このままでは人類は滅亡?ホーキング博士が宇宙移住を訴える【映画で学ぶ!世界の今】

様々な社会課題に関連する映画を配給するユナイテッドピープルが映画で学べる世界のトレンドや知っておくべき現実について紹介するコラムです。

第5回 このままでは人類は滅亡?ホーキング博士が宇宙移住を訴える


(c)2011 Cinemaginaire/Big Picture Media

いきなり凄いタイトルですが、人類が滅亡すると本気で考えている宇宙物理学者が存在します。スティーブン・ホーキング博士です。彼は人類が生き残るには宇宙に移住する必要があるとドキュメンタリー映画『サバイビング・プログレス』で語っているのですが、最近の記者会見から、その理由が人類の際限ない地球の環境破壊などではなく、「太陽系にも寿命がある」からだと語っています。そして、生き残るために地球から4.3光年離れているケンタウルス座α星に移り住むための計画をホーキング博士は進めているんです。(※)

※東京新聞2016年4月13日夕刊「「人類生き残りへ他の星を」 太陽系外の生命探索へ ホーキング博士計画

太陽系の寿命を考えてのホーキング博士の計画。壮大なスケールですね。どれぐらい先のことなのでしょう?映画『サバイビング・プログレス』では、そんなホーキング博士などの様々な分野の先駆者たちが、人類がサバイバルするための方法について考えを語る映画です。

宇宙に進出する前にやれることはあるでしょう。出演者の一人で作家のマーガレット・アトウッドは、「自然は無制限のクレジットカードではないんです」と地球を守ることを訴えます。

「世界環境デー」にあなたは何をしますか?

6月5日が何の日が知っていますか?国連は、この日を「世界環境デー」として定めています。(※) 国連が「Home:家」という映像を公開しています。人類にとってのただひとつの「Home:家」を守るために、何ができるでしょうか?

※国連広報センター「6月5日は、世界環境デー

「世界環境デー」にではないのですが、地球環境を守るために行われた代表例の一つが「EARTH HOUR(アースアワー)」です。今年は3月19日に、午後8時30分から9時30分までの1時間、照明を消し、「地球温暖化を止めたい」「地球の環境を守りたい」という意思を示すイベントが、およそ178ヶ国で開催されました。(※) あなたは「世界環境デー」に何をしますか?

※WWFジャパン 「アースアワー2016開催報告

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