンを使い分けています。『私も昔そうだったなー』と懐かしむ一方、うっかりはみ出て、ダイニングテーブルにペンの跡がついてしまったりしてるんですよね。あと、消しゴムのかすは床に落ちると掃除が大変ですし」(小4女子の母/30代)

ここにきてデメリットが挙げられました!確かに、リビングは家族全員の生活のベースとなる場所。場合によっては高価な家具も揃っているでしょうし、常に清潔に保っていたくなりますよね。勉強に気を取られたお子さまには、配慮の行き届かない部分もありそうです。

【反対派】家族共有スペースが散らかってしまう

「息子がリビングに参考書を持ち込み、そのまま置きっぱなしにするので困っています。『いちいち部屋に持ち帰って整理するのは時間のムダだし、リビングの方が勉強はかどるんだから仕方ないだろ』と言うんですが、散らかってしまうのはどうも…」(中1男子の母/40代)

リビングのスペースは限られていますし、収納を工夫するしかないのでしょうか。このような事態が起きると、「自分の部屋でも勉強できなくちゃダメだ」という話になってしまいかねません。

【反対派】集中できず効率が悪くなる

「リビング学習がいいと聞いたので、うちの娘にもやらせてみたんですが、性格的に無理だったみたいですね。家族といえど周りに人がいると集中できないみたい。テレビがついているときもあれば、私が掃除機をかけたり洗い物をしたりもしますし、雑音が多いスペースなので」(小5女子の母/40代)

娘さんはその後「リビングだと勉強がはかどらない」と自己申告してきたため、成績が下がっては本末転倒だとリビング学習は中止にしたとのこと。誰でもかれでもリビング学習が効果的とは限らないのでしょうね。

いいことずくめ…ではなかった!?

ここまでポジティブな見方だけでなく、ネガティブな見方もご紹介してきました。リビング学習の推進をきっかけに家具やレイアウトを再考するのも手ですが、「勉強するなら絶対にリビングで!」と意地になるほどではないのかもしれません。

ただ、家族のコミュニケーションを大切にすべきというのは大前提ですし、子どもが気分転換したくなった時に自分の部屋以外の勉強場所を選べて家族もそれを受け入れる、そんな環境を整えられるのが理想的なのかもしれないですよね。

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