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“だめんず”だらけ!?【日本神話がギャグでしかない件】面白エピソード4選!

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“だめんず”だらけ!?【日本神話がギャグでしかない件】面白エピソード4選!

日本最古の歴史書「古事記」と日本最初の国史書「日本書紀」は、どちらも日本の建国神話を記した書物。どのような経緯を経て日本という国ができたのかを知ることができる重要な本なんです。日本人なら一度は読んでみたいと思いますよね!

とは言え、古い本だから難しそうと敬遠してしまっている人もいるのでは?

ただ、実際に読んでみると、個性豊かな神様たちが繰り広げる笑いあり、涙ありの物語でとっても面白いんですよ!

今回は日本神話に登場する有名な神様たちの、ちょっと笑えるエピソードをご紹介したいと思います!

日本神話の破天荒エピソードに抱腹絶倒!?(古事記「天岩戸伝説」)

世界に光を取り戻せ!スサノオが引き起こした岩戸隠れ事件

神々の暮らす高天原(たかまのはら)を統治していた太陽神アマテラス。ある日、海を治めていた弟のスサノオが高天原にやってきました。アマテラスはスサノオが攻めて来たと勘違いして「あんた海はどうしたのよ!」と激おこで問い詰めますが、スサノオは「ママ(イザナミ)に会いに根の国に行くから挨拶に来ただけだってば~」と敵意がないことをアピール。

ですが、挨拶回りの最中、生粋のいたずら好きであるスサノオは調子に乗って宮殿に排泄物を投げ入れたり、田畑を荒らしたりとやりたい放題。は、排泄物とか…やんちゃすぎる…(笑)。

初めこそ実の弟を信じて大目に見ていたアマテラスですが、お手伝いさんがスサノオのいたずらによって死んでしまい(それもう、やんちゃの度を超えてる!!)、ついに堪忍袋の緒が切れます。

怒ったアマテラスは、「なんで私がこんなひどい目に…。もう高天原なんて知らない!隠居してやる!!」と高天原の奥にある天の岩戸に身を隠し、入り口を封鎖してしまうのです!!

アマテラスは太陽神なので、洞窟に閉じこもってしまうと世界は真っ暗。次第に災害や疫病が広まり、困り果てた神々はアマテラスを洞窟から引っ張り出すための策を話し合います。その結果「入り口前で飲み会やれば羨ましがって出てくるっしょ!」との結論に達し、神々は天の岩戸の前で大宴会を始めるんですね、はい。

宴もたけなわの頃、アメノウズメが裸でセクシーダンスを披露して盛り上げると、陽気につられたアマテラスが「もう!最高神の私がいないのになんでそんなに楽しそうなのよ!」とツンデレっぽく顔を出します。そこへアメノウズメが「あなたよりもえらーい神様が来たから喜んでるのよ、ほら」と鏡にアマテラスを映して見せたのです。

鏡に映った神様が自分だとは気づかずに(マヌケ)、「何よ、可愛いじゃないの。もっと顔を見せなさい!」と天の岩戸を出たところ、アメノタヂカラオがアマテラスを確保(マヌケ)。

こうして世界に光が戻り、事の発端となったスサノオは高天原を追放されてメデタシ、メデタシとなるのでした♪

2人の神様が(しょうもない)プライドを賭けた我慢比べ!(播磨国風土記「オオクニヌシとスクナビコナ」)

ある日、オオクニヌシとスクナビコナという2人の神様がどうでもいい内容で喧嘩をしていました。

オオクニヌシの言い分は「粘土を持って長い距離歩くのって大変だよな!」。それに対してスクナビコナは「いやいや、便意を我慢して歩く方が辛いって!まじで!!」と主張します。…ね、ホントにどうでもいいでしょ?

自分を信じで疑わない2人はついに、「じゃあお互いの主張を交換して出雲・播磨間を歩いてみようぜ」と我慢比べを始めます。スタート後、2日に渡りオオクニヌシは排便を我慢し、スクナビコナは粘土を担ぎ続けて戦いはデッドヒート。

しかし、徐々にオオクニヌシのペースが落ち、「スクナビコナさん、ちょっと速いって。景色を楽しみながらもっとゆっくり歩こうではありませんか」と弱音を吐くんですね。ですがスクナビコナは「いやいや。こういうのは同じ速度で歩かないと意味ないって。プーッ、クスクス」と余裕の笑みを見せて歩き続ける、と。

そしてついに播磨へと到着した両者。戦いは同着で終了!…かと思いきや「ごめん。もう無理。出る」と我慢の限界に達したオオクニヌシがその場で…。どうでもいい言い合いから始まった喧嘩は、オオクニヌシの赤っ恥という結末でフィナーレを迎えるのでした。

ね、最初から最後までしょうもない話でしょ?

“面食い&チャラ男系”神様に振り回される女神たち(日本書紀・古事記「天孫降臨」)

黄泉の国と高天原の間にあるという葦原中津国(日本)を治めるべく地上に向かった神・ニニギノミコト。無事地上の高千穂に降り立ったニニギは宮殿を建て「暇だし周りブラブラしてるからヨロ~!」と笠沙の岬に向かいました。

そこで、絶世の美女コノハナサクヤヒメと出会い、恋に落ちるのです♪

彼女は「パパが許してくれたらお嫁に行ってあげるね!」と言うので、ニニギはすぐさま挨拶へ。すると父親は「姉のイワナガヒメも一緒にもらってくれるならいいよー」と軽いノリで快諾。

しかし、そのイワナガヒメ…何ということでしょう…筋骨隆々のたくましいマッチョガールだったのです!面食いのニニギは「マジムリなんでサーセン!!」とイワナガヒメだけを追い返してコノハナサクヤヒメと結婚してしまいます。ひどい仕打ちを受けた娘を哀れんだパパは烈火のごとく激おこプンプン丸で、ニニギに「末代まで木の葉のように儚く散る呪いを受けよ!」と、永遠に生きられない呪いをかけました。

そんなこんながあったものの、無事夫婦になったニニギとコノハナサクヤヒメは初夜を迎えますが、何とその翌日には産気づいてしまいます。「こんなに早く子どもが生まれるわけねぇだろ!誰の子だ!?」とカンカンのニニギですが、コノハナサクヤヒメは「あなたの子どもに決まってるじゃない!」と反論。

ですがニニギは信じません。そこでコノハナサクヤヒメは「そこまで言うなら賭けをしましょう。もしこの子があなたの子どもならどんな危険の中でも生まれるはず。別の神の子どもだったらきっと私は無事では済まないでしょう」と宣言し、戸のない小屋に火を放ってその中で出産にチャレンジ(正気か!?)。

けれど、コノハナサクヤヒメは無事に3人の子どもを産み、自身の潔白を証明したのです。…母、強しっ!!

こうしてニニギとコノハナサクヤヒメは子ども3人と幸せに暮らしましたとさ。…って、何だか終盤の展開がめちゃくちゃ力技でしたが、終わり方はとりあえずハッピーエンドっぽいので一安心ですね♪

神様の世界でもワガママ末っ子が最終的に得をする!?(古事記「海幸彦と山幸彦」)

とあるところに、狩人の弟・ホオリ(山幸彦)と漁師の兄・ホデリ(海幸彦)という兄弟の神様が暮らしていました。

ある時、ホオリは無理を言ってホデリと道具を交換して狩りに出かけたところ、兄の釣り針を失くしてしまいます。ホオリは「素直に謝れば許してくれるかも」と家に戻り兄に告白しますが、「ふざけんなよ!見つかるまで帰ってくんな!!」とブチギレ。家を追い出されたホオリは釣り針探しの旅へ。とはいえ、何の当てもないホオリですので、海辺で泣きべそをかいていました(打たれ弱ッ!)。

するとそこへ、潮を司るシオツチノカミが現れ、「船、用意してやるから海神ワタツミノカミに相談しな!」と頼れるパイセンばりに世話を焼いてくれます。そんなこんなでホオリは船に乗り「俺ってついてるぅ♪」とワタツミの暮らす宮殿へ意気揚々と向かっていきます。が、宮殿についたもののアポなしという失態をおかし、またもやしょんぼり(打たれ弱ッ!)。

その後、ワタツミの娘トヨタマヒメと出会ったホオリは、彼女に気に入られ、父親に紹介されます。するとワタツミは「お前、ニニギんとこのせがれか!うちの娘もらってくれよ!」と結婚を勧めてくるので、ホオリは海神一家に婿入り。狩人からヒモへと華麗なるジョブチェンジを果たし、仲睦まじく暮らすのでした、メデタシ、メデタシ…………とはなりません!!

そう!何か忘れちゃいませんか!?

3年後、ふいに当初の目的を思い出したホオリ。「そういえば俺、兄貴の釣り針探してたんだよね。パパン知らない?」とワタツミに相談したところ、なんと赤鯛の喉に引っかかっていることを知り、無事目的を果たすことができました。

兄の待つ家に帰ろうとするホオリに、ワタツミは「家に帰ったら兄の農地とは逆の条件の土地を耕してごらん。きっと豊作になるよ!そんで兄が攻めてきたら、潮みちの玉で溺れさせた後、潮ひの玉で救ってやると言うこと聞くようになるから!」と助言。帰ったホオリは釣り針を返して兄と和解し、ワタツミの言うとおりに畑を耕します。

すると、ホオリの畑は毎年大豊作になり、逆にホデリの畑は土地を変えても作物が実りませんでした。不思議に思ったホデリは「お前なんかしたな!」と詰め寄ったところ、ホオリは2つのアイテムを使って兄を従え、家臣にしてしまったというわけです。

…という弟の棚ぼたラッキー話ですが、兄の立場に立ったら何だか納得いかないような…(笑)。

神様の世界には“だめんず”が多かった…!

神様と聞くと完璧な存在を想像するかもしれませんが、今回紹介したように実は抜けていたり、感情に身を任せてしまったりと人間味があって実に個性豊か。特にダメ男こと“だめんず”がけっこう多い模様(笑)。思っていたイメージとは違うかもしれませんが、それゆえにけっこう身近に感じることができたのではないでしょうか?

古事記や日本書紀は様々なパターンで現代風に翻訳されているので、興味がある人は書店で探してみるときっとお気に入りの一冊が見つかるはず!ただ、お子さまに買ってあげる際は、教育上良くない表現があったりもするので(笑)、お子さまの成長に合わせて選んでみてくださいね!

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