航空の安全を支える航空保安職員を養成する日本唯一の教育訓練機関です。
本校は国土交通省が空の安全を地上から支える航空保安職員（航空管制運航情報官・航空管制技術官）を養成するための教育訓練機関。入学者は全員が国家公務員となり、専門的な知識と技術を身につけることが出来ます。
航空保安大学校を卒業した先輩のお仕事
空の安全を守るCoreで働く仕事に、責任とやりがい、誇りを感じて従事しています！
国土交通省 大阪航空局 関西空港事務所勤務
秋月 大樹さん
日本の空の安全を守るCoreとなる職場で働いていることに、責任とやりがい、誇りを感じています。航空管制技術官の仕事は、無線機器などのハード面の保守点検や更新の他、ソフト面では管制システムの構築やアップデートと多岐にわたります。働く場所も管制室や空港内外の機器を設置した施設、システム開発室と様々で、随時行われる職員研修により、より専門的な知識・技術のアップデートも行われています。管制室の窓から空港全体を見渡し、管制官の指示で数多くの航空機が整然と離発着を繰り返すのを見ると、自分の仕事が空の安全を支える重要な仕事であることが一目瞭然で、その責任を全うする覚悟を改めて自覚する毎日です。
航空機が安全に目的地に到着した時は、嬉しくもあり、この仕事にやりがいを感じます。
国土交通省 大阪航空局 関西空港事務所勤務
山上 智瑛さん
現在は航空管制運航情報官の3つの業務のうちの運航援助情報業務に従事しています。運航援助情報業務とは主に飛行計画の受理や、運航監視、捜索救難業務があります。運航者や管制機関からの目的地到着時刻や遅延欠航などの運航に関する情報を受けたり、反対に関係機関へ運航に関する情報収集のため問い合わせをしたりします。情報伝達の中継点として、視野を広く持って正確な情報の収集・提供を心がけています。日本にとどまらず世界中の空港とつながり、航空機の運航が正常に行われているかをモニターしているので、航空機が安全に目的地に到着したことを確認できた時は、嬉しくもあり、この仕事にやりがいを感じます。
航空保安大学校の卒業後の進路データ(2023年3月卒業生実績)
卒業者数： 48名
就職希望者数： 48名
就職者数： 48名
就職率： 100％（就職者数／卒業者数）
航空保安大学校の就職実績（2023年3月卒業生実績）
航空・運輸業界
国土交通省の航空関係官署
※航空保安大学校入学と同時に、国家公務員となり、２年間の本科課程修了（卒業）後は、全国の空港等に所在する国土交通省の航空関係官署へ配属となります。
航空保安大学校の資格取得
空港等で実際に業務に就く際に不可欠な資格の取得のために必要な科目を学びます。
航空情報科では航空無線通信士〈国〉、と航空管制等英語能力証明〈国〉などの航空管制運航情報官として働くうえで必須の資格取得を目指します。航空電子科では航空管制技術官として働くうえで必須の無線従事者〈国〉（第２級陸上無線技術士以上）を目指します。どの資格も通常の授業を真面目に受講していれば、自然にその知識・技術が身につくように配慮されているため、安心して資格取得にチャレンジできる教育体制を整えています。
主な目標資格
【航空情報科】
無線従事者〈国〉（航空無線通信士）
航空管制等英語能力証明〈国〉（国土交通省内の資格）
【航空電子科】
無線従事者〈国〉（第１級陸上無線技術士）
無線従事者〈国〉（第２級陸上無線技術士）
航空保安大学校の就職支援
２年間の本科課程修了（卒業）後は、全国の空港等に所在する国土交通省の航空関係官署へ配属となります。
航空保安大学校入学と同時に、国家公務員となりますので、本科課程修了（卒業）時に就職活動することはありません。卒業後は、全国の空港等に所在する国土交通省の航空関係官署へ配属となり、目指す専門職として活躍する道が拓けています。
航空保安大学校の問合せ先
航空保安大学校に関するお問い合わせはこちらへ
航空保安大学校教務課
〒598-0047 大阪府泉佐野市りんくう往来南3-11
TEL：072-458-3917